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Yamareco

記録ID: 3349579
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

妙高山 燕温泉からピストン

2021年07月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:13
距離
12.4km
登り
1,620m
下り
1,617m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
2:08
合計
7:09
距離 12.4km 登り 1,622m 下り 1,622m
6:50
6:51
7
6:58
7:06
14
7:20
7:22
55
8:17
15
8:32
8:45
23
9:41
10:04
1
10:05
10:06
4
10:10
11:01
2
11:03
2
11:05
11:11
12
11:23
11:29
17
11:46
16
12:02
37
12:39
12:44
9
12:53
12:56
4
13:00
13:01
14
13:26
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
燕温泉 登山者駐車場に駐車
その他周辺情報 燕温泉の旅館 源泉の湯 花文で日帰り入浴 男湯¥500 女湯¥600
さぁ。ここから登ります。
2021年07月17日 06:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 6:10
さぁ。ここから登ります。
歩き始めからコンクリート舗装の道が続く。沢側に辿ると惣滝展望台に一度出ることができた。
2021年07月17日 06:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 6:14
歩き始めからコンクリート舗装の道が続く。沢側に辿ると惣滝展望台に一度出ることができた。
いやぁ、今日はいい天気。目指す頂はあちら。
2021年07月17日 06:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 6:15
いやぁ、今日はいい天気。目指す頂はあちら。
途中赤倉温泉の源湯の小屋がある。ここまではコンクリート道。
2021年07月17日 06:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 6:50
途中赤倉温泉の源湯の小屋がある。ここまではコンクリート道。
登山道沿いに光明滝の直下に行ける脇道がある。
硫黄臭のするいかにも火山からの滝。偏光フィルターが効き過ぎて空がすごい色に。
2021年07月17日 06:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 6:53
登山道沿いに光明滝の直下に行ける脇道がある。
硫黄臭のするいかにも火山からの滝。偏光フィルターが効き過ぎて空がすごい色に。
朝方は順光と温泉成分もあってすごい色彩。
2021年07月17日 06:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 6:54
朝方は順光と温泉成分もあってすごい色彩。
まぁ、少し進んでiPhoneで撮るとこんな感じですが。
2021年07月17日 06:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 6:57
まぁ、少し進んでiPhoneで撮るとこんな感じですが。
登山道は滝の落ち口のすぐ横を通る。
2021年07月17日 06:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 6:57
登山道は滝の落ち口のすぐ横を通る。
硫黄を含んだ水が流れる。
2021年07月17日 06:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 6:58
硫黄を含んだ水が流れる。
太子堂を過ぎると途中途中でひらけた場所が出てくる。
2021年07月17日 08:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 8:32
太子堂を過ぎると途中途中でひらけた場所が出てくる。
下界は暑そうだな。
2021年07月17日 08:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 8:33
下界は暑そうだな。
野尻湖が右に見えてる。正面手前は斑尾山。その奥に見えるのは高社山かな。
2021年07月17日 08:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 8:37
野尻湖が右に見えてる。正面手前は斑尾山。その奥に見えるのは高社山かな。
うん、野尻湖の琵琶島が見えてる。
2021年07月17日 08:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 8:38
うん、野尻湖の琵琶島が見えてる。
おお、富士山も見てるよ。
2021年07月17日 08:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 8:58
おお、富士山も見てるよ。
もう少し上がるとさらにひらけてきて、展望が開ける。南側富士山を中心に。
2021年07月17日 09:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 9:11
もう少し上がるとさらにひらけてきて、展望が開ける。南側富士山を中心に。
よく見えますな。
2021年07月17日 09:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 9:11
よく見えますな。
富士山の手前に右側には八ヶ岳
2021年07月17日 09:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 9:11
富士山の手前に右側には八ヶ岳
鎖場にたどりつきました。天気が良いので高度感はあるもののさほど恐怖心は感じず。
2021年07月17日 09:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 9:16
鎖場にたどりつきました。天気が良いので高度感はあるもののさほど恐怖心は感じず。
南峰登頂
2021年07月17日 09:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/17 9:43
南峰登頂
北アルプスがくっきり。
2021年07月17日 09:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/17 9:43
北アルプスがくっきり。
すぐ手前に見える焼山と火打山
2021年07月17日 09:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 9:44
すぐ手前に見える焼山と火打山
白馬岳から北側を
2021年07月17日 09:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 9:45
白馬岳から北側を
北アルプス全景
2021年07月17日 09:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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北アルプス全景
東側は手前に妙高市の平野が広がる。
2021年07月17日 09:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 9:47
東側は手前に妙高市の平野が広がる。
野尻湖も全部見えるように。
2021年07月17日 09:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 9:47
野尻湖も全部見えるように。
手の届きそうなところに高妻山、そのはるか奥に北アルプス南部の山々が。槍ヶ岳わかりますね。
2021年07月17日 09:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 9:48
手の届きそうなところに高妻山、そのはるか奥に北アルプス南部の山々が。槍ヶ岳わかりますね。
そして富士山。八ヶ岳。
2021年07月17日 09:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 9:49
そして富士山。八ヶ岳。
北峰は南峰からすぐ。
2021年07月17日 10:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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北峰は南峰からすぐ。
ここからはレンズを変えて望遠遊び。
斑尾山、高社山。
2021年07月17日 10:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 10:40
ここからはレンズを変えて望遠遊び。
斑尾山、高社山。
白馬岳。左寄りに大雪渓が正面から見える。
2021年07月17日 10:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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7/17 10:42
白馬岳。左寄りに大雪渓が正面から見える。
槍ヶ岳、穂高岳連峰も雲が取れて見えてきた。
2021年07月17日 10:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 10:42
槍ヶ岳、穂高岳連峰も雲が取れて見えてきた。
周囲の人から教えてもらった中央の赤い山が赤牛岳。
2021年07月17日 10:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 10:42
周囲の人から教えてもらった中央の赤い山が赤牛岳。
中央に剱岳が見えてる。手前は唐松岳(雲に隠れている)
左の雪渓が唐松雪沢、右側が不帰沢の雪渓
2021年07月17日 10:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 10:43
中央に剱岳が見えてる。手前は唐松岳(雲に隠れている)
左の雪渓が唐松雪沢、右側が不帰沢の雪渓
すぐ手が届きそうな焼山山頂。
2021年07月17日 10:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 10:43
すぐ手が届きそうな焼山山頂。
すぐ手が届きそうな火打山
2021年07月17日 10:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
7/17 10:43
すぐ手が届きそうな火打山

