羅臼岳(羅臼温泉ルートは意外とタフだった)
- GPS
- 06:46
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,827m
- 下り
- 1,777m
コースタイム
天候 | 高曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
多くの車を停めることができる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆羅臼温泉〜スズラン峠 ・トラバースメインの登山道が続く。 ◆スズラン峠〜泊場 ・沢登りとなるがうまく飛び石でいけば濡れずに済む。 ・ただし前日までの雨量にもよるのかもしれない。 ◆泊場〜屏風岩 ・枯れ沢を登っていく。 ・雨が降ると水が出るかもしれない。 ◆屏風岩〜羅臼岳 ・屏風岩を眺めながら急登を登った後はすばらしい花畑が広がっている。 ・少し雪渓歩きが残っていた。 ・帰りは靴スキーを楽しめる。 ・羅臼岳は少し岩場歩きがあるので苦手な人は要注意。ただしそれほど難しくはない。 |
その他周辺情報 | 熊の湯。露天風呂で無料だがシャワーなどはない。 |
写真
感想
北海道遠征2日目の今日もコンシェルジュパクとの山行ということで未踏の羅臼岳を目指した。
羅臼岳に登るルートはいくつかあるがせっかくなのでマイナーな羅臼温泉からのルートを選択。
出発は午前3時、当然まだ周囲は暗かったが既に空は白み始めていた。
知床は日本で最も早く夜が明ける地なので3時を過ぎればみるみる明るくなってくるのだ。
装着していたヘッドランプも早々にお役御免ということで明るくなった登山道を歩いていく。
それにしても笹薮を刈ったトラバース道が延々と続く。長くてツライ。
ようやくトラバースが終わったと思ったら今度は温泉の河原歩き。これはちょっとしたアドベンチャー感があって楽しかった。
次は狭い枯れ沢を延々と登るが高度がほとんど上がらない。
標高80mの登山口から延々と歩いてようやく標高900m。
羅臼岳の標高は1660mなので更に700m以上登らなければならない。しかも急登がはじまる。
前日幌尻岳をそこそこガッツリ歩いたので今日はライトなつもりで羅臼岳を選んだつもりだったが意外とキツかった。
スタートから4時間半後にようやく羅臼岳登頂。
北側のメジャールートからの登山者さんが多数登ってきていた。
残念ながら空気は少し霞んでいて遠望は利かなかったが三つ峰やサシルイ岳が大迫力で迫って見えた。
さあ下山しよう。
登りは暑くてつらかったが下りは早い。
雪渓も靴スキーで滑りを楽しんだり、温泉の沢もじゃぶじゃぶ歩いて涼を感じながらの下山となった。
水切れ寸前のパクはロケットスタートで急いで降りていったが自分はマイペースで下る。
午前10時前には下山できてお得な山行となった。
羅臼岳は9月, 2月に1回ずつ登ったことがある。今回は3回目。道東は札幌から遠いので中々行かない。普通に山頂を往復すると「山行時間より運転時間の方が長かった」ということになる。僕はこれを禁忌としている。ということで滅多に行かない(行けない)羅臼岳。岩さんが未踏ということなのでついていった。
昨日は幌尻岳を下山したあとに芽室インデアンやスイーツで腹を満たし別海まで5時間半(!?)の運転。連休ド真ん中なので当日羅臼の宿なんて取れるわけもなく。ということで羅臼まで1時間半の運転で行ける別海に宿をとった。別海に泊まるなんて初めてだよ。帯広を出たら通ったことのない道路を通って別海へ。ずーっと牧場の中を通る楽しいドライブだった。
翌日は1時起き3時行動開始で羅臼岳へ。ウトロ側からは登ったことがあるのでクラシックルート羅臼側から。距離も標高差もある羅臼から登る人はそうそういないらしく登ってくる人は僕ら以外10人もいなかった。羅臼岳はウトロ側からサクッと登れるイメージだったのが、羅臼側から登ってみると17km, D+1700mと羊蹄より一回りキツい。延々と続くトラバースのアプローチ、温泉河原、壁みたいな急坂と変化に富んだ登山道。日当たりの良い斜面はサウナい。7時間たっぷりのタフな山行だった。僕も訪れたことが無かった羅臼コースを歩くことができてヨシ。今日はサクッと終わらせる休養日だと思っていた岩さん、メンゴ☆
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ダニは大丈夫でした。時間帯の問題なんでしょうか。それとも噛まれない体質なのかわかりませんか。
知床の山は初めてでしたが変化に富んでいて楽しい山旅になりました。
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