【甲信の山旅③ 甲武信ヶ岳 千曲川源流を歩く】毛木平駐車場〜千曲川源流〜甲武信ヶ岳〜三宝山〜武信白岩岳〜大山〜十文字峠〜毛木平駐車場周回

2021年07月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:36
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,333m
• 下り: 1,333m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:34

距離 16.5km 登り 1,335m 下り 1,333m

4:28 毛木平
4:58 4:59 大山衹神社
5:12 5:14 慰霊碑
6:05 6:06 なめ滝
7:20 7:28 千曲川・信濃川水源地標
7:45 7:46 2353m地点
8:08 8:29 甲武信ヶ岳
8:59 8:59 三宝岩
9:03 9:04 三宝山
9:35 9:37 尻岩
9:55 9:55 武信白岩山（南峰）
10:08 10:18 武信白岩山
10:51 10:58 大山
11:23 11:29 十文字小屋
11:31 11:31 十文字峠
12:37 12:39 水場(五里観音)
13:04 毛木平
13:04 ゴール地点

天候

曇り、雲多し気温15度〜20度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■毛木平駐車場
無料、出発時は7割ほどだったが、下山時には満車状態だった。

コース状況／危険箇所等

■毛木平駐車場〜千曲川信濃川源流
　カラマツ〜ミズナラ〜シラカバ〜トウヒ、シラビソ林の緩やかな登りが続く。上部では川沿いの登山道を廃止して新たな登山道に差し替えている部分がある。
■千曲川源流〜甲武信ヶ岳
　トウヒ、シラビソ林の急登、稜線に出ると展望が開ける。山頂付近は岩稜地帯。
■甲武信ヶ岳〜十文字峠
　展望のないトウヒ、シラビソ林を行く。大小のアップダウンがある。武信白岩岳は岩稜、岩登り3級程度の力が必要か。
■十文字峠〜毛木平駐車場
樹林帯の中を下る。

その他周辺情報

■ヘルシーの湯
　川上村営の浴場。露天風呂はない。\500
■ナナーズ川上店
　地元の頼りになるスーパーマーケット
■カラファテ ナナーズ川上店
　クライミング、アウトドアショップ、登山に必要なものは一通り揃える事ができる。

写真

7/24 4:28

まずは林道歩き

7/24 4:49

ここでもキバナノヤマオダマキ

7/24 4:54

山の神に安全祈願

7/24 4:57

ホタルブクロ

7/24 4:58

林道終点、ここから登山道らしくなる

7/24 5:05

横になって休めそうな岩屋

7/24 5:11

林業関係者の慰霊碑

7/24 5:33

キンレイカ？

7/24 5:40

ニッケイダケ？

7/24 5:45

朝日に輝くシラカバ林

7/24 5:51

千曲川源流らしくなってきた。

7/24 6:09

なめ滝

7/24 6:09

オタカラコウ

7/24 6:17

イチヤクソウ

7/24 6:44

丸太橋を渡る

7/24 6:55

川沿いの登山道は閉鎖され、新たに上部に登山道が作られている。

7/24 7:06

ギンリョウソウ

7/24 7:21

この湧き水が千曲川源流。あまりに美味しくて2杯飲んだ。

7/24 7:23

コンコンと湧いてます。

7/24 7:27

千曲川信濃川水源地標

7/24 7:28

シラビソ林を登る

7/24 7:46

稜線に出た。千葉県から来た方と前後しつつ甲武信ヶ岳山頂を目指す。

7/24 7:53

十文字峠迄の稜線上で和ませてくれたハクサンシャクナゲ

7/24 7:55

あれが山頂のようだ。雲が多く、周囲の山々の展望は期待できそうにない。

7/24 8:02

名残のマイズルソウ

7/24 8:05

国師ヶ岳方面でも雲の中に入りそうだ。

7/24 8:05

ハコネコメツツジ？

7/24 8:07

タカネニガナ

7/24 8:09

千葉県の方に撮っていただく

7/24 8:26

山頂のハクサンシャクナゲ小群落

7/24 8:28

甲武信小屋へと向かう道を確認。今回は下らない。

7/24 8:41

シラビソ林を行く

7/24 9:02

三宝山山頂、埼玉県最高峰

7/24 9:36

尻岩　写真ではわかりにくいがかなり大きな岩だ。

7/24 9:52

タカネママコナ

7/24 10:04

木の根の急坂は歩きにくい。

7/24 10:06

前方に武信白岩岳の岩峰が見えて来た。

7/24 10:14

武信白岩岳山頂。ここに来るには軽い岩登りが必要。

7/24 10:14

山頂では雲間に川上村のレタス畑が見えた。

7/24 10:48

急登を

7/24 10:51

大山山頂、雲多し。

7/24 10:55

川上村方面だけ、雲が取れている。

7/24 11:02

木の根と岩で歩きにくい急坂の登山道

7/24 11:23

十文字小屋着。小屋の周りには保護ネットがあり、その中はシシウドやシモツケソウのお花畑となっていた。

7/24 11:24

十文字小屋、食欲ないのでパスしたが、きのこうどん\700らしい。

7/24 11:28

十文字小屋のお花畑の花 クルマユリ。他にもキバナノヤマオダマキやオオヤマフスマ、センジュガンピが目についた。

7/24 11:32

十文字峠。ここからは基本的に下り

7/24 11:43

マルバタケブキ

7/24 11:57

ウスダケ

7/24 12:13

晴れて来た！夏の森を歩く。

7/24 12:25

カワラタケ？

7/24 12:39

五里観音の水場　頭を冷やす。

7/24 12:53

千曲源流挟霧橋を渡ると駐車場は近い

7/24 13:00

江戸期の三峰山大権現道標、古道の名残

7/24 13:01

毛木平駐車場、戻ってきた時は満車でした。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

クワッチ

この日は深い森の中を歩く周回ルート、千曲川源流を歩いた。

このルート、道中も何名かの登山者とすれ違った。どちらから歩いても大差ないという事だろう。私自身は反時計回りの方がお勧めできるように感じた。反時計回りなら北面の沢沿いの登山道は朝日も当たらず、一定の緩やかな斜度の登りが続き、何より登山道が歩きやすい。(ただし、気分的には十分涼しいのだが、やはり登りなので汗が滴る。) 縦走路には大小のアップダウンがあり、木の根や岩稜の急坂が一部ではあるけれど存在し、距離以上に疲れた。

千曲川源流の湧き水は、ただただ美味かった。冷たい湧き水を眺めながら、一気に2杯飲んだ。

甲武信ヶ岳山頂では、周囲の山は雲の中で展望はほとんどない状態。前後して同じ道を歩いて来た千葉県から来た男性と「仕方ないね」とおしゃべり。写真を取り合い、お別れする。その方は渋滞を避けるために早めに下りるのでピストンとのこと、私はゆっくり十文字峠まで奥秩父の森を歩く。

奥秩父主稜線を歩くのは初めて。35年以上前に富士見平から金峰山まで歩いた覚えはあるが、大きな五丈石とカラマツの紅葉が美しかったという記憶しかない。苔生したトウヒ、シラビソ林が続き、時折、ハクサンシャクナゲが彩りを添える、そんな道だった。