三頭山

2021年07月18日(日) [日帰り]

• GPS: 03:43
• 距離: 6.6km
• 登り: 582m
• 下り: 571m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:43

距離 6.6km 登り 582m 下り 583m

8:10 檜原都民の森駐車場
8:18 8:19 森林館
8:36 8:38 三頭大滝
9:42 9:43 ムシカリ峠
9:56 10:12 三頭山西峰
10:15 御堂峠
10:18 三頭山
10:23 三頭山東峰展望台
10:55 11:02 野鳥観察小屋
11:32 三頭大滝
11:46 11:47 森林館
11:53 檜原都民の森駐車場
11:53 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

都民の森駐車場を利用しました。

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト：駐車場からの登り口にあります。
■コース状況
　・登り（ブナの路）：危険個所はありません。
　・下り（野鳥観察小屋方面）：滑り易そうな土の下りが所々ありますので、注意して下さい。

その他周辺情報

下山後、数馬の湯（￥880）で汗を流してから帰宅しました。
　http://kazumanoyu.net/
余りに暑いので、かき氷（￥180）を頂きました。

写真

7/18 8:10

今日も快晴♪
都民の森駐車場からスタートです。

7/18 8:12

密を避け、ミニ森林館を右から行こうと思いましたが、山野草のありそうな左の階段を行きます。

7/18 8:14

幹回り6.7mで、都民の森の巨樹第1位トチノキ！
だそうです。

7/18 11:48

確かに太い！

7/18 8:16

フタリシズカはもう実が付いていました。

7/18 8:16

ギンバイソウ
以下、四季の山野草より（★は私のつぶやき）。
ぎんばいそう（銀梅草） ユキノシタ科
　★えー、ユキノシタ科？
花びらのように見えるのはガク片で、裏側は淡いピンク色。花だけを見ると オオウメガサソウ に良く似る。
ヤマアジサイ の花の散った後、と思っていたら、梅の花に似るというギンバイソウだった。しかし、見間違えるのも道理で、れっきとしたアジサイの仲間。先が2つに裂ける変わった葉をしている。
　★アジサイの仲間？アジサイはアジサイ科。うーん。
ギンバイソウのつぼみ。ところで、金色の意味の キンバイソウ はキンポウゲ科の高山植物。名前が良く似る ギンパイソウ は梅ではなく盃の意味。
　★銀があれば金もある。キンバイソウは黄色。

7/18 8:17

これは何だろうと思っていたら、ヤマシャクヤクの実だそうです。花が綺麗なだけに、似合わないですね。
以下、四季の山野草より。
やましゃくやく（山芍薬） ボタン科
名前のように関東以西〜九州にかけての山地に自生する。中国原産の シャクヤク と比べ、花の色は白で清楚。なお野生の赤花種の ベニバナヤマシャクヤク もある。
　★ベニバナ見たいです。
花の清楚な姿と色とは正反対の異様な形。花を見るときはこの姿を忘れることにしたほうがいい。
　★やっぱり同じことを思うんですね（笑）

7/18 8:19

三頭山って花の山でもあるんですよね。

7/18 8:20

この名札で分かりました。
三頭山（と言うより、ここを管理されている方達）って、素晴らしい♪

7/18 8:24

タマアジサイ、これからですね。
以下、四季の山野草より。
たまあじさい（玉紫陽花） アジサイ科
タマアジサイの名前は、丸い玉状のツボミの中に花を構成する全てが入っていることから。高尾山では6号路と呼ばれる谷川沿いの登山道わきに多く見ることができる。

7/18 8:27

歩いているセラピーロード、気持ちがいい♪

7/18 8:29

ヤマアジサイがまだ残っていました。

7/18 8:34

上を見ると、新緑が眩しい♪

7/18 8:36

三頭大滝、水量多いです。

7/18 8:39

いつもは石山・深山の路を行くのですが、今日はブナの路を行きます。

7/18 8:42

三頭沢の傍を歩きますので、空気がヒンヤリして気持ち良く歩けます。

7/18 8:48

御岳山のロックガーデンのような雰囲気♪

7/18 8:49

都民の森の巨樹第2位、カツラ。
葉が甘い香りを放つことから「香出ら（カヅラ）」⇒「カツラ」、勉強になります♪

7/18 8:49

これも大きい！

7/18 8:51

イヌトウバナ
以下、四季の山野草より。
いぬとうばな（犬塔花） シソ科
トウバナ と同じく、花が何段にも塔のように付くことから。これにイヌが付くと役に立たないという意味だが、トウバナとの違いは花の色くらい。
3〜5mmと小さな白い花は、よほど足元に目線を向けて注意して歩かないと見逃してしまう。 イヌコウジュ や イヌゴマ と同じシソ科の仲間。

