夏の花探し〜御岳山ロックガーデン

2021年07月31日(土) [日帰り]

• GPS: 04:15
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,111m
• 下り: 1,141m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:54
• 休憩: 1:10
• 合計: 4:04

距離 9.7km 登り 1,120m 下り 1,148m

10:05 富士峰
10:31 御岳ビジターセンター
10:48 長尾平分岐
10:55 長尾平展望台
11:10 11:13 長尾平分岐
11:36 12:03 七代の滝
12:12 天狗岩
12:16 12:35 ロックガーデン
13:01 13:20 綾広の滝
13:46 13:47 長尾平分岐
14:00 14:01 御岳ビジターセンター
14:09 御岳山駅

富士峰 10:05 - 10:31 御岳ビジターセンター - 10:48 長尾平分岐 - 10:55 長尾平展望台 - 11:10 長尾平分岐 11:13 - 11:36 七代の滝 12:03 - 12:12 天狗岩 - 12:16 ロックガーデン 12:35 - 13:01 綾広の滝 13:20 - 13:46 長尾平分岐 13:47 - 14:00 御岳ビジターセンター 14:01 - 14:09 御岳山駅

天候

曇りのち時々晴れ。朝から雷注意報。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

7/31 9:39

ミライトワとソメイティ。そういう名前だったのか。コンセプトは温故知新らしい。

7/31 9:42

さっそくレンゲショウマ群生地へ。咲いているのはまだ少しです。穴あきの花。

7/31 9:46

蓮華升麻(レンゲショウマ)。これは傷もなく綺麗です。きれいな写真を取りたいならむしろ今頃のほうがよいかも。

7/31 9:46

蠅毒草(ハエドクソウ)。ハエ取り紙の毒のもと。

7/31 9:50

砧草(キヌタソウ)。名の由来は果実の形を木槌「砧」に見立てた。

7/31 9:51

犬塔花(イヌトウバナ)。

7/31 9:52

7/31 9:54

蜘蛛の飾り付き。

7/31 9:59

玉紫陽花(タマアジサイ)。まだ苞が残り、開花したばかり。

7/31 10:05

山路の杜鵑草(ヤマジノホトトギス)。花被片が平開するが反り返らない。花糸に紫色の斑点がないところがヤマホトトギスとの違いらしい。ホトトギス属の花被片の斑点を鳥類のホトトギスの胸にある斑点になぞらえてホトトギスという。「山路の」は山道でよく出会うことからつけられた。

7/31 10:06

鵯花(ヒヨドリバナ)。

7/31 10:15

長葉の高野箒(ナガバノコウヤボウキ)。

7/31 10:15

横から。頭状花序は小花の集まり。小花は筒状の両性花。白色の花冠が5裂して、線形にねじれる。
くるくるカーリー縦ロールの花びらです。可愛らしい。

7/31 10:20

蜻蛉草(トンボソウ)。名の由来は花の様子がトンボに似ているから。

7/31 10:23

梅花躑躅(バイカツツジ)。まだ咲き残っていました。

7/31 10:30

野蕗(ノブキ)。名の由来は葉の形がフキに似ることから。

7/31 10:36

現の証拠(ゲンノショウコ)。「実際に効く証拠」を意味する。下痢止めの薬草。

7/31 10:37

草の黄(クサノオウ)。皮膚疾患の薬草。

7/31 10:37

藪萱草(ヤブカンゾウ)。消炎、止血の生薬。

7/31 10:40

黄釣船(キツリフネ)。名の由来は黄色い花で帆掛舟を釣り下げたような形をしていることから。

7/31 10:52

雷注意報の出ているあやしい雲行き。

7/31 11:36

盗人萩(ヌスビトハギ)。名の由来は果実が泥棒の足跡に似るという。
フジカンゾウとの違いは葉。ヌスビトハギが3枚の小葉に対してフジカンゾウは5−7枚の小葉からなる。
写真の花はどちらかわかりません。

7/31 11:43

七代の滝。

7/31 11:43

イワタバコが咲いていましたが、もう終盤でした。

7/31 11:44

アップ。紫とオレンジがきれいです。

7/31 11:49

白っぽい個体。少しだけ紫。

7/31 12:45

銀梅草(ギンバイソウ)。白い五弁の花をウメに見立ててこの名がついた。花は装飾花と両性花がある。写真の真ん中の花は両性花、右に咲いているのが装飾花。

7/31 12:45

上から。葉の形がチョキ。葉っぱはもう穴だらけ。

7/31 12:47

近くにイワタバコも咲いていました。

7/31 12:52

対岸の岸壁にたくさん咲いていました。

7/31 12:49

玉川杜鵑草(タマガワホトトギス)。花の黄色をヤマブキの色に見立て、ヤマブキの名所であった京都府の木津川の支流である玉川の名を借りてその名とした。

7/31 12:54

登山道左の岩に咲いていました。

7/31 13:01

紅葉笠(モミジガサ)。別名シドケ、シトギ、モミジソウ。茎先の葉が展開しないものは山菜として食用にされる。葉が有毒植物であるトリカブトに似ていることから誤食し死に至った事例あり。

7/31 13:03

花のアップ。花冠が外側にくるっと反り返り、花柱の先も2つに分かれて反り返っています。くるくる丸まってこれも可愛らしい。

7/31 13:05

綾広の滝。去年ここで滝行をしました。またやろうかなと思ったら8月は宿が満室でした。

7/31 13:09

頭上の岩にイワタバコ。

7/31 13:12

上の方にはきれいな株があります。

7/31 13:34

松風草(マツカゼソウ)。名の由来は秋風に吹かれる草姿に趣が感じられるということから。葉をもむと独特な臭気がある。そのためシカが嫌い食害を免れている。

7/31 13:35

マツカゼソウの花のアップ。

7/31 13:37

深山谷渡(ミヤマタニワタシ)。これから開花です。

地質図と並べて見ました。白い部分は約2億〜1億4千6百万年前の付加体、オレンジの部分はチャート、七代の滝や綾広の滝はこの境目にあります。

撮影機器：

DC-TZ90 Panasonic

感想

simunee

　レンゲショウマが咲き始めており、イワタバコの花もみれるかなと思い、御岳山に来ました。七代の滝からロックガーデンを通り綾広の滝を通って1周し、花探しをしましたが初夏から初秋くらいに咲く花を探すことができました。このコースはほとんど木陰で七代の滝からは渓流沿いになるのでそれほど暑くはありません。昼間でもヒグラシがカナカナ鳴き、それにエゾゼミのジーっという鳴き声が混ざり、ちょっともの悲しい感じがします。イワタバコは今年は早かったのか、もう終盤できれいな花が少なくてちょっと残念でした。レンゲショウマもこれからです。色々な花が咲き、冬にはカメバヒキオコシの氷華もみれることがわかったので時期を変えてまたここに来ようと思います。