雨煙る雲取山、帰りは石尾根縦走(最後まで油断は禁物？)

2013年09月07日(土) ~ 2013年09月08日(日)

• GPS: 27:04
• 距離: 33.9km
• 登り: 2,500m
• 下り: 2,688m

コースタイム

1日目鴨沢9：30→堂所11：10→七ツ石小屋12：00→奥多摩小屋13：00→小雲取山13：20→雲取山荘13：55（14：10発）→雲取山避難小屋15：00
2日目雲取山避難小屋5：30→小雲取山5：45→奥多摩小屋6：10→七ツ石山6：40→高丸山7：40→日陰名栗山8：00→鷹ノ巣山避難小屋8：25(8：50発)→鷹ノ巣山9：15→六ツ石山分岐10：25→三ノ木戸林道分岐10：55→12：00登山道終点→12：30奥多摩駅

天候

2日とも曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き横浜駅5：22発横須賀線東京行き→武蔵小杉駅5：43発南武線立川行き→立川駅6：39発青梅線奥多摩行き→奥多摩駅7：46着(￥1，380立川7：15発青梅乗換8：29奥多摩着でも可）西東京バス8：35発→鴨沢9：10着(￥610）

コース状況／危険箇所等

全体的に危険個所はありません。
・鴨沢から奥多摩小屋までは登りも緩やかで歩きやすいです。
・奥多摩小屋から雲取山頂まではそれなりの登りとなりますので足元に注意してください(所々巻道もあります）
・雲取山頂から雲取山荘間は距離はないですが勾配は多少あります。
・七ツ石山から鷹ノ巣山避難小屋は基本的に巻道の方が通行量があるようなので各山頂所々踏み跡がやや薄い所もありますが問題ありません。
・鷹ノ巣山から奥多摩方面は道も広く歩きやすいところが多いですが折り返しながらひたすら下る個所や三ノ木戸以降にある粘土質の削れた道等滑りやすい個所がありますのでスピードの上げすぎは注意が必要です。

