幌尻岳@北海道遠征2座目
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- GPS
- 14:49
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,544m
- 下り
- 2,547m
コースタイム
- 山行
- 12:35
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 14:49
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
チロロ林道へは、HOA北海道アウトドアアドベンチャーズを目的地にして、ひたすらまっすぐ。 連休中のためすでに駐車している車でいっばいで、路肩に停めることになった。(午前2時半着) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲート〜取水施設 砂利道が3.3km 自転車があると帰りが楽。 取水施設〜二ノ沢出合〜二ノ沢滝 渡渉が十数回あるが、登山靴で渡れる程度。 雨が続くと危ないかも。 二ノ沢滝〜トッタの泉〜ヌカビラ岳 ひたすら急登。木々に囲まれているので、ほぼ無風。 ここは日が昇らないうちに抜けたいところ。 トッタの泉が最終補給場所。 湧き水だからエキノコックスの心配はないというが、念のため浄水器を利用した。 ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳 ここから山頂まで稜線を辿る。 北戸蔦別岳に前日泊のテントが数張あり。 もっと張れる場所は少ないと思っていたが、意外とある。(山頂4張り、山頂手前6張り程度) 北戸蔦別岳〜戸蔦別岳〜幌尻岳の肩 ハイマツを掻き分け進む。 後半は地獄の登り返し。 肩までこれたらあとちょっと。 幌尻岳の肩〜幌尻岳 偽ピークがあり心底がっかり。 でもこの偽ピークを抜けるとようやく頂上が見える。 |
その他周辺情報 | 温浴施設は「ひだか高原荘」が一番近いがコロナの影響で受付時間が18時半までとなっており間に合わず。 結局、少し離れた「湯の沢温泉 森の四季」を利用。こちらは受付時間が20時まで。料金は500円。 登山バッジは「山の駅 ほろしり館」で購入。520円。去年も今年もコロナの影響で幌尻山荘もとよぬか山荘を閉まっておりここでしか買えない。なお、デザインは一緒(とよぬか山荘から卸してもらっているから)。営業時間はここを参照。 http://www.town.biratori.hokkaido.jp/kankou/spot/spot8/ |
写真
感想
樽前山@北海道遠征1座目
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利尻山@北海道遠征3座目
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芦別岳@北海道遠征4座目
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今回のメインイベントである日帰りでの幌尻岳へ行く日がやってきた。
こんなに長時間、長くて高低差のある道を歩いたことがなかったので、非常に不安。
行動食はいつもの倍以上、だが水はトッタの泉で汲むことにして、できる限り軽量化して臨む。
3時前にゲートをスタート。
最初はひたすら砂利道。自転車に乗っていく人もいたが、このときはその有り難さがまだよく理解できず。(帰りに抜かれたときは羨ましかった。。)
夜明けごろ取水施設近くにある登山口に到着。
登山口から二ノ沢の滝までも、緩やかな道や、簡単な渡渉が続く程度で問題なし。
この沢靴なしで渡渉可能というところは幌尻山荘コースにはなく大きな利点である。
二ノ沢の滝を過ぎると急登が始まる。これはヌカビラ岳まで続く。
途中、トッタの泉で予定通り水を補給。あまり多すぎても重いので、1リットルちょいに補給を留める。
ヌカビラ岳からは稜線コース。
登山道をお花畑が挟む感じになっており、非常に綺麗。前回、補給でミスしたので、今回は各頂上につくたびに摂取していくことに。
この辺りから前を行く男性(あとで松本市の方と判明)とペースが似ているので、勝手にペースメーカーにさせてもらうことにした。
戸蔦別岳までは順調。たがここから幌尻岳へ向かうルートの登り返しは地獄のように見える高低差。
まず、七ツ沼カールにつながる最低鞍部まで下る。ここから見る七ツ沼は絶景。ふと見るとお花畑の中にザックがデポしてある。あとですれ違った人のものだったが、昨夜はヒグマの水飲み場である七ツ沼カールにテントを張ったのだと笑って教えてくれた。自分には無理だ。
最低鞍部からはひたすら登り。午前中だというのに日差しがきつく汗が止まらない。さらに風も吹かないので披露が溜まっていく。
もうすぐ幌尻岳の肩に着くというところで、思わず岩陰で休憩。しばらくして回復はしたもののここからは牛歩の速度になる。
肩から見える偽ピークにまんまと騙されつつ、9時半にようやく山頂に到着。
山頂は快晴で、日高山脈が一望できて気持ちがいい。この日は連休中ということもあり10人以上も山頂にいるという大盛況ぶり。みんなあの道を通ってきたんだな。
何人かの方と話をしたが、松本の男性は北海道各地の山を登ってここが最後、とのことだったり、同じく松本のお兄さんは北海道の百名山のうち8座を6日間で回ったり、とみんな健脚揃い。自分なんかまだ北海道に来たばかりなのにバテバテで、まだまだだと実感させられた。
1時間以上のんびりとし、重い腰を上げて下山開始。帰りの登り返しは想像以上に身体にこたえ、なかなか足が進まない。だか徐々にガスって涼しくなったおかけで、徐々に足が進むようになってきた。恵みのガスだ。
各山頂につくたびに休憩し、ゆっくりゆっくり下山。なんとかかんとか日がある17時台に下山完了。ある意味、頂上に着いたときより達成感があった。
下山後、温泉に入りに「ひだか高原荘」に向かうがすでに18時半で受付終了。15分遅かった。。仕方がないので十数キロ離れた占冠の温泉まで行く羽目に。。
風呂に入る前に体重を計ると4kg減。そんなに過酷だったのかと改めて実感。
そして汗を流した後、次の目的地“利尻”へ向かう。
山頂では色々な方と話をさせていただきましたが、どれも楽しい時間でした。ありがとうございました。
また、松本の男性の方には、山頂では何枚も写真を撮っていただきありがとうございました。
お風呂で会うかもですね〜とか軽口を叩きましたが結局間に合いませんでした。なんとか無事に下山しています。
コメント
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幌尻岳でお世話になりました。松本から来たおじさんです。天気が良くて良かったね😊
山頂ではたくさん写真を撮っていただきお世話になりました。
お風呂は間に合いませんでした😢
totokumさんのように健脚目指して、精進していきます!
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