甲武信ヶ岳 千曲川の冷たさに足をやられたー!
- GPS
- 07:30
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,328m
- 下り
- 1,319m
コースタイム
8:00 ナメ滝
9:10 千曲川源流
9:45 甲武信ヶ岳・金峰山分岐
10:15 甲武信ヶ岳 10:45
11:05 甲武信ヶ岳・金峰山分岐
12:40 ナメ滝
14:00 毛木平駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車台数60台。朝5時過ぎの時点で10〜15台程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 道が乾いていて、とても歩きやすい。 【登山ポストの有無】 毛木平駐車場のトイレの壁にあり。用紙、ペンあり。 【水】 登り0.7L 下り0.7L |
写真
感想
次の休みはどこの山?と妻の希望を訊いてみると、答えは「甲武信ヶ岳」。し、渋いチョイス。
ということで、甲武信ヶ岳。
ですが、この甲武信ヶ岳、日帰りで行こうとするなら、コースタイム的には長野県川千曲川源流コースが有利。自宅から登山口へは少々遠いけれど、千曲川の水源も見たいし、頑張って行ってみました。
毛木平は長野県川上村、高原野菜の産地です。村は一面緑の畑。びっくりするような広大な畑が広がっていました。まだ真っ暗な夜明け前から緑の畑でライトをつけて収穫していました。美味しい野菜を作ってくださって頭が下がります。帰りにぜひ買って帰ろう。
毛木平から千曲川に沿って登る道は急な坂もなく、延々と森の中を緩やかに登っていく道でした。乾いた岩にはコケやシダが生していて、一面の緑の世界。沢の流れのマイナスイオンと森のフィトンチッドが感じられそうで、眺望よりも森の雰囲気を感じることが好きな妻はとても気に入った様子でした。
3時間弱も歩くと千曲川の水源地に到着です。水源というのは不思議ですね。大地ヶ湿り気を帯びていてその湿りが集まって水たまりとなって、水の流れになっている。このわずかな水が大河となって何百km先の海に注ぎこんでいる。こんな山奥で海のことを感じるほど、自然の大きさを感じました。
水源からは今までと一転、上り坂が急になりました。それまでがなだらかな坂だったので息があがります。でもそれも20分ほどのことで展望のない稜線に出ました。そして30分弱で甲武信ヶ岳の頂上に到着。いきなり南側の眺望が開けてすがすがしさを感じました。ただ、風が強く、雲の流れも速く、それまで森の中を歩いていて風を感じることがなかったので、すこし寒く感じるほどでした。周りの山には雲がかかっていて、たぶんあれが金峰山や瑞牆山と思う山には雲がかかっていました。それがちょっと残念。でも逆に考えれば、そんな中で甲武信ヶ岳には雲がかかっていなかったのでラッキーだったのかも。
帰り道もまた千曲川源流に沿って歩くうち、どうにもたまらなくなって、靴と靴下を脱ぎ、童心に返って渓流に入ってみました。しかし、水がすごく冷たい!くるぶしまででも5秒と入ってられない。童心に返るのもなかなか難しいものです。でも本当に気持ちよかった。疲れた足がリフレッシュしました。
そうそう、帰りは忘れず地元のスーパーで川上村のレタスを買って帰りました。
首都圏からはアクセスしにくい長野県側の登山口ですが、源流の気持ちよさと高原野菜のおいしさを感じに行ってみてください。
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