那須三山 朝日岳、三本槍岳、茶臼岳 三山巡り

2013年08月18日(日) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,115m
• 下り: 1,112m

コースタイム

峠の茶屋6:00−6:35峰の茶屋後避難小屋−7:15朝日岳−7:30熊見曽根−7:55北温泉分岐−8:15三本槍岳8:30−8:45北温泉分岐−9:10熊見曽根−9:40峰の茶屋後避難小屋−10:15茶臼岳−10:40ロープウェイ山頂駅10:55−11:15牛ヶ首−11:35峰の茶屋後避難小屋−11:55峠の茶屋

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峠の茶屋駐車場（無料）
広い駐車場でトイレ、売店、休憩所あり。
下山時は下のロープウェイ山麓駅が満車になってせいか、かなり車でスペースが埋まっていた。

コース状況／危険箇所等

峠の茶屋〜峰の茶屋後避難小屋（35分／20分）
・峰の茶屋駐車場、トイレ横の階段を登りしばらく進むと鳥居があり、そこが登山口。
・最初、林間はを進むが、すぐに抜けその後は峰の茶屋後避難小屋までは、ゴロ岩の緩やかな登りが続く。

峰の茶屋後避難小屋〜朝日岳（40分）
・峰の茶屋後避難小屋から朝日岳の肩までのルートで切落ちた斜面のトラバースがあるので注意。クサリもあり足場がしっかりしているので普段は問題ないが悪天時は滑りやすいかも。

朝日岳〜熊見曽根（15分／10分）
・山頂から朝日岳の肩に下り、熊見曽根に登り返すガレた岩場のルート。特に危ないなところはなし。

熊見曽根〜北温泉分岐〜三本槍岳（45分／40分）
・熊見曽根から階段を下り清水平へ。
・清水平は木道が整備されている。
・清水平から三本槍岳までは灌木の中を抜けていくルート。

峰の茶屋後避難小屋〜茶臼岳〜ロープウェイ頂上駅（60分）
・茶臼岳まではガレた岩場の登り、山頂から火口をぐるっと一回りしてロープウェイ頂上駅まで下る。
・特に危険個所はないが、霧が出たりして視界が悪い時はルートが見つけにくいかも

ロープウェイ頂上駅〜牛ヶ首〜峰の茶屋後避難小屋（40分）
・緩やかなアップダウンある程度の歩きやすいルート。
・牛ヶ首を過ぎると、蒸気を噴出している無間地獄が間近に見える。

ルート全体を通して気を付ける場所は朝日岳の肩手前の斜面のトラバースくらいか？
前回（昨年5月）来た時とちがいルートが整備され、歩き安くなっていた。

写真

8/18 5:15

峠の茶屋駐車場から眺める日の出。
今日は良い天気！

8/18 6:00

6時スタート。

8/18 6:05

駐車場を過ぎてすぐ、登山口の鳥居。

8/18 6:16

最初は林間を抜ける。

8/18 6:19

すぐに視界が開け茶臼岳が視界に入る。
山頂が2本の角に見える、鬼が島があるとすればこんな感じだろうか...

8/18 6:26

進む先に峰の茶後避難小屋。
強風で有名な場所だが、今日は日差しの暑さを忘れさせてくれるような気持ちいい風。

8/18 6:37

峰の茶後避難小屋。

8/18 6:39

峰の茶後避難小屋から朝日岳。

8/18 6:46

ガレた岩場を進む。

8/18 7:02

朝日岳の肩手前のトラバース、
西側が切落ちているので、足場が滑りそうなときは注意。

8/18 7:06

トラバースルートを過ぎて朝日岳の肩への登り。

8/18 7:07

朝日岳の肩から朝日岳。

8/18 7:15

7時15分、最初の目的地の朝日岳。
早い時間のせいか山頂独り占め、向かいには茶臼岳がキレイに見える。

8/18 7:16

次の目的地、三本槍岳へ、

8/18 7:37

熊未曽根から三本槍岳。

8/18 7:44

清水平。

8/18 7:55

北温泉分岐。
前回来たときは残雪期で踏み抜きで苦労したルート。

8/18 7:56

灌木の中を進む。

8/18 8:17

8時15分、三本槍岳到着。
日差しは強いが、山頂を抜ける風が心地いい。
しばらく休憩。

8/18 8:18

三本槍岳から茶臼岳。

8/18 9:09

熊見曽根に戻り最後の目的地、茶臼岳へ向かう。

8/18 9:23

途中、振り返って朝日岳。
ゴツゴツとした山容。

8/18 9:27

反対側、進む先には茶臼岳。
無間地獄から噴き出す水蒸気がかすかに見える。

8/18 9:42

峰の茶屋後避難小屋まで戻る。

8/18 9:54

茶臼岳山頂まではガレ岩場の上り。
ハイシーズンの週末のせいか登山客が急に増え始める。

8/18 10:15

茶臼岳山頂の鳥居。
人がたくさん。

8/18 10:17

10時15分、茶臼岳到着。

8/18 10:22

火口をぐるっと1周。
朝日岳、三本槍岳、通ってきたルートを一望。

8/18 10:32

下り。
ロープウェイ山頂駅が見える。
今回はロープウェイで下山せず、牛ヶ首へ。

8/18 11:16

牛ヶ首から茶臼岳山頂を見上げる。

8/18 11:22

吹き上げる水蒸気の向こうに茶臼岳。

8/18 11:29

いかにも火山といった雰囲気の山容。

8/18 11:36

茶臼岳を一巡りし、三度峰の茶屋後避難小屋に戻る。

8/18 11:56

11時55分、登山口到着。

8/18 13:09

帰りは定番の鹿の湯で汗を流す。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

ARAQ

夏季休暇最終日。

サマーキャンプに参加している長女が部活のための途中帰宅、その迎えのため栃木へ。
その前にひと山ということで久々の那須岳に行くことに。

標高はそれほど高くないものの、火山ということもあってか木々が少なく見晴らし位のいいルートが続く、
強風で有名だが、落ち着いた天気の日は通り抜ける風が気持ちいい山、
というのが那須三山のイメージ。

峰の茶屋後避難小屋への途中からみた茶臼岳の山頂が鬼の角に見えてしまう。

今回、3回目になるが結構お気に入りの山で、好天に恵まれるのは初めて。


前回来たときは残雪期で清水平から三本槍岳のルートで踏み抜きに苦労した記憶が強いが、今回は快適なコンディション。
ルートも整備されていて、かなり登りやすい山になっていた。


昼前、峰の茶屋後避難小屋から茶臼岳山頂、ロープウェイ山頂駅のコースは夏休みのせいか、登山者、ロープウェイを利用した観光客で混雑していたものの、他はそれ程人も多くはなく、のんびりと登山を楽しめた。

夏山を楽しむという意味では、好天でも涼しい風が通る那須三山は特におススメしたい。


おまけとして帰りは「鹿の湯」で汗を流し、玉藻の前のなれの果て「殺生石」を見学。
「鹿の湯」では44度が限界。それ以上は無理だった。（41度から46度？まで6つに分かれている）


好天にも恵まれ、なかなか充実した夏季休暇最後の1日だった。