妙高山 燕温泉からピストン
- GPS
- 07:13
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 燕温泉の旅館 源泉の湯 花文で日帰り入浴 男湯¥500 女湯¥600 |
写真
装備
個人装備 |
食料
地図
コンパス
保険証
飲料水(2L)
スポーツドリンク(1L)
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
医薬品
タオル
携帯電話
雨具
時計
非常食
熊鈴
ヘッドランプ
ロールペーパー
ザック
タイツ
Tシャツ替え
長袖ジャケット
車
ズボン
グローブ
ハット
靴
カメラ
コンロ
コッヘル
ナイフ
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感想
当初、週末に雨飾山を登ることも考えていたが、梅雨明けから好天が続いて暑そうだったので登山口までの距離はあるものの、標高の高い妙高山に変更。燕温泉からの日帰りピストン。
歩き始めは階段とコンクリ道。登り始めほどなく露天風呂黄金の湯があり、朝風呂のの宿泊者とすれ違う。分岐がありどちらか迷ったが、谷側に進むと惣滝の展望台に出られた。妙高山は二重火山で外輪山から流れる滝が谷をまたいで望める。滝見台から登山道のコンクリ道はすぐ見える範囲で合流できる。
この後、林道に一旦出てから妙高山登山道の立て札から脇道に入り、北地獄谷沿いをトラバース気味に延々つけられたとコンクリ道を歩いてちょっとづつ高度をあげる。片側は切れ落ちている箇所もあって黒部峡谷歩いたらこんな感じのかもとか妄想する。(こちらはコンクリ道で安全だけど。)コンクリ道は赤倉温泉の源泉小屋までで、そこから先は本格的な登山道。
渓谷奥は称明滝、光明滝が落ちているが、このうち、光明滝は登山道の横道を歩くと間近に見ることができる。温泉成分も含まれる水が落ちる光明滝は周囲が黄色くなっており、空の青、新緑の緑と合わせて派手な画が撮れた。(ほんとはルートミスっただけだが、順光の光明滝は見る価値がある。)
滝を横目に急斜面を登ると滝の落ち口から沢沿いの樹林帯の中に道が続く。
やがて、沢から離れると急坂の胸突き八丁が始まり所々粘土もある暗い樹林帯の中の急登となる。湿った岩は苔むしたものもありスリップに注意した。
胸突き八丁が終わるとやや周囲が明るくなり、樹林帯から開ける感じがしてくる。斜度が緩くなり、木道横に池を横目に進むと広くひらけた太子堂に到着。ここからは尾根筋の斜面となり、所々で木々の間から遠くまで見渡せる箇所が出てくる。この日は遠く富士山まで見渡せるところもあり、上りの休憩で給水しながら景色を楽しめた。
徐々に斜度が上がり、ロープが出てくる。最大の難所である岩場の長い鎖場は上りでは直登した後、修験者の山だったことを想起させる古い鎖のトラバースもありこの日のような晴天で乾いた時であれば楽しめて登れたが、濡れているときは通りたくない。その後も急登をこなすとやがて樹林帯を抜けて岩登りとなる。
南峰は岩登りを15分ほどこなしたところでお堂が祀ってある。ひらけた展望は遠く北アルプス後立山連峰からアルプス南部、八ヶ岳、富士山までバッチリ見える。火打山や焼山、高妻山あたりは手が届くんじゃないかと思えるほどだった。野尻湖や遠く日本海まで望めて重たい一眼を背負って登った甲斐があった
すぐ見える箇所に北峰もあったので岩場の間を通り抜けて北峰で改めておにぎりをぱくついた。カップラーメンも持参したが、2500m標高でも遮るもののない山頂は風は心地よいものの、まともに日にさらされると暑く、熱いものを食べる気にはならなかった。下界は酷暑だっただろう。
頂上は団体のガイドツアーの人も多く盛況だった。ツアーガイドの方に気さくに話しかけていただき、景色を見ながら北アルプスの山座同定をしてもらえてとてもありがたかった。(この後、火打山に向かうとのことだった。)
上りの岩場では足つりもあったため、漢方薬芍薬甘草湯を服用して下山にかかる。
標高が低くなるにつれて暑さがこたえたが、コンクリート道まで下ると足元にさほど気を使わず重力に従って足を動かせ、谷筋を吹く風が気持ちよかった。
とはいえ最後の林道歩きでは遮るもののない日に照らされると辛く。登山口についた瞬間に朝は開いていなかった燕温泉一番奥の土産屋さんでパピコを買って体温を下げた。(こちらでは登山バッチ等も扱っていた。)
駐車場まで燕温泉を歩いて行くと途中で日帰り入浴可能な宿が営業していたので車で靴を履き替えた後にお邪魔させてもらい入浴。ノスタルジー溢れる年季の入った浴場で、久しぶりの山行直後の温泉は気持ちが良かった。登山口にある温泉街ってステキだ。
晴天のおかげも大きいが、谷沿いに延々続く高度感のあるコンクリ道、色彩豊かな滝に急坂、鎖場、岩場といったバラエティに富んだルートに加え、下山後のこじんまりとした燕温泉での入浴と、とても充実した山行だった。
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