上高地SnowCamp
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 3:30
- 合計
- 8:40
天候 | 3/8:晴れ、9:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | みどのロッヂで蕎麦→竜島温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
スコップ
行動食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ポール
テント
|
感想
3月8日 晴れ
君津2120-0155沢渡0705-0715坂巻温泉
坂巻温泉0740(25)0805中ノ湯0815(25)0840釜トンネル出口0845(45)0930大正池1015(1:05)1120上高地1315(50)1405明神1415(15)1430明神池1450(1:15)1605上高地 (計5:00)
古川さん、桂さんを拾い2120に君津を出発。週末は晴れの予報だが小雨が降っている。
首都高、中央道ともに渋滞なし。松本IC近くのコンビニで朝食を調達。市内の雪はほとんど無い。0155沢渡駐車場に到着。ここまで道路の雪は無かった。坂巻温泉まで行くが、沢渡駐車場の トイレ前の駐車場で仮眠することにした。ここのほうが広くて明るくてきれいで暖房も効いていて快適だ。気温は-8℃、空には満天の星が輝いている。
0230頃車内で仮眠。
0600起床。気温-8℃、快晴だ。
お湯を沸かして朝食。トイレで冬山装備に着替えをする。タクシーがやって来て中ノ湯までの乗車を誘われたが、お断りする。でもそんな人もいるのだろう。奥の駐車場の方から時々車がやって来てトイレを使っていくが、仮眠をしていたのは我々だけだ。
食料やスノーシュー、テントなど全装備をパッキングしてから0705坂巻温泉に向けて出発。
0715坂巻温泉に到着。道路の雪はまったく無かった。まずはフロントで駐車料金\1,000を支払う。駐車場の車は5~6台ほど。気温は-6℃。
坂巻温泉から中ノ湯までの車道歩きは歩道が無いので少々怖い。中ノ湯付近の道路標示板の気温は-10℃を指している。 釜トンネル入口で最初の休憩をしていると環境省の車が3台入っていった。トンネル内の気温は-10℃。 照明は点いているが、間引きされていてかなり暗く、足元が見えないところもある。全長1,310mのトンネルは結構長く感じるが、25分で通過した。時速3kmだが、トンネル内の傾斜は11% もあるので結構きついのだ。トンネル出口の気温は-12℃。
上高地では今年も工事が行われているらしく、道路は除雪されており、大正池の手前で除雪車とすれ違った。
大正池の手前まで来ると正面に真っ白な穂高連峰が青空をバックに出迎えてくれた。素晴らしい景観だ。冬の上高地は今回で10回目だが、こんなに良い天気なのは初めてだと思う。
大正池ホテルを過ぎたところで車道をそれて大正池の畔で大休止。大正池畔では大勢の人が休憩している。大きなカメラと三脚を持ったカメラマンもたくさんいる。20人以上のスノーシュー ハイクの団体が上高地方面からやって来たが、ずいぶん早い。暗いうちに中ノ湯を出発したのだろう。折角の良い天気なのでもう少しのんびりしていても良い気がするが・・・・
大正池からの穂高と焼岳が素晴らしい。とても贅沢な気分だ。気温は-8℃だが、陽差しがあり無風なので暖かい。
岩ちゃんにTV電話を掛けて、素晴らしい景色の映像を見せてあげた。
大正池から先は雪原を行くので私と古川さんはスノーシューを着けたが、桂さんはツボ足だ。 トレースは良く踏まれているのでツボ足でも大丈夫だが、トレースを少しでも外すと膝まで潜ってしまう。
田代橋を渡って梓川の右岸に渡り、ウエストン碑を経由して1120に河童橋に到着した。大正池から65分だった。
河童橋からの穂高と焼岳も素晴らしい。写真を撮りまくる。
五千尺食堂にある「松本市安曇公式HP」のライブカメラが河童橋と穂高を映しており、冬季も稼働しているので、岩ちゃんに電話して映像を確認してもらった。こんな遊びも楽しい。
小梨平のいつもの場所にテントを設営。小梨平の積雪は1m以上あり、いつもより多い感じだ。
テントの数は5張。人が多いわりにはテントを張る人は少ないが、日帰りではもったいない。
いつもの梓川支流の沢で水汲みをし、お湯を沸かして昼食の準備。お湯が沸く間に河童橋に行き我が家に電話してライブカメラに向かって手を降る。
