社山から黒檜岳〜夏の暑い日の縦走は早朝に限る〜

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 09:03
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,000m
• 下り: 1,000m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:53
• 合計: 9:18

3:04 歌ヶ浜第一駐車場
3:55 3:55 狸窪
4:20 4:21 阿世潟
4:40 4:41 阿世潟峠
5:53 6:12 社山
6:55 6:56 1792m峰
8:21 8:22 黒檜岳・大平山分岐
8:46 9:22 黒檜岳
10:06 10:18 登山者と立ち話
11:16 11:16 黒檜岳登山口
11:23 11:48 昼食休憩
11:53 11:54 仙人庵
12:02 12:18 千手ケ浜桟橋
12:22 千手ヶ浜バス停

天候

快晴（朝方弱い雨）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

立木観音前、歌ヶ浜第1駐車場に駐車

（車の回収）
下山は千手ヶ浜。ここから赤沼車庫まで低公害バスに乗車（500円）。
赤沼からは立木観音入口まで東武バス利用。
立木観音入口バス停から車の止めてある歌ヶ浜第一駐車場までは徒歩15分くらい

コース状況／危険箇所等

【立木観音〜社山】
阿世潟まで遊歩道。阿世潟から社山までは整備された登山道。

【社山〜黒檜岳】
・社山の下りは、コメツガ林の中の急な下降。獣道が入り組んでいるので迷いやすい。赤テープたより。GPSがあればすぐに正規の道に戻ることができる。
・笹の中の道は明瞭だか、いくつもの道が入り組んでいる。基本的に尾根上の明瞭な道を辿る。
・社山から黒檜山に向かって1792メートル峰の先のピークへは、尾根上へたどる道と巻き道とに分かれる。どちらも同程度に踏まれているが、尾根上の道を行くのが正解のようである。巻き道の踏み跡は段々と薄くなり、途中から尾根に向けての急斜面を登ることになる。
・大平山分岐から黒檜岳にかけては樹林帯の中の道で、獣道が入り組んでいる。赤テープと金属板が随所にある（それでも間違ってしまうことが多い）
・この区間は、GPSが実に役立ってくれた。

【黒檜岳〜千手ヶ浜】
・途中から急下降。木の根、石などがすべて滑りやすく油断ができない。途中不明瞭な箇所もあり赤テープ頼り。神経をすり減らす下り。
・下部はガレ場の難所がある。通過するにはお助けロープ頼り。トラバース道も細いところがあり、下り終えるまで油断できない。
・黒檜岳登山口から千手ヶ浜まではのんびりとした湖畔散歩。先ほどまでの緊張感がいえる。

