蔵王山 強運発揮のハイキング
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypdf360d1a768da9d.jpg)
- GPS
- 01:55
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 188m
- 下り
- 189m
コースタイム
09:56 刈田岳
10:34 避難小屋分岐
10:42 熊野岳 10:51
11:20 お釜の写真撮影
11:42 レストハウス
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に何も無い。 お釜観光の人ごみに混じって歩く事に照れくさく感じる。 |
写真
感想
山形のホテルをのんびり出発。今日は、昨日山形で落ち合った友人と二人で向かう。蔵王へと道を走っていくが、雲のせいで何も見えない。
27年前来たときは、確か有料道路だったよねなんて思いながら、刈田峠まで来た。
雨は降ってないようだから、とりあえず有料道路に入り、蔵王レストハウス手前の駐車場に着いた。
雲の中だが全く視界が無いわけではないし、雨も降らないようなので、支度をして歩き始める。
直ぐにお釜が見える場所になったが、もちろんお釜は全然見えない。まずは刈田岳へ、パンプスを履いた女の子が歩く道を、登山靴で歩くのも変だが、直ぐに刈田岳に到着。写真を撮って元来た道を降りていく。今度は熊野岳へむかう。
しばらくして、リフトからの道が左から交わってくる。道の真ん中には、大きな丸太が立てられていて、ガスった中でも間違うことなく歩いていける。少しずつ勾配が急になってきた頃、前から降りて来たご夫婦のかたに、ここは地図上のここで良いですよね、と聞かれた。ちょっと僕としては驚いたが、丁寧に教えてあげて、お釜が見えなかったことも伝えてあげた。
少しすると、前方に稜線と小屋のようなものが、薄っすらと見えてきた。どうやら避難小屋みたいだ。ここまで来れば左に稜線をたどれば、熊野岳に着くはず。
広がる景色は月面のような感じがした。風が出てきて寒いので一枚羽折り、しばらく歩くと社が見えてくる。熊野岳山頂だった。社の周りは風を避けられるようになっていて、避難小屋もあった。ここに10人ぐらいの人が居た。
一息入れていると、先ほど道を聞いてきたご夫妻が登ってきた。お釜を諦め、温泉方面に戻るようだ。山頂標識の前で撮影をして、下山開始。帰りは近道をしてお釜方面に下りていく。
ここで少しずつ明るくなってきていると、感じるようになった。もしかしたら晴れるのか?ちょっと道をはずれ、お釜沿いに道を取った。するとこの瞬間を待っていたように、お釜のエメラルドグリーンが見え始めたではないか。蔵王といえばお釜でしょ。友人も凄いと声を上げている。益々晴れていく。先ほど諦めて帰られたご夫婦もここまで来れば、見られたのに、残念。
こうなると何枚も写真を撮り続ける。今までガスの中だった鬱憤を晴らすように、何度もシャッターをきり、場所を変え、また撮影となった。この頃には観光客が一杯押し寄せてきた。ラッキーな方たちだ。先ほどまで何にも見えなかったのに。しかも熊野岳まで見えてきた。歩いた所がしっかり見えて、山へ登った気になった。
こんなこともあるんだね。まあこれも運なのでしょう。お互いの強運に喜びながらレストハウスに戻ってきた。昨日の和賀岳の笹薮に比べれば、遥かに気持ちの良い登山だった。まあハイキングだけど。気分良く、山に一礼して、駐車場へ。
昼からは山形、山寺へ向かう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する