奥深き南ア☆まさに漆黒の鉄兜_塩見岳で小太郎河童と遭遇[鳥倉よりピストン]


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,070m
- 下り
- 2,070m
コースタイム
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第一駐車場と登山口にトイレあり(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
地図データは手書きです。おそらく歩行距離はもっと長いです。 登山ポストは登山口にあります。 [駐車場から鳥倉登山口の道路]自転車があると断然有利です。 [登山口から三伏峠小屋]小屋まで10番に分けられて標されている看板がありがたい。木の階段は滑りますので気をつけてください。 [三伏峠小屋から塩見小屋]アップダウンがあり、脚にきます。ところどころ眺望もあるがかなり長く感じる。 [塩見小屋から塩見岳西峰・東峰]1時間辛い岩道が続きます。 |
写真
感想
以前、仙丈ヶ岳を目指す時、広河原バス停から眺めた北岳の勇姿。osmちゃんと「9月の連休でテン泊の北岳やね!」と話をしていた。
初の3,000m級稜線でのテント泊ということで、不安を抱きながらもワクワクしながら、準備を進めてきた。
しか〜し、週末の天気予報はよろしくない方向に。しか〜も、突然台風まで発生する始末(涙)無理はできないので、テン泊はあっけなく諦める。
「北岳と間ノ岳はセットで行きたい」という想いがあり行き先を悩んでいた時に、以前同行させていただいた山友から、「塩見の日帰り行ってみない?」と誘いの言葉をいただいた。
塩見岳の日帰りって...車のアクセス悪いし、登山道もかなり長そうやし、みんな“キツイ”って書いてあるし...しかも台風近づいていて、天気もどこまでもってくれるかわかんないし...
不安だらけではあったけど、こういう機会でもなければ、「なかなか日帰りで塩見岳は行かないか!」とありがたく同行させていただくことに。
静岡を2時に出発。甲府南IC手前のコンビニでryuさん(山梨)とficさん(東京)と待ち合わせ。高速道路で松川ICを目指す。予想以上に諏訪からも長い道のり。松川ICからも時間がかかる(途中記憶なし_笑)。林道は道が細く、所々に落石があるので気をつけること。こんな天気予報であったが、連休初日、また天気の良かった週末から入っている人たちも多いのか、第二駐車場にまで車が停まっていたが、ここは信じて第一駐車場に向かう。ギリギリ路肩沿いのスペースに2台並べられた。ラッキー☆
秘密兵器(レコを拝見させていただいてですが_笑)の自転車も準備して、早速、登山口を目指す。自転車最高。かなりコースタイムを短縮できる。特に帰りのことを考えると「ぜったい正解やわ〜!ナイス選択!」と嬉しくて声も出る。ちょっとだけ降りて押す場面もあったが、あっという間に登山口に到着。いよいよ歩き始める。
いきなり九十九折りから始まる。「10分の◯」という看板がありがたい。お花は季節の移り変わりを感じさせるものになっていた。所々景色が開ける所があり、南・中央アルプスの山々がその姿を見せてくれる。雲海から覗かせる姿もまた美しい。遠くには南ア北部の甲斐駒や仙丈ヶ岳、そして南には憧れる荒川三山をはじめ、南部の山々姿を見ることができた。富士山を見ることができなかったのはちょっと残念。
三伏峠小屋では環境省の方々との会話をかわし、自然や登山者を守られていることを改めて感謝した。三伏山からの眺望もすばらしいが、はるか遠くに鎮座する塩見岳までの距離感も多いに感じることになり、嬉しさと不安が同居する感覚になる。日帰りじゃなきゃいいんですけどね。
本谷山山頂からは、苔が多いシラビソの原生林の中を歩く。塩見小屋まではコースタイムで2時間10分、まだかなりの距離がある。
塩見小屋では塩見岳山頂の姿を目の前に大休憩。パワーを蓄える。そこから山頂までは厳しい岩登りが1時間。山頂直下では、その鉄兜の姿に圧倒されそうになる。荷物は小屋前にデポできるならデポをオススメ。経験した友人はかなり楽だったようです。岩場は段差もあり滑る所もあるので気をつけること。
山頂からは絶景が広がり、南アルプスのダイナミックで雄大な姿を堪能できる。とくに山頂と山頂を結ぶ数々の稜線は何とも言えない格好よさを感じる。ガスがなかったらもっと凄かったやろな...と思ったが、この天気予報の中では良かった方か!と思えるほどの景色だった。山頂では楽しそうな河童兄弟にも会えた。(小太郎河童は南下してるみたいですよ)見かけたら優しく声をかけてあげてください_笑
日帰りの僕たちは、ここからが本当の勝負。体力と時間との勝負が待っています。山頂であまりに大きなスケールを感じた僕は、余計に不安と辛さを感じた。
塩見小屋ではみなさんから、「がんばってね!気をつけてね!」と温かい言葉をかけていただいた。力になりましたよ☆ありがとうございます!
最後はヘッテンも出動させての山歩きとなりました。暗くなってからは本当にキツかった。気をつけないとだめですね。一人だったら不安になります。無事に下山できて本当に良かった。
登山口からは自転車で駐車場に向かったが、道が暗いため、気をつけてゆっくりと下った。でも10分程度なので、時間的にも体力的にもかなり助かった。
諏訪湖SAで温泉(500円+税)に入り、食事(諏訪IC近くの一風堂)をして解散となった。
今回の山行は、交通アクセスも含め、まさしく時間と体力との勝負で本当に厳しかった。経験豊かな仲間の存在がとても有り難かった。声を掛けてくれた人たちも嬉しかった。
「大きい」と感じる山、塩見岳。また一つ思い出に残る素晴らしい山行ができました。
仲間、そして山の神様、今日もありがとうございました☆
笑顔で楽しそうな写真ですね
他の人のとか色んなレコ見させてもらいましたけど、こういうの見させてもらったら、お顔がはっきり写ってる方が良いなって思いました。
笑顔見て、山を楽しんでるんだなって思いました。ヤッパ楽しいが一番ですよね。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
古いレコですが、大所帯のチャリンコ暴走族、強行日帰りと、とても楽しい山行でした。
顔出ししていると、あの時の人だ、なんてことで、連絡頂くことが多く、山友が広がるきっかけにもなりますし
昨今のネットでマッチングして、一緒に行きましょうなどと言うときも、安心して声かけしてもらえるとか思っています。山梨の山に登られるときは、お声かけください。
こんばんはhiroko_3845さん!
そうですねーこの山行はハジけるほど楽しかったですよー
私は顔出すのが恥ずかしいのでカッパの力を借りて隠れています!(隠しきれてませんが)
もしどこかの山頂でカッパを見かけたらぜひお声がけください!
hiroko_3845さん、こんにちは☆
コメントありがとうございます。また、レコを見ていただきありがとうございました。
僕のレコは、どちらかというと、いつも人が主役なんです
一緒に歩いてくれるメンバーとの時間が、楽しくてたまりません!
「どの山を登るか」も楽しいですが、「どうやって登るか(登ったか)」が、自分の中ではとても大事なんですね。山歩きの楽しさ、その時の雰囲気が少しでも伝わるように、レコを書いています!
また笑顔いっぱいのレコを書けるように、これからも楽しく山を歩いてきます!
hiroko_3845さんも娘さんとの山行、楽しそうですね。
またレコを拝見させていただきますね☆
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