榛名を加え、金剛姉妹揃い踏み(掃部ヶ岳-榛名富士)
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- GPS
- 05:40
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:38
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【掃部ヶ岳】多少急ですが、えぐいほどでもなくて、フレッシュな脚だったこともあって快適に登れました。メジャーな山のメジャーなルートなので、歩きやすく、迷う所はないでしょう。北に降りる道には階段があって、歩きにくいです。私なら、この道は下山に使うことを勧めます。硯岩への道はそこそこ急です。道は錯綜していますが、どれを辿ってもいいように思いました。 【鬢櫛山-烏帽子岳】掃部ヶ岳の道とは違い、鬢櫛山南西の道は笹で覆われ、 また地図にない分岐もあります。テープを辿りました。危険箇所はありません。鬢櫛山山頂からは、烏帽子岳との標識の方向に進むと、地図のルートとは逆方向に行ってしまいます。正しいルートは、特に危険箇所はありません。烏帽子岳への往復は斜度がきつい以外は特に問題ありません。頂上から北方向に「榛名富士」との標識がありますが、その方向に行くと榛名富士がよく見える眺望スポットに出ます。さらに先に下山路があるかどうかは確認していません。 【榛名富士】私がばてていただけで、多分特に問題がないルートだと思います。 【天目山-氷室山】最初の取り付きがわかりにくいです。 峠では鋭角に戻りますので、そのまま林道に降りてしまわないように。道はわかりやすいし、迷う箇所もなく、危険箇所もありません。ただし、階段が多いです。 |
写真
感想
この春、子供が栃木で就職しました。それ以前は東北で学生をしていたのに、一度も山絡みで訊ねたことがなかったのですが、なぜか今回「行ってみるわ」ということにしました。一方、5月にも書いたように、これまでに金剛山、霧島山(韓国岳と高千穂峰)、比叡山は登っているので、そうなると次は榛名山に行きたくなるのは必定? いや、太平洋戦争における日本海軍の高速戦艦の名前です。結果的には活躍らしい活躍が全くできなかった大和型、長門型などの戦艦と違い、金剛、榛名、霧島、比叡の4艦は、その高速性を活かして、航空母艦の護衛に縦横に活躍しました。通常戦艦には国の名前が付けられるのですが、どうして山の名前がついているかというと、もともとは巡洋戦艦として建造され、その後改装されて戦艦になったからです。
最初は前日に着いてレンタカーを借りようと思ったら、どうも前日の仕事を切り上げてから出ると営業時間に間に合わない。栃木県のレンタカー店は、どこも朝8時に開店。困ったなと思っていたら、高崎駅まで夜行バスで行くと、駅前のトヨタレンタカーが7時から開いていることがわかったので、このプランに決定。ナビが変な道を案内したので、少し戸惑いましたが、湖畔の宿記念公園駐車場(無料)にほぼ8時に到着。予定通り掃部ヶ岳から登り始めました。
レポートでは、「階段が」という記載を読んでいたので恐れていたのですが、南側から登ると頂上までは階段は出てきませんでした。頂上付近からは対岸の榛名富士と榛名湖がよく見えますが、快晴を期待していたのがどうも雲が多くて残念。頂上を過ぎてからは反時計回りに周回開始。北へ降りていくと、ここで件の階段が出てきました。登りやすくするための階段ならいいのですが、段の土が流れ去ってしまって、丸太だけが残っています。これを登りにくいと感じる人が多いのか、横に勝手道ができてしまっています。
せっかくなので硯岩に立ち寄りましたが、距離は短いながら結構しんどい登りでした。続いて鬢櫛山に向かいます。掃部ヶ岳のとてもわかりやすい道から一転、少しわかりにくい箇所が混じってきます。鬢櫛山山頂で少し休憩を取り、烏帽子岳方向への標識を信じて進んだら・・・道が間違ってました。
烏帽子岳へもピストンするのですが、ここもなかなか削られるものがありました。頂上から少し進むと、榛名富士が真前に聳えるのですが、やはり天気が残念。さて、一旦湖畔まで降りて、いよいよ榛名富士。しかしここが本当に大変。こんなに登れないのか、とがっかりするくらいにへばってしまいました。暑いだろうと思っていたものの、案の定シャツはぼとぼとになり、普段の倍くらい水分を消費。結局この日は用意していた1700mLの水はゴール時点でほぼ全て飲み干し、榛名富士ロープウェイで缶コーヒーを追加で飲んでいました。
榛名富士から下りてきてから、最後のふた山である、天目山と氷室山に向かいます。ここもばてた身体には辛かったです。さらに階段が登場。なお、氷室山から降りてくる最中、鬢櫛山でお目にかかった男性と再度すれ違いました。逆回りで周回なさっていたようです。
下山後、小山駅まで自動車移動。子供と焼肉を食べて宿に戻りました。温泉つき!
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