装備

個人装備
食料 地図 コンパス 保険証 飲料水(2L) スポーツドリンク(1L) ティッシュ 三角巾 バンドエイド 医薬品 タオル 携帯電話 雨具 時計 非常食 熊鈴 ヘッドランプ ロールペーパー ザック タイツ Tシャツ替え 長袖ジャケット ズボン グローブ ハット カメラ コンロ コッヘル ナイフ

感想

 当初、週末に雨飾山を登ることも考えていたが、梅雨明けから好天が続いて暑そうだったので登山口までの距離はあるものの、標高の高い妙高山に変更。燕温泉からの日帰りピストン。
 歩き始めは階段とコンクリ道。登り始めほどなく露天風呂黄金の湯があり、朝風呂のの宿泊者とすれ違う。分岐がありどちらか迷ったが、谷側に進むと惣滝の展望台に出られた。妙高山は二重火山で外輪山から流れる滝が谷をまたいで望める。滝見台から登山道のコンクリ道はすぐ見える範囲で合流できる。
 この後、林道に一旦出てから妙高山登山道の立て札から脇道に入り、北地獄谷沿いをトラバース気味に延々つけられたとコンクリ道を歩いてちょっとづつ高度をあげる。片側は切れ落ちている箇所もあって黒部峡谷歩いたらこんな感じのかもとか妄想する。(こちらはコンクリ道で安全だけど。)コンクリ道は赤倉温泉の源泉小屋までで、そこから先は本格的な登山道。
 渓谷奥は称明滝、光明滝が落ちているが、このうち、光明滝は登山道の横道を歩くと間近に見ることができる。温泉成分も含まれる水が落ちる光明滝は周囲が黄色くなっており、空の青、新緑の緑と合わせて派手な画が撮れた。(ほんとはルートミスっただけだが、順光の光明滝は見る価値がある。)
 滝を横目に急斜面を登ると滝の落ち口から沢沿いの樹林帯の中に道が続く。
 やがて、沢から離れると急坂の胸突き八丁が始まり所々粘土もある暗い樹林帯の中の急登となる。湿った岩は苔むしたものもありスリップに注意した。
 胸突き八丁が終わるとやや周囲が明るくなり、樹林帯から開ける感じがしてくる。斜度が緩くなり、木道横に池を横目に進むと広くひらけた太子堂に到着。ここからは尾根筋の斜面となり、所々で木々の間から遠くまで見渡せる箇所が出てくる。この日は遠く富士山まで見渡せるところもあり、上りの休憩で給水しながら景色を楽しめた。
 徐々に斜度が上がり、ロープが出てくる。最大の難所である岩場の長い鎖場は上りでは直登した後、修験者の山だったことを想起させる古い鎖のトラバースもありこの日のような晴天で乾いた時であれば楽しめて登れたが、濡れているときは通りたくない。その後も急登をこなすとやがて樹林帯を抜けて岩登りとなる。
 南峰は岩登りを15分ほどこなしたところでお堂が祀ってある。ひらけた展望は遠く北アルプス後立山連峰からアルプス南部、八ヶ岳、富士山までバッチリ見える。火打山や焼山、高妻山あたりは手が届くんじゃないかと思えるほどだった。野尻湖や遠く日本海まで望めて重たい一眼を背負って登った甲斐があった
 すぐ見える箇所に北峰もあったので岩場の間を通り抜けて北峰で改めておにぎりをぱくついた。カップラーメンも持参したが、2500m標高でも遮るもののない山頂は風は心地よいものの、まともに日にさらされると暑く、熱いものを食べる気にはならなかった。下界は酷暑だっただろう。
頂上は団体のガイドツアーの人も多く盛況だった。ツアーガイドの方に気さくに話しかけていただき、景色を見ながら北アルプスの山座同定をしてもらえてとてもありがたかった。(この後、火打山に向かうとのことだった。)
上りの岩場では足つりもあったため、漢方薬芍薬甘草湯を服用して下山にかかる。
 標高が低くなるにつれて暑さがこたえたが、コンクリート道まで下ると足元にさほど気を使わず重力に従って足を動かせ、谷筋を吹く風が気持ちよかった。
 とはいえ最後の林道歩きでは遮るもののない日に照らされると辛く。登山口についた瞬間に朝は開いていなかった燕温泉一番奥の土産屋さんでパピコを買って体温を下げた。(こちらでは登山バッチ等も扱っていた。)
 駐車場まで燕温泉を歩いて行くと途中で日帰り入浴可能な宿が営業していたので車で靴を履き替えた後にお邪魔させてもらい入浴。ノスタルジー溢れる年季の入った浴場で、久しぶりの山行直後の温泉は気持ちが良かった。登山口にある温泉街ってステキだ。
 晴天のおかげも大きいが、谷沿いに延々続く高度感のあるコンクリ道、色彩豊かな滝に急坂、鎖場、岩場といったバラエティに富んだルートに加え、下山後のこじんまりとした燕温泉での入浴と、とても充実した山行だった。

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