走れ!走れ!空沼岳


- GPS
- 06:04
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 988m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:01
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
空沼登山口BS発13:45~真駒内BS14:15 同上 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なし。案内板あり。 |
写真
感想
最終日となった。結局雨には一日も見舞われず順調すぎる程であった。お陰で雨の休養日がなく、疲労がたまっている。だが明日から又ゆっくりすればいい。今日は軽めの空沼岳をピストンすることにした。聞けば遠足でも登られるとのこと、どんな山か興味が湧く。
〇空沼登山口BS~空沼岳
真駒内始発のバスに乗った。終点までの客は全員登山客で5~6人いた。運ちゃんに帰りのバスを聞くと13時??分と教えてくれた。しかしとても間に合わないだろうと思って忘れてしまった。
このルートの標準CTは6時間数十分。休憩とこの暑さを考えるととても間に合わない計算となる。せめて14時半頃なら多少の余裕もあるのだが…。空沼二股BSまで30分歩く覚悟で出発した。
それにしても早い下山に越したことはないので、先に降りた客に続いた。先行客は皆早くすぐに見えなくなった。みんな帰りのバスに乗るつもりなのだろうか?
登山道はよく整備され、案内板も沢山あった。緩やかで歩き易いが、時間は短縮できなかった。万計沼はきれいな所だ。ここまで来れば山頂までは直ぐだと思っていたが甘かった。なかなか山頂に着かない。
結局山頂には11時着だ。3時間ちょっとかかっていた。やっぱり間に合わんなと思いつつも、もしかしてとも思う。ここで発車時刻をはっきり覚えておくべきだった後悔した。
〇山頂~空沼登山口BS
山頂からは360°近い眺めで、昨日登った札幌岳や恵庭岳などが見えた。しかし今日も雲が湧いて見晴らしはよくない。山頂にはバスで一緒だったご夫婦と思われる方が休憩していた。この雰囲気だと登山口発のバスに乗る気はなさそうだと思った。
こちらはもしかして間に合うかもという思いもあり、腹ごしらえをしたらすぐに下山を開始した。下りも緩やかで長いので時間短縮はできず、諦め半分で先を急いだ。
登山口に13時半、ここからBSまでのCTは20分だ。14時発なら間に合うが、40分発では間に合わない。他の乗客が追い越していくこともない。
ひょっとしてとの思いもあり、早めに歩いていた。
すると山頂で休憩していた女性が猛然と走って追い越して行った。唖然として見送っていると連れの男性も足早に追い越して行くではないか。これは今から走れば間に合うということか?と走り始めたが9日間の疲れと暑さですぐに息が上がる。10分走るか30分余分に歩くか究極の選択だ。
歩いたり走ったりで2人を追走するが、カーブを抜けると人影がない。もうダメだ(T_T)と思っても諦めきれず、ダラダラと走り続けていると砕石の山が見えた。確かあの山を左に曲がればBSだったはず!
もうちょっと走れ!走れ!
山を曲がるとバスが見えた。待ってくれと手を振る。するとバスはエンジンをふかしてマフラーから煙を上げ、早く来いと催促する。もう限界なんですけど…(T_T)
運ちゃん待っててくれてありがとうm(__)m閉まっていたドアが開き無事乗り込むことができた。追い抜いて行った女性が「間に合ってよかったね」と声をかけてくれたが答える余力なし。倒れるように後部席に座り、涼みながら息を整えた。
林道をこんなに一生懸命走ったのはいつ以来?学生時代によく林道走らされたな。それ以来か?とにかく疲れた。
※感想
登山客を運んだなら、乗せて帰るのもバス会社の仕事じゃないか?少なくとももう30分は遅くないとバス利用できないよ。ファミリーハイクにもいい山で札幌から近いのに…。
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