北八ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 504m
- 下り
- 517m
コースタイム
天候 | 12/30:晴れ、31:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
12月30日 晴れ
君津1850-2005足立0355-0740ピラタス蓼科スキー場1230-1240山頂駅
山頂駅1255(20)1315坪庭1340(30)1410北横岳ヒュッテ1525(10)1535北横岳1545(5)1550北横岳ヒュッテ (計1:05)
3:00起床。パンとコーヒーの朝食(夜食?)をとり、3:55出発。気温は7℃でやはり東京は暖かい。
首都高はガラガラ、中央道はそれなりに混雑しているが、渋滞は無い。談合坂SAには初日の出暴走取締の機動隊が多数待機していた。
例によって甲府昭和で一旦降りて、50%OFFの深夜割引の適用を受けた。諏訪ICで降り、茅野市内のすき家で朝食。
ここ2週間ほど雪は降っていないので、市内の道路に雪は無く、そのまま雪を見ないままにピラタス蓼科スキー場に着いてしまった。チェーンを着けずに来られたのは良いが、山に雪が少ないのは残念だ。7:40着、気温は-1℃と異常に暖かい。
ゲレンデ下部には人工雪以外に雪はなく、コースだけに雪が積もっている。
休憩室の更衣室で着替えをし、レンタルショップでスキーとブーツを借りた。レンタルはネットの割引券で1,000円引きだったが、周りの人もみなネット割引券を持っていた。
スキーはHEADのカービングで160cmと非常に短いが、今時は身長-20cm前後が標準らしい。
午前半日券を買い、9:00始発のロープウェイで山頂駅へ。山頂駅はガスに包まれ、気温は-6℃。
積雪は少ないが、雪質は上々で滑りやすい。久しぶりのスキーを楽しむ。
4kmのコースを3本滑って、10:30にスキー終了。着替えをしてレストランで昼食。
山支度を整え、12:30のロープウェイで山頂へ。天気は晴れ、気温は-3.5℃と高いが、風が強いので体感は寒い。
山頂駅で登山届けを提出し、12:55出発。雪は30〜50cmと少ないのでスノーシューはザックに付けてツボ足で出発したが、坪庭への急登の登りで足が滑り、登りづらかった。
坪庭に登ると風がますます強くなった。
坪庭を横断し、登りにかかる前の風の無いところでアイゼンを装着する。登山道の雪は良く締まっているが、一歩外すと膝から腰まで潜ってしまう。
北横岳への急登はアイゼンが効いて登りやすい。やはりスノーシューは無用だった。
途中で休憩していると、昨年の今日、小屋で一緒になった常連さんが登って来た。やはり今年も今日登って来たのだ。
14:10分北横岳ヒュッテに到着。山頂駅から正味50分だった。
受付をし、2階の「ヤナギラン」という6畳の部屋に入る。先着の客2人の荷物があったが、 姿は見えなかった。今夜は4人だけのようなので、ゆったりだ。
山頂に行く準備をして土間に居た常連さん達の写真を撮ろうとしたら、12月はじめに買ったばか りのNikon D-90がおかしい。エラー表示が出てシャッターが切れず、一切の操作ができない。電源OFFすら出来ないのだ。電池を抜くと元に戻るが、撮影しようとするとまたおかしくなる。電池を抜く処置を数回繰り返しているうちにシャッターが切れるようになった。ようやく手に入れた 憧れのNikonなのに、ショックだ。山頂へは予備に持ってきたPENTAX K100D superも持って出発 する。
北横岳南峰には10分ほどで到着。ものすごい風で飛ばされそうだ。気温は-9℃だが、風速は10m以上なので、体感温度は-20℃以下だ。
天気は晴れではあるが、南八ヶ岳はガスに隠れ、南アルプス、中央アルプス、北アルプスは逆光と霞のため良く見えない。折角の晴れなのに残念だ。
隣りの蓼科山と眼下の坪庭は良く見える。D-90は時々おかしくなるが、なんとか撮影できた。
山頂で10分ほど過ごし、小屋に下った。小屋に入るまえに七ツ池に行ってみた。すっかり氷結して雪が載り真っ白な七ツ池もなかなかの風景だ。
小屋に戻って夕食まで部屋の布団の上でくつろぐ。
同室者は木更津と栄町から来た千葉県の2人の若者だった。2人とも20代だった。