写真

9/7 8:04

小雨の中奥多摩駅でバスを待ちます。

9/7 9:16

小河内ダムの水位はどうなんでしょう？人工降雨とかやってましたが。

9/7 9:18

丹波山といえばタバスキー。

そして私のザックにもタバスキー青、後ろの見張り兼自分のザックの目印で。(帰りの奥多摩駅で）

9/7 9:29

バス停横の階段を上がった所の派出所に登山届入れ、奥多摩駅で提出してきました。

9/7 9:30

スタートします。この天気でも向かう方多数（私もですが）

9/7 9:31

案内看板、気をつけて行きます！

9/8 19:16

暫く舗装路を上がります。

9/7 9:32

道中の癒し。

9/7 9:38

鹿倉山、大寺山方面？上の方はガスですね。

9/7 9:40

近道の林道へ入ります。

9/8 19:18

小袖の駐車場に向かいます。

9/7 9:54

一度車道にでます駐車場にも結構止まってました。

9/7 9:55

祠がこっそりと。

9/7 9:58

車道を少し上がると登山道入り口が見えてきました。

9/7 9:59

ここからが本編です。本来住んでる熊からしたら登山者出没注意といったところですね。会いませんように

9/7 10:03

雨のためか崩れてる個所もちらほら

9/7 10:08

長雨が降らなければ良いですが。

9/7 10:10

倒れてきそうな木ばっかりですからね・・・

9/7 10:14

地図にも載ってる廃屋、そのうち崩れるのですかね。

9/7 10:18

道中花は少なめ。

9/8 19:21

新目の標識、タバスキーはわかるけどなぜ東京マラソン？その収益で立てた？

9/7 10:39

少しずつガスが出始めました。

9/7 10:42

こういう時は苔でも眺めながら進みます。

9/7 10:49

水場、ここで飲んだことないですが汲んで帰る方もいるようでおいしいのかな？

9/7 10:51

水場のすぐ先に少し広いスペースあり、一息入れます。目安の時間書いた案内板もあり。

9/7 11:10

堂所到着、ドウトコロらしいですね。

9/7 11:11

蜘蛛の巣ネットができています。蜘蛛の巣は異常に沢山あった気がしますね。

9/8 19:24

堂所から少し行くと気持ち勾配がきつくなります。

9/7 11:24

道らしきものはありますが通行止めです。

9/8 19:26

もやもや〜っとしてます。

9/7 11:45

ガマさんが登場、一生懸命上に逃げようとしますが登れずにあきらめてじっとしてました。

9/7 11:47

時間もありますし休憩のため七ツ石小屋へ向かいます。

9/7 12:01

ここの水で生き返ります。おいしいですね

9/7 12:02

眺望はまったくなし、分かってて登ってきてるのでいいんですけどね。

9/7 12:06

軽く休憩して小屋を後にします。

9/7 12:06

雲取方面へ出発

9/7 12:26

少し登ると平坦な道歩きになります。

9/8 19:29

ガスは出てますが幸い雨はほとんど降ってないので快適です。

9/7 12:40

蜘蛛って器用ですよ・・・

9/7 12:43

登りは巻き道で行きます。

9/7 12:50

頑張れっと心の中で応援しつつ巻き道を行き追い越す邪道な人がここにいます。

9/7 12:53

ヘリポート到着、こんな天気じゃ着陸できないんでしょうね。

9/7 12:55

「おいしいよ」の下の絵はキツツキかな？

9/7 12:57

奥多摩小屋に到着、テントは見当たらず。

9/7 12:59

人生には巻き道も必要なはずです。

9/7 13:01

そうすれば花が見れたりもしますし。

9/7 13:03

当然眺めはないですけどね。

9/8 19:34

小雲取にむかって登ります、無理に直登はせずクネクネ行きます。

9/8 19:36

先を歩いてる方達は気合いで直登してました。

9/7 13:21

なんとか登り切りました。あと一歩で山頂ですが。

9/8 19:37

手前で巻き道に入り先に山荘に向かいます。道中でテントはやめて避難小屋にしようと思い水の補給を先に済ませたかったので。

9/7 13:29

そしたら苔祭りが開催されていました。

9/7 13:37

しゃがみ込んで満喫します。

9/7 13:37

ニョキニョキ伸びてますね。

9/7 13:40

巻き道でも楽しめます。こんな天気ならではですね。

9/7 13:52

山頂からの道と合流します。

9/7 13:52

見えてきました、雲取山荘。

9/7 13:56

まず花に吸い寄せられてみます。

9/7 14:00

大人のセンスということで。

9/7 14:00

このトイレはほんとに山の上かと思うほど綺麗ですね。靴脱ぐのは大変ですが維持するためには大事なんでしょうね。

9/7 14:04

山荘ももちろん立派です、中に入ったら小屋の方に「テントですか？」って聞かれて思わずはいって言いそうになりましたが天気が予定より怪しいので飲み物購入して水補給後山頂に向かいます。