7/18 8:51

クサアジサイ
くさあじさい（草紫陽花） アジサイ科

7/18 8:53

この森の図鑑が所々にあり、勉強になります♪
カエデが24種類もあるなんて知りませんでした。
そのうち17種類も見られる三頭山って、やっぱり素晴らしい♪

7/18 8:55

これが蔓だなんて！

7/18 8:55

沢の両側を行ったり来たり。

7/18 8:56

分岐点をブナの路方面へ。

7/18 8:57

最高に気持ちがいい♪

7/18 8:59

一枚岩の橋だ。

7/18 9:01

都民の森の巨樹第3位、シオジ。
トネリコと言えば、昨日のテレビでシマトネリコの話をしていた。なんでも、夜行性のカブトムシが昼間でもやって来る、面白い木だとか。

7/18 9:01

ドーン♪

7/18 9:02

伏流水。ということは、湧き出しの水は自然のろ過装置から出たばかりの水だから、直接飲めそうです。

7/18 9:04

森の図鑑。
今日はギンバイソウを見ることが出来た。

7/18 9:10

沢の水量が確かに減ってきた。

7/18 9:10

写真では分かりずらいですが、沢を撮っています。
透明度が高く、水が映りませんでした。
美味しそう♪

7/18 9:12

Theミドリ♪

7/18 9:16

サルナシの木登りですと。
マタタビとお仲間らしい。

7/18 9:16

サワグルミ（沢胡桃）

7/18 9:16

背が高い。

7/18 9:17

勉強になる。有難いなぁ。
子供はもう成人したので、孫が出来たら連れてきてあげたい。

7/18 9:22

モミの木。

7/18 9:28

このルート、こんなに素晴らしいのに、なぜか人が殆ど歩いていない。何故だろう？

7/18 9:47

ヤマボウシ。

7/18 9:50

尾根道に出て、緑のトンネル。
景色は犠牲になるが、夏の暑い時期は有難い。

7/18 9:51

最高です♪

7/18 9:51

楽しい山行を一気にがっかりさせる愚行。

7/18 9:55

森が怒っている。

7/18 9:56

山頂に到着しました。
富士山は雲の中でした。

7/18 9:56

山頂標識。

7/18 9:57

こっちは雲一つないのですが。

7/18 10:10

山頂で少し休憩し、下山します。
富士山の山頂が少し顔を出していました。

7/18 10:18

中央峰を通り、

7/18 10:19

東峰を通って帰ります。

7/18 10:26

下りで、前を歩く2人パーティーの熊鈴の音が余りにも盛大で、森の声が何も聞こえません。
ちょっと距離をとるために少し寄り道すると、祠がありました。

7/18 10:31

2人パーティーの熊鈴が離れ、森の声が戻って来ました。

7/18 10:38

ビタミンG（グリーン）を肌で感じます♪

7/18 10:39

水の管理人、ブナ。

7/18 10:43

分岐点に来ました。

7/18 10:44

いつもは見晴らし小屋から鞘口峠を経由して下山するのですが、人の少ない野鳥観察小屋方面に下っていきます。

7/18 10:52

このコースは杉林の中を下るので、緑が一気に減ります。
ブナの路をピストンするのがお勧めですね。

7/18 10:56

良いところだなぁ。

7/18 11:02

野鳥観察小屋まで下りて来ました。

7/18 11:03

中はこんな感じです。

7/18 11:06

今にも崩れそうな木橋。

7/18 11:07

三頭沢に近づき、緑が戻ってきました。

7/18 11:10

森・緑・水、他に何が必要でしょうか。

7/18 11:13

他に必要なものはありません。

7/18 11:19

暑い下界に戻るのが余りにももったいないので、沢の傍で少し涼んでいくことにしました。
沢の上を流れる冷たい風が心地いい♪
標高分で8℃くらい、冷たい風で2℃くらい、計10℃くらい下界より涼しいので、ここは22℃くらいです。自然のエアコンだ♪あぁ、降りたくない。

7/18 11:35

帰らない訳にはいかないので、セラピーロードを下っていきます。

7/18 11:51

最後にギンバイソウをもう一枚。

7/18 11:53

駐車場に戻りました。
バイクの爆音で日常に引き戻らされます。

三頭山のブナの路、沢山のビタミンGを摂れる最高のコースでした。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

よし

これからのテント泊計画を前に、重いザックを背負って歩く訓練をしようと思いつきました。水をザックに詰め込んで重量を図ると10kg。本当はこれの倍くらいの重さにしたかったのですが、ザックが壊れそうなので。
1年ぶりの重いザックで歩いた結果は、ゆっくり歩けば登りは大丈夫そうだけど、1時間おき位で休憩を入れた方が良いということ、下りは膝への負担が大きいらしく、普段痛まない方の膝に痛みが出たため、ポールを携行した方が良さそうということ。来週天気が悪ければ、テント泊をあきらめ、20kgでもう一度訓練しておいた方が良さそう。
帰りの運転中、沢山の消防車や救急車が山に向かっていったので何があったかとネットで調べましたら、奥多摩湖畔で土砂崩れが発生していました。三頭山ではなく雲取山に行っていたら帰りに通行止めに遭っていました。
バイクの男性がケガをしたようですが、命に関わらないようで不幸中の幸いでした。