昼食はカップめんで手早く済ませ、1315に明神に向けて出発。気温はなんと+7℃。春のような 陽気で、暑いくらいだ。
3人ともツボ足だがトレースがしっかりしているので問題ない。途中1人とすれ違ったが、その他は誰にも会わなかった。明神池の穂高神社奥宮でお参りし、一之池、二之池まで足を延ばし た。
帰りは右岸の車道ルートを取り、1605河童橋に戻った。上高地の気温は+2℃で依然暖かい。
テントに戻り、休憩のあと夕食の準備。まずはビールで乾杯。冷えた赤玉スイートワインも美味しい。疲れているので甘いワインがかえって美味しい。
おつまみその①は鮭とば、その②はミニアスパラのソテー、その③はエリンギのソテー。どれも美味しい。先月購入したスノーピークのギガパワーWGは今回が初の本番使用だ。家では何度か試運転したが、氷点下での使用は初めて。低温下でも一発青火点火し、強火からとろ火までの自在な火力調節は素晴らしい。唯一の欠点はホース内にガソリンが残ってしまうことだ。
メインの寄せ鍋は、白菜、椎茸、舞茸、しめじ、春菊、豆腐、かまぼこ、しゃぶしゃぶ餅、豚肉を3回に分けて平らげる。とても美味しく、満腹になった。
食後は三脚とカメラを持って河童橋まで行き、星の撮影をした。気温は -10℃だが、風が無いので寒くはない。
テントに戻ると桂さんは既に爆睡していた。
2000就寝。テント外温度-10℃、テント内は+4℃。
0330トイレに起きたが、外気温は-16℃、テント内は-5℃だった。それでも風が無いので、あまり寒くはない。
3月9日 晴れ
上高地1010(1:10)1120大正池1140(40)1220釜シンネル入口1220(20)1240中ノ湯1245(25)1310坂巻温泉 (計2:35)
坂巻温泉1335-1405みどのロッジ1450-1505竜島温泉1550-2030君津
0600起床。快晴、テント外-19℃、テント内-10℃。最低温度は-20℃以下だったのだろう。
テントの内側はバリバリに凍り付いており、前室に置いていた食材もバリバリに凍っているが 、鍋に入れて煮るだけなので問題ない。
まずはコーヒーを淹れて一服。昨夜の鍋スープに「野菜水煮」と肉を入れ、味噌味にして豚汁をつくりうどんを入れて「豚汁うどん」だ。最後に桂さんが持ってきた玉子2個をとじて豪華な 「豚汁うどん玉子とじ」だ。うどん3玉を2回に分けて完食した。
それから水汲みがてら河童橋まで行って写真を撮った。今日も雲ひとつない快晴で素晴らしい。
夜間冷え込んだせいか木々には霧氷の花が咲いている。
河童橋には既に日帰りのハイカーが着いていた。山スキーやテレマーカーもいる。
テントに戻ってミルクティーを作ってテルモスに詰める。
テントを撤収し、ツボ足で出発。1000近いので河童橋には大勢のハイカーが来ている。
朝方は日陰だった河童橋にも陽が当たっているので、再度写真を撮り、記念撮影をして1010に出発した。田代橋までは車道を避けて景色の良い梓川左岸沿いのルートを行くが、しっかり踏み固められたトレースでツボ足でもOKだ。但し、すれ違う時にトレースを外すと膝まで潜ってしまう。
田代橋で車道に入る。帝国ホテル前から大正池までは除雪されていないが、こちらもしっかりしたトレースがついていてツボ足でOK。
大正池に着く頃には気温は10℃まで上がっており、行動中は暑いくらいだ。大正池では20人位のパーティーが車座で食事をしていた。
大正池から釜トンネルまでの車道の雪は融け始めていてシャーベット状になっている。
釜トンネル出口の中ノ湯ではタクシーが5~6台客待ちしていて、声を掛けられる。
トンネルから25分で坂巻温泉に到着。
昼食は定番の「みどのロッヂ」のそば。冬季限定の「投汁(とうじ)そば」1.5人前とざるそばを2人前注文し、それぞれ3人で食べられるようにしてもらった。いつもながらとても美味しい。
みどのロッヂを出ようとしたら、庭にカモシカがいた。最初は大きな犬かと思ったが、良く見るとカモシカだった。冬季で食料が無いのでこんな人里まで降りて来ているのだろう。
食後はこれも定番の「竜島温泉」で汗を流した。
帰路松本市街からは常念岳や真っ白な後立山連峰が素晴らしい。中央道に乗ると、南アルプスや八ヶ岳のが素晴らしい。天気予報では午後から曇りだったが、夕方まで良い天気だ。
中央道は上野原付近で10kmほど渋滞したが、その他は順調で2015頃には八重原に到着した。
天候に恵まれて素晴らしい山行だった。
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