9/7 14:08

田部重治さんのレリーフ。

9/8 19:44

屋根がまぶしい。

9/7 14:20

鎌仙人のレリーフ、行きませんでした。

9/7 14:32

ここを登れば雲取山頂に出ます。ガスがどんどん濃くなって・・・

9/7 14:40

山頂手前で雨が強くなってきたのでとりあえず小屋の中へ避難、今晩お世話になります。

9/7 14:50

天気がいいと小雲取方面からの道中が一望できるんですがね。。。

9/8 19:46

一番立派な埼玉の山頂標識、何組か写真を撮りあっておられました。

9/7 14:56

三角点、雨、風共強まるので退散、登ってきた皆さん何も見えずに残念そうでした。

9/7 15:33

本日のコース上での収穫？気がついた時だけ拾ってますが人気コースは多いですね。しまったつもりで落としたんだろうと思うことにしています。

夜景は撮れないから暇だろうと思い山荘で購入したビール（￥500）おいしく頂きました。

9/8 5:31

朝です、もう日の出の時間は過ぎてます。夜は雨と風は結構強まってましたが雨は霧雨程度になってます。

9/8 5:34

昨日小屋自体は撮ってなかったのでパシャり、お世話になりました。

9/8 5:36

少し下がるとガスで小屋が見えなくなります。

9/8 5:43

奥多摩駅まで普通に行っても2，3時には着くので焦らず行きます。

9/8 19:52

濡れているので慎重に。

9/8 6:06

奥多摩小屋到着、テントはやはり見当たらず。

9/8 6:06

ふと気がつくとなんだか見晴らしがあるんですが。

9/8 6:07

昨日ほどガスもひどくないし、もしや天気回復？とか甘い考えを持ちます。

9/8 6:11

そんなとんでもないことをする人はいないと信じてます・・・

9/8 6:12

奥多摩湖の方は晴れてるのかな？

9/8 6:14

青空も顔をのぞかせたりしてます。

9/8 6:15

眺望があるに越したことはないです。

9/8 19:55

もう雨降りそうにないかと思って

9/8 6:31

レインウェア収納、たまには活躍させたかったけどね。

9/8 6:33

ここからが本日のメイン石尾根縦走開始です。（ここまでも縦走路ですけど）

9/8 6:33

右が昨日上がってきた七ツ石小屋方面への道そちらから巻いて行くこともできます。左が七ツ石山への道。

9/8 19:57

昨日は巻き道ばかりでしたが今日の私は伊達じゃない！ってことで七ツ石山へ。

9/8 6:45

途中岩と木のアートみたいな造詣があったりします。

9/8 6:46

七ツ石山頂、広々としています。

9/8 19:58

雲取方面、来た道が一望。

9/8 6:47

これから向かう道中は・・・あれ真っ白だ。

9/8 6:52

倒木にびっしり。

9/8 6:54

七ツ石神社に関する石碑？よく読めませんでした。

9/8 6:55

少し下ると再び鴨沢方面との分岐が出現。

9/8 6:59

さらに進むと巻き道と合流します。七ツ石山巻いて雲取方面目指す時はまっすぐ小屋方面へ向かえばいけます。

9/8 7:05

七ツ石山と高丸山の間にある小ピークへの道、登山道じゃないみたいですね。

9/8 7:07

巻き道と違い所々南面の眺望があります。

9/8 20:04

踏み跡は細いですがしっかりあります。

9/8 7:12

��5しか見ませんでしたが、消火用？

9/8 7:13

小ピーク登頂！

9/8 7:15

一つだけ綺麗に咲いていたのでアップで一枚。

9/8 7:17

高丸山と日陰名栗山かな？

9/8 7:23

下ってまた巻き道と合流このあたりが千本ツツジですね。今年は時期が遅れて散り際に見に来ました。

9/8 7:24

登っていけと言いたげな角度の標識です。

9/8 7:25

今日は一切巻かない気で頑張ります。左側にちゃんと踏み跡があります。

9/8 20:09

