Mt Mitoku（三徳山）

2021年06月26日(土) [日帰り]

• GPS: 02:13
• 距離: 6.2km
• 登り: 676m
• 下り: 680m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:46
• 休憩: 0:17
• 合計: 2:03

距離 6.2km 登り 682m 下り 680m

15:26 三徳山登山口入口
15:40 中電巡回路入口
15:52 15:54 中電巡回路分岐
16:09 16:14 No125鉄塔
16:26 16:27 三徳山
16:37 16:38 No125鉄塔
16:53 中電巡回路分岐
17:05 17:06 中電巡回路入口
17:20 17:27 三徳山登山口入口
17:29 ゴール地点

写真

6/26 15:17

日本百霊峰のひとつ三徳山は投入堂で有名ですが、登頂は参道とは反対の南側からの登山になります。

6/26 15:17

遠くにみえるのが「冠巌」です。あんなところ怖くて登れない・・・と恐怖感が湧いてきますが、行けるところまで行ってみます。

6/26 15:21

谷あいの集落の中を進みます。いい雰囲気のところです。

6/26 15:22

消火栓と水路。こういう昭和な風景は落ち着きます。

6/26 15:23

木造の公民館（？）らしき建物がありました。いまは廃墟になっていますが、いい味がでています。

6/26 15:24

登山道の脇に神社さんがあったので寄り道しています。私は登山と神社仏閣巡りを混ぜてやっているので、あまり知られていない古い神社さんやお寺さんに出会えるとワクワクします。

6/26 15:24

これまた古い神社さんです。神倉（かんのくら）神社さんとお読みするようです。

6/26 15:25

観光が目的ではないので、地域に古くからある神社仏閣との予期せぬ邂逅があるのも登山の魅力になってきました。

6/26 15:27

遠くに「立入禁止」の看板が見えて、登山道が封鎖されているのかと思って近づくと、水道施設のことでした。地域の方が付近にたくさん紫陽花を植えておられてちょうど梅雨の時期で小雨が降っていたのでラッキーでした。

6/26 15:32

登山を覚悟していたものの、しばらく舗装路が続きます。これもボーナスゾーンととらえてどんどん進みます。

6/26 15:35

舗装路にコケが生え始めました。傾斜もあるので若干滑りやすくなっています。軽く見ていると捻挫するパターンなので慎重に行きます。

6/26 15:36

舗装路ボーナスが終了し、山道に入っていきます。

6/26 15:37

先ほどから車の轍がありますが、中国電力の送電線の管理道になっているようです。

6/26 15:42

ここから本格的に山道です。車が2台（写真の外左側にもう1台）とめてあったので、すこし安心感があります。ここまで登山者らしき人影や声すらなにもないので。

6/26 15:42

山道にはいっていくものの管理道らしく整備されています。非常に歩きやすくて迷う心配もありません。

6/26 15:49

水路のハイプから「ゴポォ、ゴポォ」と音がします。闇夜で遠くからこんな音が聞こえたらさぞや恐ろしいだろうと・・・。最近山の怖い話を集めた「山怪」シリーズにはまっているので、いろいろ想像してしまいます。

ただリアルに怖いのはケガと野生動物なので、現実に注力して進みます。

6/26 15:53

途中に巨石。ほかに大きな石がないのでチェックポイント的な雰囲気が出ています。

6/26 15:54

人間なのかクマなのかわからない足跡がありました・・・。ここからしばらく逡巡しましたが、進むことにしています。クマベルを阪神ファンのメガホンように振り回しながら。

6/26 15:59

そろそ「こっちでええんかいな！？」と思う道になってきました。ヤマレコのみんなの足跡を頼りに進みます。幸いスマホの通信も可能なのでさほど恐怖感はありません。

周りも見渡せますので、なにかの動きや音はないかと立ち止まりつつ進みます。ほんとに誰も周りにいません。

6/26 16:00

大きな岩が周りにあって、そこから並木が続きます。自然にできたものでしょうが、なんだか神域への入り口と参道のように感じます。

6/26 16:04

樹林帯をぬけて光が差し込みます。明るいのはいいのですが、低木によって視界が狭くなるので、野生動物への恐怖感は増大します。

6/26 16:12

イノシシでしょうか？穴を掘った跡があります。イノシシってこういう掘り方をしないような・・・。クマでもイノシシでもとにかく会いたくないです。

6/26 16:12

あれに見ゆるは中国電力の鉄塔では！？ここまで姿の見えない野生動物の恐怖にさらされ続けてきた身としては人工物にとてつもない安心感を感じます。

6/26 16:13

ついにゴールまであとすこし！

ですが管理されている道はここまで。このあとは藪の中を進みます。

6/26 16:16

こんなに鋭い形の石はここまでの登山道では見かけなかったような？下山の時には気を付けないと。

6/26 16:26

これが三徳山の三角点。周りは藪で景色も拝めませし、達成感も何もありません。とりあえず時間も時間なので早急に下山します。

6/26 16:36

いままで恐る恐る来た道なのですが、戻るとなると気は軽いです。せっかくなので山並みと鉄塔を記念に撮影しておきます。

6/26 17:10

夕暮れと野生動物が怖いので、慎重に早足で下山して舗装路までたどり着きました。ここまでくれば安心です。

6/26 17:13

長閑な風景が広がります。こちらの畑を管理しているご夫婦に話を聞いてみると「シカやイノシシはたくさんおるけど、クマはおらん」とのことです。

6/26 17:16

紫陽花はきれいですね。いろんな色の紫陽花が集落のいろんなところに植えてあります。きっと集落のみなさんで植えておられるのだと思います。ありがとうございます。

6/26 17:20

登山よりも神倉（かんのくら）の集落散策が楽しいのでふらふら歩いています。

6/26 17:28

無事、スタート地点の駐車場まで戻ってきました。

6/26 17:29

最初に懸念していた冠巌は三徳山山頂への登山には関係ありませんでした。

無事に戻ってこられました。ありがとうございました。

撮影機器：

SOV37 Sony