花満開の七つ沼カールと幌尻岳（チロロ林道コース）

2021年07月23日(金) ~ 2021年07月24日(土)

• GPS: 18:27
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,566m
• 下り: 1,656m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:21

距離 11.7km 登り 1,610m 下り 633m

4:18 二岐沢出合 登山口
5:07 5:22 取水ダム
5:52 5:55 二岐・二ノ沢出合 天場
8:13 8:20 トッタの泉
9:27 9:27 ヌカビラ岳肩
9:37 9:47 額平岳
10:41 10:51 北戸蔦別岳
11:38 11:45 幌尻山荘分岐
12:20 13:00 戸蔦別岳
13:40 七ツ沼カール 天場

2日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:58

距離 8.7km 登り 956m 下り 1,040m

13:40 七ツ沼カール 天場
6:21 6:22 幌尻岳の肩
7:12 7:22 幌尻岳
7:55 8:03 幌尻岳の肩
9:47 9:55 戸蔦別岳
10:37 10:53 幌尻山荘分岐
11:51 12:06 北戸蔦別岳
12:45 12:53 額平岳
12:58 13:04 ヌカビラ岳肩
13:39 ゴール地点

天候

晴れ〜午後は霧が回る天気模様

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日高からの林道も道は明瞭。凹凸も少なく普通車でも問題なしです。

コース状況／危険箇所等

ゲート〜取水施設　自転車利用されている方多数。
取水施設〜ニノ沢出会い　コース整備済み。草も刈られています。
ニノ沢出会い〜尾根取り付き　渡渉7〜8回。ルートは明瞭。渡渉と言っても増水時でなければ、靴濡れない程度かと思います。
尾根取り付き〜ヌカビラ岳　尾根取り付き部分〜トッタの泉まで、急登あり。
ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳　天国コースその1。お花畑沢山。途中、3カ所程度テント可能なスペースあり。
北戸蔦別岳〜幌尻山荘分岐　天国コースその2お花畑沢山。帰りはハイマツが逆目になりますが、それほどでもないです。
幌尻山荘分岐〜戸蔦別岳　上りの場合少しキツイです。戸蔦別岳山頂も2〜3張りテント可能みたいですが、風強そう。
戸蔦別岳〜幌尻の肩　このコース最大の難所。行き帰りどちらにしろ上りがキツイです。カール付近の稜線も道細く、疲れた身体には緊張を強いられます。
幌尻の肩〜ニセ幌尻〜幌尻岳　なかなかの距離で幌尻岳の大きさを実感できます。
七つ沼カール往復　コースガイドにあるようにザレた急斜面です。雪が残ってるとかなり手強い感じ。

その他周辺情報

前泊は沙流川温泉。地方の温泉施設の宿泊施設併設といった感じでした。

写真

7/23 4:13

連休2日目。朝4時で既に50台程度。駐車場満杯でした。

7/23 4:14

ここからスタート。熊出没の看板です。

7/23 5:07

取水施設。ここから登山コースへ。ここまで自転車利用多数。

7/23 5:25

草はよく刈られていて、朝露に濡れるという事はありませんでした。

7/23 5:31

視界良好。よく整備されています。

7/23 5:35

へつり。ある意味このコース最大の危険箇所かもです。

7/23 5:58

沢沿いのコースも明瞭でした。

7/23 9:14

この景色が見えてくれば、稜線まであと一歩。

7/23 9:14

7/23 9:21

はしご。実は二つありました。

7/23 9:29

ヌカビラ岳からはお花が沢山。

7/23 9:29

今までの登りが報われます。

7/23 9:35

幌尻岳。気が遠くなる遠さです。

7/23 9:35

戸蔦別岳。あれも登るかと思うと。。。

7/23 9:35

ヌカビラ岳山地付近。

7/23 9:56

ヌカビラ岳〜は天国ロードその1。

7/23 9:57

7/23 10:08

ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳への縦走路。

7/23 10:19

これから向かう戸蔦別岳と幌尻岳。戸蔦別岳の上りと幌尻岳の大きさがエグい。

7/23 10:33

北戸蔦別岳山頂。5張りくらいテントがありました。

7/23 10:35

北戸蔦別岳の下りは天国ルートその2。戸蔦別カールが綺麗です。

7/23 10:52

鋭い戸蔦別岳と大きな幌尻岳。

7/23 10:59

7/23 11:00

戸蔦別カール。

7/23 11:01

7/23 11:01

7/23 11:03

まさに天国ルート。

7/23 11:40

左から、肩、ニセ幌尻、幌尻岳。幌尻岳はほんとに大きい。

7/23 12:24

戸蔦別岳から見た七つ沼カール。

7/23 12:59

この先の肩への上りの稜線がエグいです。

7/23 13:17

稜線から見た七つ沼カール。

7/23 13:24

カールに下っていきます。

7/23 13:28

笛を鳴らしながら、熊の気配を探りつつ、カールを下っていきます。

7/23 13:31

カール壁面にも多数のお花が。

7/23 13:38

七つ沼カール付近は、お花畑だらけ。

7/23 14:24

七つ沼カールの雪渓。

7/23 14:24

水場を探します。この後に湧いている水場を発見。

7/23 14:39

七つ沼カール付近は熊がいなければ極上天国。

7/23 16:22

7/23 16:22

7/23 16:23

ミヤマアズマギク

7/24 4:51

朝焼けの七つ沼カール。

7/24 6:22

肩から見たニセ幌尻岳。

7/24 6:26

肩〜ニセ幌尻岳は天国ルートその3。お花畑も沢山咲いてました。

7/24 6:50

ニセ幌尻から見た幌尻山頂。まだまだ遠いです。

7/24 7:08

無事に山頂到着。

7/24 7:16

東カールも綺麗でした。

7/24 7:17

ニセ幌尻と戸蔦別岳。これからこの2人を通って帰るかと思うと気が遠くなります。

7/24 8:09

肩から見た七つ沼カール。やはり綺麗です。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

umiushi010

快晴の中、チロロ林道コースで幌尻岳へ。近年、主コースとなってきたようで、昔の情報と比較すると、格段に整備が行き届いた印象です。ニノ沢の渡渉もよく整備され、稜線上のハイマツもかなり刈られていました。
よって連休の多数の人出で、駐車場も満杯。結局、コース上のテントスペースはどこも空きがない状況だった為、七つ沼カールへ降りました。水場もあり花も沢山なので、熊がいなければ天国です。
コースの長さ、水場、テントスペースの少なさ等、難易度は高いですが、バリエーションに富んだチロロ林道ルートは日本有数のアルパインコースだと感じました。