暫く上がると北面からバキバキ豪快に移動する音が聞こえてきます。興味本位で確認する気はないので念のため急いで上がります。

9/8 7:39

ある程度離れて一息。

9/8 7:39

高丸山山頂、あまり眺望はありません。

9/8 7:43

鷹ノ巣方面の道はひどいことになってます。

9/8 7:48

続いて日陰名栗山へ、このあたりで少し雨が降り始めました。

9/8 7:48

だいぶ疲れて傾いてます。

9/8 7:50

日陰名栗山の踏み跡が一番薄かったというか植物が繁殖しすぎてる状況です。

9/8 20:13

七ツ石、高丸に比べるとなだらかです。

9/8 8:02

山頂到着。

9/8 8:04

下のガスと上の雲、自分も似たようなところ歩いてるんでしょうね。

9/8 8:17

振り返って日陰名栗山と巻き道の分岐、下ってくる途中から雨がひどくなってきました。

9/8 8:17

もうすぐ避難小屋があります、雨宿りに急ぎます。

9/8 8:19

鷹ノ巣山避難小屋、ログハウスっぽくいい雰囲気です。

9/8 8:20

離れのトイレ、立派なん作りですがもちろんドアを閉めると中は暗いので明かり持参をおすすめします。

9/8 20:15

避難小屋内部、奥行きが無い分工夫された作りです。

9/8 8:22

こんな感じで奥まで靴のまま入れますから入り口側のスペースも有効に利用できますね。

9/8 8:26

今日の天気ではこの先はゆっくり休める場所はないのでここでしっかり栄養補給と休憩を取ります。

9/8 22:33

ごろごろしてると屋根裏に何やらスペースがある事を発見！何が入ってるんでしょう？気になります。

9/8 8:50

すぐ近くに水場もあります。実は峰谷(みねだに)に実際行くまでずっと（みねや）だと思ってました・・・

9/8 8:52

鷹ノ巣山への分岐、何も見えなくたって登ります。

9/8 8:53

登ってる道中はあまり見晴らしが無い山に感じますね。

9/8 20:16

ニョキニョキといっぱい育ってました。

9/8 9:11

だんだんと視界が開けてきます。日原側からだといきなりどーんと広がるので到着した感があって一番好きです。

9/8 9:12

時間も早いしこの天気です、もちろん誰もいません。

9/8 20:17

これから進む縦走路が広がってる、、、はずの一枚。

9/8 9:12

富士山がばっちり見えてるはずの一枚。

9/8 20:18

日原方面への道、ここから下れば早いよと悪魔のささやきに心動かされそうになりました。

9/8 20:18

前回来たのは積雪期だったのでその前は覚えていませんがこんな亀裂あったかな？

9/8 20:19

煙る石尾根縦走路、これもまた良しと思います。

9/8 9:27

倉戸山への分岐、山桜がきれいらしいのでシーズンに行ってみたいですね。

9/8 9:36

親子きのこ、親の笠に寄り添ってました。

9/8 20:20

伝わらない一枚ですが根や石の張り出しを距離はないですが急に下る場所もあります。濡れているときはご注意を。

9/8 9:58

木がバタバタと。

9/8 10:01

将門馬場への道(左)と巻き道(右）鷹ノ巣以降は分岐の標識は基本的にはありませんが、どちらを行かれても合流します。

9/8 20:21

すぐに将門馬場へ到着、眺望はなし。

9/8 10:03

シンプルな標識。

9/8 20:22

しばらく進み左の切れたトラバースを進んでいくとと。

9/8 10:21

六ツ石方面との分岐につきます。正面に写ってるのが来た道です。

9/8 10:29

狩倉山と巻き道の分岐？一瞬巻き道を直進するも気になるので戻って登ります。

9/8 10:33

山頂周辺は某農業大学の演習林のようです。ここまで演習に来るだけで大変かと・・・

9/8 10:49

三ノ木戸林道方面との分岐林道歩きは遠慮したいので直進します。

9/8 20:24

ガスが多いのですが気が付くと青空が覗いていたりもする変わりやすい天気。

9/8 10:59

