雑念と霧が晴れない―蓼科山



- GPS
- 05:10
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 806m
- 下り
- 810m
コースタイム
蓼科山山頂11:40/12:30
すずらん峠園地駐車場(女ノ神茶屋)14:20
天候 | 晴・霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
12年ぶりに2回目の蓼科山へ。
前回は大学のゼミで初めて自然観察をしながら登った時だった。
その時は北側の大河原峠からだったので、今回は南側の女ノ神茶屋から登ってみることにした。
女ノ神茶屋へは茅野駅からバスが出ているようなのだが、路線がよく分からないのと、
本数がやたらと少ないのとで、家の車を借りて行くことにした。
6時くらいに出発するつもりだったのだが、曇っていたのでぐずぐずしていたら、
八王子を出たのが7時くらいになってしまった。
なので中央道はすでに渋滞気味。ちょっと甘かった。
完全に止まりはしないものの、甲府南インターあたりまでは詰まり気味だった。
関東は北東気流の影響で曇天だったので、勝沼へ抜ければ晴れていると思ったのだが、
甲府盆地に入っても曇っていて、韮崎あたりまで走るとようやく雲が取れてきた。
が、それでも八ヶ岳は雲をかぶっていた。
9時過ぎにすずらん峠園地駐車場に到着すると8割方埋まっていた。
ただ思っていたよりも広めの駐車場だった。
女ノ神茶屋登山口付近は陽が射していたが、依然山頂部は雲の中である。
高度を上げて雨が降ってきたら下りてくるつもりで登り始めた。
最初はミズナラ林の中を登って行く。ダケカンバの大木もある。木漏れ日が気持ちいい。
ところどころ平坦部もありリズム感のある登山道だ。
樹林が途切れると間近に八子ヶ峰が見える。南八ッは未だ雲の中である。
山頂部は記憶どおりの岩塊の広場だった。
下りるまで雨にも降られずよかったのだが、山頂にいるときは丁度ガスに囲まれてしまって展望はきかなかった。
今回は天候が徐々に回復傾向にあったようで、下りてきた後、15時過ぎ位から八ヶ岳の峰々が顔を出してきた。
通常山に登っていると、日常の雑念を忘れられるものだが、今回は色々な雑念が頭から離れなかった。
昔登った山だとその時のこととか思い出すからかもしれない。
そういう点では初めての山の方が無心に楽しめるのかもしれないし、
もっとハードな山にすればそういう雑念が湧き上がる隙はないのかもしれない。
帰り原村の中心地あたりから、雲から顔を出した八ヶ岳を眺めた。
来週は赤岳へ登る予定なので楽しみだ。
そのあとに車のタイヤがパンクした。
ロードサービスを呼んで事なきを得たが、そのせいで2時間遅くなったので、
帰りも中央道で例の上野原インター手前の鶴川大橋で渋滞に突入した。
なんだか、電車にすればよかったかなと思った。
あと、パンクしたのは高速に乗る直前だったので、もし八ヶ岳が雲の中のままで車を止めて眺めていなかったら、
高速道路上でパンクしていたかもしれない。
八ヶ岳の峰々に感謝したい。
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