今登るしかない鶏冠山
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・鶏冠山登山口は二俣吊橋を渡ってすぐの西沢渓谷の大きな看板の所を右に入る。青い小さな標識が木に打ち込んであるので分かる。 ・鶏冠沢出合部で東沢を渡渉するが今回は靴を脱がずに渡れたが水量が多い時は脱ぐ必要がありそうだ。 ・東沢を渡ったら鶏冠沢の方に行くと登山道が見つかる。 ・登山道は1/25000の地形図や昭文社の登山地図には記載されていないが最初はしっかりした道がついている。しかし急に道が直角以上に曲がるような所では真っ直ぐの踏み跡もそのまま続いている箇所も多いので注意すること。私も2回、真っ直ぐに進んでしまいルートを間違えた。特に第1岩峰近くでは間違えたルート上に新しい空き缶や少し古いゴミも落ちていたので私以外にも間違える人が多いようである。 ・数は少ないが標識(特に上部)や赤テープもある。 ・途中の悪路にはロープがあるので利用は可。 ・第1、第2岩峰には鎖が取り付けられているがそれ以外も岩に取り付く箇所は多いので初心者は避けるべきであろう。また雨天時は登山を避けるべきである。 ・第3岩峰迂回路から尾根に戻った箇所に鶏冠山への道標があるがそちらに行くと5分くらいで山梨県百名山の鶏冠山標柱がある。しかし地図上の本来の鶏冠山は木賊山方面に鶏冠尾根を20分くらい登った所のピークである。山頂には何もないが「とさか山」と書かれた小さな標識が木に縛ってあった。 |
写真
感想
70歳近くになると人生の終活はともかく、山の終活を考えるようになる。あと何年、山に登れるだろうか? 70歳を過ぎたら普通の体力しかない自分には里山的な山登りが中心になるであろう。まだまだ登りたい山は数多くある。今のうちに登りたい山でハードの山は登っておかないと、もう登れなくなってしまう。そのような山の中から今回、鶏冠山に登ることにした。
私が事務局をしているボランティアグループ「えんの会」でボランティア以外の親睦行事として紅葉狩りを計画している。候補として山梨県西沢渓谷が挙げられている。
西沢渓谷の下見を兼ねて西沢から登る鶏冠山にした次第である。鶏冠山は1/25000の地形図や昭文社の登山地図には登山道は記載されていない上部が岩場の連続する山である。ヤマレコには多くの鶏冠山の記録は載っている。ルートはしっかりしているようであるが岩場が連続する山は、バランス感覚が歳と共に鈍り、更に右眼がもう1つ良くない私にとっては70歳を過ぎてからでは無理だと思えて、登るならば今しかないと思えた山である。
実際に歩くと登山道は下の方は明確であるが、上部で判り難い個所も多くなってくる。私はルートを2回ほど見失い、すぐに戻り正規のルートを見つけることが出来た。
岩場は鎖がついている第1、第2岩峰は不安はないが、その他の箇所では少し不安になる。若い時ならばこの程度の岩場はなんでもなかったが、つまずき易い今の年齢になると慎重に集中して登り下りをする。そのためか日頃の山歩きでは感じなかった左膝や右足指がつるような嫌な違和感を感じ、時々マッサージしながら歩く。
本当ならば鶏冠尾根を木賊山まで縦走して徳ちゃん新道で戻りたかったが、下山後の西沢渓谷の様子確認があるので短時間で済むピストンとした。
西沢渓谷は甲武信ヶ岳などのときに通過しているが中を観賞したのは今回が初めてである。さすがに観光客が大勢押しかけるだけの価値がある見事な渓谷美であった。
fujinohideさんこんにちは!
鶏冠山に行かれたんですね
以前徳ちゃん新道からチラホラ見えるギザギザとした鶏冠山が気になっていました。
あんな危なそうな所行けるのか?と思いながら歩いていたのを思い出します。
私も是非いつか行って見たいと強く思いました。
素晴らしい記録ありがとうございます
追伸
西沢渓谷には紅葉に時期にいづれ娘と行って見たいと思って密かに計画中でありました
Johnnnyさん、今晩は。
私の場合、山に登りそこから見える山の中から次に或いはいつかは登ろうと引き出しにその山を入れておくことが多いのですが、鶏冠山もその1ツでした。
まだまだ登りたい山は多いのですが、この歳になると時間との競争になってしまいます。
西沢渓谷を奥まで歩いたのは私も初めてですが良い所でいつか私も孫を連れて再訪したいと考えています。
fujinohide さま
芋亀でございます。
70ならまだまだ
80でヒマラヤもいますから。
とはいえ健康第一で好きな山に行きましょうよ
あきらめないでくださ〜い
芋さん、雲取山お疲れ様でした。膝の調子がまだ本調子ではないようですが、膝と腰は長引きますのでゆっくりと完治を目指しましょう。
私も50代の時に膝痛に悩まされましたが、藁をも掴むつもりでサメの軟骨の錠剤を3ケ月ほど飲んだら治り、その後もひどく再発することはなく済んでいます。
まだまだ山を止めるつもりは勿論なく、あと10年は登りたいとは思っていますが、きつい山やルートは今のうちに登っておかないとと少し焦りの気持ちがあるのも事実です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する