正面の登りが三ノ木戸山への道だと思ってますが、今回は(も？)スルーさせてもらいます。

9/8 11:00

三ノ木戸山山頂と思わしき場所。(来年あたりには確かめに行きます・・・）

9/8 11:07

「奥多摩駅」という看板が出てくると気が楽になります。

9/8 20:27

問題のズルズルゾーン、雨天以外でも十分歩きにくい場所です。サイドも崩れやすいので右脇(南面)に上がって進みますが、こちらも木の根だらけなので雨天時はご注意を。

9/8 20:28

これは歩き続けてるうちにここまで削れたんですかね、いろんな山でたまにこんな光景を見ますが。

9/8 20:29

猿ファミリーが何やら騒いでいましたがガスで姿見えず一瞬だけ猿影がみえました。

9/8 11:40

三ノ木戸との分岐到着

9/8 20:30

このあたりからはよくある植林帯の歩きやすい道です。

9/8 20:30

謎の建物が見えてきたら登山道の終点は近いです。

9/8 11:47

途中奥多摩の町が見えます。

9/8 11:49

なぜか手書き。

9/8 20:31

登山道のゴールが見えてきました。

9/8 11:53

到着です。あとはのんびり・・・と思ていましたがこの後ちょっとしたハプニングがあり以降のルート写真なし。

9/8 20:32

ハプニングが一応解決し橋の上から一枚。

時間も早いしさっぱりしようともえぎの湯に寄って行きました。

撮影機器：

PENTAX K-30 PENTAX

感想

masat

今週は土日が休める事になったものの天気が悪い、近場の丹沢か奥多摩かで前日夜まで悩んだ挙句今回のルートに決定。
1日目
奥多摩発の鴨沢西行バスに余裕を持って乗るため一つ早い電車で到着、さすがに天気が悪いので登山者は少なめ、沢登の方も何名か、経験がないので何となく増水時は怖そうだとか思いながらしばらく過ごしバスに乗り込みます、最初は空席があるほどですが次の電車が到着するとすぐに増便決定するほど大勢見えました。
　結局私の乗ったバスは満員に近い状況で出発しましたが御前山方面や沢登の方たちが降りていき空いてきます。途中で三頭山方面に行く予定の女性2名が小河内神社で降りようとすると運転手さんがすかさず「浮橋外れてるからいけないよ」とアドバイス、深山橋でも登山道入り口の場所を手際よく説明されてました、さすがですね。
　鴨沢バス停はいつも道理の賑わいです。曇天ですが今回は眺望目当てではないので涼しくていいやと思い出発。堂所までは多少ガスが出てきた程度でサクサク進み早過ぎると思ったので以降ゆっくり目に修正し七ツ石小屋へ小屋で水をありがたくいただき小休止、雨がパラついてきていたのでウィンドジャケを羽織って先に進みます。縦走路に出たあたりからはガスが濃くなります、奥多摩小屋は天気がよければテントを組み立てる人で賑わうのでしょうが一張りもなくひっそりしてました。
　小屋を超えると小雲取、雲取と向かうところですが今回はあえて巻ける所は巻いていきます、理由は単にこれまで通ったことがなかったのと苔やきのこが生えてればそれで楽しめるタイプなので今回は遠くを見るのではなく近くを見て歩きます。まあ、楽ですしね。
　小雲取から雲取山荘への巻き道で特に満喫しながら山荘に着き中に入ると小屋の方にいきなり「テントですか？」と聞かれ条件反射で「はい！」と答えそうになりましたが道中の天気を考え避難小屋使わせえもらおうかと考えていたので珍しくビール(￥500）を購入、10歳若返る水で顔を洗い予備水筒に2ℓ補給して山頂へ、基本的に快適に担げる重量が20��(体重55��)程度なので水2ℓ＋ビールの重量が加わると急に堪えます、カメラ関連が重かったり普通に歩けるならあって便利はそのまま放り込んでおいて損は無いと思うタイプなので毎回水補給後に少し苦労する反省が活かせないですね。まあ、トレーニングと思い頑張ります。
　雲取山頂は何組かがお互いに写真をとりあっていましたが寒いし景色もないと残念そうに下山されたり山荘へ向かわれてました。