その他周辺情報

「日光修験三峯五禅頂」について
https://www.zuisousha.co.jp/book6/978-4-88748-201-2.html

写真

7/17 4:12

おはようございます。
涼しいうちに登山を終了させようと、夜明け前から行動します。

中禅寺湖の朝霧神秘的

7/17 4:18

阿世潟分岐
まだ暗い。熊さんが怖いです。

7/17 4:39

阿世潟峠に到着
雨が降っています。

7/17 4:46

霧が晴れてきました
社山高いです

7/17 4:49

富士山まで見えます

7/17 4:50

すがすがしい空気の中を登っていきます

7/17 4:53

お〜綺麗だ（半月山）

7/17 5:06

男体山、雲海の下は中禅寺湖
早朝じゃなくては、こんな景色は見られない。

7/17 5:10

富士山アップ
右は雲取山

7/17 5:11

太郎山から日光白根にかけての稜線

7/17 5:35

筑波と加波山が島のように見える

7/17 5:35

半月山の右に加波山と筑波山が遠くにかすみます。
手前は前日光の山々

7/17 5:37

最後の登り

7/17 5:53

社山に到着

7/17 6:02

社山からの展望
皇海山、鋸山、庚申山、袈裟丸山（右から）
（左奥は金峰山あたり）

7/17 6:04

遠く富士山と奥秩父の山々

7/17 6:14

これから向かう黒檜岳・・・
遠いな、頑張るぞー。

7/17 6:40

中禅寺湖と男体山、太郎山

7/17 6:40

日光白根山

7/17 6:41

錫ヶ岳
今度、登りに行きたい

7/17 6:55

綺麗な笹原が続いています

7/17 7:05

明瞭なトレイル

7/17 7:35

いつも眼下に中禅寺湖

7/17 7:45

まもなく岳樺？林に入ります

7/17 8:46

黒檜岳頂上
熊が現れるのではないかと思い、何度も笛を吹く

7/17 9:56

下りは、樹林帯の急な下りです。

7/17 10:15

熊がひっかいた後・・・
怖っ！

7/17 11:26

中禅寺湖畔に下りてお弁当タイムです。

7/17 12:04

なんとも良い風景

7/17 13:19

赤沼でバスを待ち合わせている間、付近を散歩しました。

7/17 14:04

湖の対岸に見える今日歩いた社山〜黒檜岳の稜線

7/17 15:11

日光市内で湯葉御膳を食べて、次の目的地、霧降高原丸山に向かいます

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

備考

【今回 留意したこと（装備）】
・水（スポーツドリンク等）：3.5L
・野獣対策は熊鈴、 時々ホイッスルを吹くほかスマホから常に音楽を流していた（人気が全くないため）。
・日焼け止め

感想

Swan_song

関東百山に数えられる日光の黒檜岳。
今回は社山からの縦走コースを考える。

房総の自宅を車で前日の21時に出発。
1時過ぎに登山開始地点の立木観音前の歌ヶ浜第一駐車場に到着。
釣り客が多いのか、割合多くの車が駐車していた。

季節は夏。
木陰の少ないこのコースは、早朝に通過するのが得策であろうと、早朝3時に出発することにする。

出だしから躓いた。
分岐点がわからず、半月山への自動車道を500メートル強進みすぎた。
暗いうちに出発すると、やはりアクシデントはつきものである。

夜明け前は、朝霧が広がり、阿世潟峠に近づくと雨が降っていた。

夜が明けると、朝霧は消えていき、朝日を映えた山々が見えてきた。
社山に登高途中、景色に目を奪われ、何度も楽しい停止を余儀なくされた。

社山から黒檜岳にかけては、美しい笹原の中の縦走。
予想通り、全くの貸し切り状態。
熊さんとお会いするのが一番怖いので、鈴を鳴らしながら、ミュージックを大音量で流した。
登山道には、出したての熊のOんこも転がっていた。
楽しくも緊張する縦走。
笹の尾根道は、日陰が全くなく、早朝の涼しいうちに通過して正解であった。

黒檜山は暗い樹林帯の中にあった。
関東百山中96座目。
こちらのリストもゴールに近づいてきた。

黒檜山の下りはかなりの悪路であった。
木の根、石・・・すべて滑りやすく、2回転倒してしまった。
明瞭ではあるが、所々わかりにくい部分もあり、
トラバースで極端に細い部分、ガレている箇所など緊張を強いられる部分が随所にあった。

この下りの途中で、3人の単独行者とスライドした。
そのうち、栃木百名山を目指しているという1人からは、「日光修験三峯五禅頂」について教えていただき、興味を持った。
結局、10分以上も立ち話をしてしまった。

中禅寺湖畔に下りたち、景色があまりに綺麗なので、お弁当を食べた。

千手浜より低公害バスにに乗り、赤沼で東武日光駅行きのバスに乗り換えた。
立木観音入口でバスを降り、今朝車を止めた駐車場に戻った。

まだたっぷり時間が残っていたので、新関東百名山の一峰である霧降高原丸山に登るために車を走らせた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3349272.html

コメント

kibako

いい風吹いてますねー
こんばんは　はっくしょーんはん

箱庭みたいな18番となんとも長閑な29番。
どこかの写真コンテストに応募されてはいかがでしょぅか。

Swan_song

こんばんや

おねーさまに写真を褒められると嬉しいです。
感性（霊感）で何か感じるものがあるのでしょうか？

スマホで撮った写真ですけど、そんな写真でも受け付けてくれるコンテストがあったら応募してみようかな？