17:30から夕食。同室の2人と、春日部および東京の単独行の2人と一緒に6人で食卓を囲む。
例によってメインは寄せ鍋。特別メニューで馬刺が付いている。その他には野沢菜、ほうれん草のお浸し、キュウリと塩昆布と、盛りだくさんだ。ビールを買って乾杯する。
6人中4人が20代なので、なんなく完食し、うどんも3玉平らげて全員満腹だ。
食堂には全部で16人いたが、土間で自炊している人が3人いるので今夜の泊まり客は全部で19人だ。上さんはじめ3人が昨年の12/30日にも来ていた常連さんだ。
食後外に出てみたが、星は全く出ておらず、風は相変わらず強い。明日の天気が少し不安にな る。
20:00布団に潜り、就寝体勢に入る。
12月31日 晴れ
北横岳ヒュッテ0805(10)0815北横岳0840(5)0845北横岳ヒュッテ0855(40)0935縞枯山荘0935
(35)1010縞枯山1015(15)1030展望台1035(10)1045鞍部1105(55)1200山頂駅 (計2:50)
山頂駅1220-1230ピラタス蓼科スキー場1305-1335すずらんの湯1520-1945君津
5:30起床。夜中に数回目が覚めたが、良く眠れた。室内温度は+5℃。
外は小雪がちらつき、2〜3cm新雪が積もっている。小屋の入口の寒暖計は-15℃。気温は予想通りだが、天気は期待はずれだ。雪が降るのは冬山らしくなって良いのだが・・・・
7:00頃には東の空がオレンジ色に染まり、青空も見えて来た。
7:00から朝食。シャケ、味付け海苔、野菜煮物、茸おろし、茸汁、いつも通りだが、いつものように美味しい。
食後身支度をして北横岳ピストンに出発。出発前には下山する同室の2人を含めて5〜6人で記念撮影をした。
昨夜の雪は2〜3cmなので特に歩きづらい事はない。木々が白くなって冬山気分が出て良い。
山頂には我々二人以外にはだれもいない。風はあまり強くないが、気温-18℃で寒い。カメラを 操作するためにグローブを外すと指先が痺れてくる。
空は晴れているが、周囲の山はガスで見えない。残念だ!
5分ほど離れた北峰まで行き、さらに大岳方向に1〜2分下った所から北横岳ヒュッテと七ツ池が見下ろせる場所があった。ガスの切れ目を狙って小屋の写真を撮った。
小屋に戻り、ひと休みしてから出発。下りもアイゼンが効いて歩きやすい。
もうすぐ坪庭というところで小屋の奥さんが登ってくるのと出会い、さらに坪庭では小屋の初代のおやじさんにも出会った。今日は大晦日で予約は満室なので、家族総出なのだろう。
おやじさんは荷揚げしながら登山道の点検整備をしていた。ありがたや。
坪庭から五辻経由で縞枯山に登る予定だったが、ガスがまだ晴れないので逆コースにして縞枯山荘〜雨池峠から縞枯山に登ることにした。
縞枯山への登りだしでトレースがコースから外れており、しばらくは樹木の密なところを藪漕ぎのようにして苦労した。GPSで確認すると50mくらい外れていた。すぐに見覚えのある正規ルートに戻った。
山頂に着く頃には快晴になっていたが、周囲の山は雲が掛かっていて残念!
展望台でもイマイチだった。展望台では4〜5人の人と出会った。
展望台から下って茶臼山との鞍部で休憩していると6〜7人の人が茶臼から縞枯に縦走して行っ た。
鞍部から五辻に下る途中の開けた所からは南アルプス、中央アルプスが良く見えた。
森林浴展望台からも南ア、中アが良く見えたが、北アルプスは雲の中だった。
12:20のロープウェイで下山。ゴンドラでは小屋で同室だった千葉の2人組も一緒だった。三ツ岳経由で縞枯山に登ったとのこと。この頃にはガスが晴れて南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスがクリアーに見えるようになっていた。あと1時間早く晴れてくれれば良かったのに・・・・
ピラタスの駐車場は満車になっていた。車の上には雪が2〜3cm積もっていた。
着替えをして白樺湖畔の「すずらんの湯」で風呂に入って食事をした。
復路もノーチェーンでOK。中央道も夕方にしては渋滞皆無で、さすがに大晦日である。
19:45には我が家に到着した。
2シーズンぶりにスキーが出来、天気もまずまずで1年の締めくくりとして良い山行が出来た。
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