　避難小屋はペア3組と私の7名が利用、もちろん夜景は見れないので17時頃にはやることもなく音楽聞きながらうとうとしながら朝を迎えます。
2日目
　朝からガスまみれ撮るものもないので予定より早くスタートします。
予定では巻き道を行かなくても十分早く下山できるので昨日とうって変わって巻き道を使わずに頑張ることにします。
　七ツ石、高丸、日陰名栗はそれぞれ縦走路にそって東西の眺望があります、また、所々で南面の眺望があり天気が良ければ富士山等を眺めながら気持ちよく歩けると思います（巻き道は全体的に眺望はありません）高丸に登る途中北のやぶの中でバキバキと移動する音が聞こえてきたので念の為急いで登って様子を見ましたが正体はわからず、道中鹿はあちこちで鳴いていましたがこの時だけ少し緊張しました。
　途中雨が少しひどくなったので雨宿りもかねて鷹ノ巣山避難小屋でしばし休憩、小ぶりな作りですが広く使う工夫がされた素敵な建物でゆっくり休憩させてもらいました。
　雨はすぐに霧雨のような状態に変わり鷹ノ巣山へ向かい出発こちらからの登りも地味に効きます、山頂はもちろん眺望無し時間も早めですし人もいません、ここで日原方向に下ればあっという間だと悪魔のささやきが聞こえてきて結構悩みましたが予定通り縦走路を進みます。
　鷹ノ巣以降にあるいくつかのピークは巻き道との分岐での標識等はなく無心で歩いていると知らずに巻いてしまいそうな場所もありますが、逆に分岐でどちらに行くか迷っても基本的に合流しますので心配はありません。
　三ノ木戸を過ぎたあたりから登山道がえぐれて非常に滑りやすくなっている個所がしばらく続きます、避けるように脇に踏み跡ができていますから無理せずそちらを進むのもよいかと思います。
　再び三ノ木戸方面への分岐につき歩きよい道を暫く行くと舗装路が見えてきて登山道の終点です、今回もお疲れ様でしたっと思っていると外国の方が3名トレッキングスタイルで道を登ってくるではありませんか、六ツ石にでも行くのかな？等考えながらあいさつすると道を尋ねられました残念ながら英語は出来ないのですが場所ぐらいわかるだろうと地図をのぞきます、なんと英語版の山と高原地図のようでしたこんなのあるんだと指さしてるところを見ると川乗山を指してます！！どうも歩いて川乗橋に向かうつもりが日原街道をスルーしてここまできてしまったようで・・・ジェスチャーと変な片言でなんとか道が違うことを説明し奥多摩駅に戻ってバスに乗ることにしてもらえたようで駅へ向かいます、日原街道でほんとはこの道だったと教え川乗橋で降りればいいと伝え分かれます(片言で「カワノリバシ？」と確認されたので分かってもらえたと思います）時間が微妙でしたが向かわれたのかな、コースタイムも乗ってたし無事楽しんでくれたことを願います。道中すれ違った地元の方から見たら私だけ大荷物もって3名軽装でしたから登山に来た外国の方3名と案内兼荷物持ちの日本人みたいに見えたかもしれませんね(笑)でも、あのまま分からないで進んで大変なことにならなくて良かったです。
　早くたどりついたので駅で靴等の汚れを落としもえぎの湯に入ります(￥750）ここは大きめのロッカーもありますが私のグレゴリーのコントゥア60でほんとにぎりぎり入るサイズです、サイドに付けていた三脚は外さないといけないくらい。（縦に長いタイプもきついかと）最後はバス停となりで饅頭買って駅へ、このころまた雨が強くなってました。
　今回は雲取から鷹ノ巣までのピークもすべて見れたし、天気の良い日とは違った落ち着いた雰囲気の静かな山歩きが楽しめました。　

コメント

angelina

お疲れさまです♪
こんにちは

結構ガスだったのですね …って、ペースはやっ
ゴミ回収もご苦労様です

オリンピックも決まったし
山用英会話も流行ってくるかしら？ omotenashi
The Japanese mountain is wonderful！ってね

masat

ガスまみれでした。
angelinaさんこんにちは

ガスはひどかったですが幸い雨はあまり降らなかったので良かったですよ

奥多摩山系の標識もそのうち多言語バージョンのでっかいのに変わるかも知れませんね