山犬獄〜高丸山縦走
- GPS
- 09:58
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,396m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
山犬嶽と高丸山、どちらも好きな山です。
それをつなぐ縦走路があるみたいじゃないか、じゃぁ行ってみよう!
と、軽い気持ちでそれを酷暑の7月後半にやってしまうのが、バカだったのです。
まずは、おなじみの山犬嶽の山頂、そして西峰の山頂を越えて、いよいよその先の未知の世界へ。
道は踏み跡やテープも明瞭。ただし木の枝葉は思いっきり落ちているので、それを踏み踏み歩いていくのは地味に体力をもぎ取られます。
水ぐらいどっかにあるよね〜と軽く考えていたら、実はなかった、ヤバい!と思ったところにダブルパンチの日陰なし舗装林道歩き。
暑い、まずい、やばい、と思ったところになんと湧き水がポタポタ落ちている場所を見つけました。まじめに命救われました。
高丸山への登り口で、改めて目の前にキュッと急角度にそびえ立つ高丸山の視覚的インパクトに心が折られましたが、それでも登った。
もう気力で登った。
そして高丸山駐車場に下りた時点で、実はここからが最大の難所。
そう、我々の車はなんと山犬嶽駐車場(つまり樫原の棚田の手前)にあるのだった。
。。。。
駐車場から車道に出るところまですでに遠く、そしてそこから延々と続くくねくね車道、しかもアスファルト舗装に下りという、「つま先と膝に激痛コース」
人家が見えても、ここからまだまだ続く。
最初のバス停(つまり上勝の最奥のバス停)までだってまだまだだぞっと。
地域住民の皆さまに思い切りうろんな目で見られながらも「こんにちは〜」と強がって明るく通り過ぎ、「山犬から高丸に来て、ここから山犬に戻る」と説明して絶句をされる(リピート)
そして、ふと車が通り過ぎていったなぁと思いきや、10分後になんとスクーターで追いかけてきたのが、先程車で通り過ぎていったお兄さん。
「これ、お土産。焼いて食べな」と手渡された紙袋の中には、最近釣ったばかりと見られる鮎さんたちが。。。
感涙にしばしむせぶ。
バス停につくと、バスはまだ数十分後。
ただし、このあたりのバスは別にバス停でなくても自由乗降なので、とにかく少しでも先に進みつつ、川で足を冷やそうと試みる。
。。。。氷のように冷たいんですが、水。こんなに暑いのに。
そして、バスをうまく捕まえ、山犬嶽駐車場から「一番近いバス路線の道」におろしてもらう。
そう、バス路線の道は一番低い川沿い。
そして、駐車場へはそこから登って登って登って。。。。
息も絶え絶えに登って。。。
(本日の総距離にあと3km足して見てください)
到着時には真っ暗になっておりました。
(教訓:現実的に可能な計画を立てましょう)
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