雌阿寒岳+阿寒富士 温泉コースからぐるっとオンネトーコース
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypc46e7a3d891dad5.jpg)
- GPS
- 08:08
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,138m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
4:50 雌阿寒温泉
5:30 二合目
6:39 六合目(雌阿寒温泉コース)
7:45 雌阿寒岳山頂 8:09
8:40 阿寒富士分岐点(ケルン)
9:24 阿寒富士山頂 9:40
9:58 分岐点(ケルン)
10:07 七合目(オンネトーコース)
11:47 オンネトーキャンプ場
13:00 雌阿寒温泉
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標も良く整備されており、特に危険な箇所はありませんでした 登山ポスト 雌阿寒温泉登山口、オンネトーキャンプ場登山口にあり 雌阿寒温泉 野中温泉 http://www.mountaintrad.co.jp/~nonaka/ |
写真
感想
去年に引き続いての夏の北海道ツアー。
しかし、全国的な天候不順で連日どこかで災害発生のニュースが流れており、天気予報とにらめっこしつつ北海道入りするも、雌阿寒温泉への移動中も降ったり止んだりと今ひとつはっきりしない天気に不安を覚える。
今回のメインイベントは、11日から予定している1泊2日のトムラウシ縦走で、その準備運動として雌阿寒岳登山の計画をした。雌阿寒温泉に一泊し翌早朝から山頂を目指す予定である。夜半から雷雨になったものの明け方には雨は上がり宿の駐車場からは雌阿寒岳が望め、回復傾向の天気であることを祈りつつ出発する。
5時すぎに登山口を通過、一合を15分のスローペースでエゾアカマツの林の中を登っていく。道は、一合目ごとの道標や崩壊箇所の迂回路など良く整備されており歩きやすい。
4合目手前の沢を通過するところでシマリスを見かけ、北海道の山に来たことを実感する。4合目辺りのハイマツ帯を抜けると展望が開け眼下には北の大地…ではなく雲海が広がっていた。頭上は青空で、なんとかこのまま天気が持ってくれることを祈りながら高度を上げていく。八合目付近で早くも下山してきたおじさんと北海道の山について暫し談笑しするうちに同郷の人と分かる。
7時近くになると北海道といえども日差しは強く、九合目手前の岩陰が心地よい。九合目を過ぎるといよいよ迫力の火口が見えてくる。と同時にガスも湧き始め、すぐ向こうの阿寒富士もその頂きが僅かに見えるだけだ。
ほどなく誰もいない山頂に到着し、温泉宿で作ってもらったおにぎりをほおばる。ガスが出てきたものの天気は持ちそうなので阿寒富士へ向けて火口を辿っていく。青沼を眺めると道は下っていき、阿寒富士との鞍部(ケルン)で一息つける。ここから1時間弱で阿寒富士山頂に到着。残念ながらガスにより景色は望めなかった。帰路はオンネトーへ向けて樹林帯を行く。このころから膝の痛みが出始め、3日後に控えたトムラウシ縦走への不安がまたひとつ増えた。
2時間近くかけてオンネトー湖畔まで下り、出発地点の雌阿寒温泉に戻って来たのは13時ちょうどであった。
秘湯というにふさわしい硫黄臭漂う温泉に浸かり山歩きの疲れを癒して宿を後にした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する