火打山〜妙高山
- GPS
- 30:00
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,838m
- 下り
- 2,040m
コースタイム
10/04(土)⇒4:13直江津駅5:26⇒電車⇒6:05妙高高原駅7:20⇒バス⇒
8:10笹ヶ峰8:33〜12:00高谷池ヒュッテ幕営/荷物デポ13:00〜14:31火打山15:07〜16:10高谷池ヒュッテ
10/05(日)3:00起床5:00出発
〜5:56黒沢地ヒュッテ〜8:36妙高山9:15〜10:20天狗平〜11:07北地獄谷麻平分岐〜12:43燕温泉 食事&入浴
15:30⇒バス⇒15:59関山駅16:43⇒JR信越本線⇒17:32長野駅17:48⇒新幹線あさま⇒19:32東京
天候 | 10/04(土)晴れ 夕方から曇り 10/05(日)曇り 夕方から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
高谷地ヒュッテ幕営代400円 水無料、要煮沸 燕温泉 ホテル花文 入浴500円、お昼ご飯11:00〜13:30までオーダー可 ラーメンやうどんなどを提供している食堂が1軒あり。 |
ファイル |
非公開
3443.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
深夜の上野駅に停車している急行能登のレトロな姿を見てワクワク♪
車内がむし暑く、ほとんど眠れないまま、直江津駅へ到着してしまったが
ホームの待合室は広く、ここで束の間だが熟睡できた。
バスに乗り継いで笹ヶ峰で降りると、スカッとすがすがしい朝の高原の空気。
今回は私にはひさびさのテント泊だし、水も担いでいて(水質が良くないらしく)
少々不安があったけど、天気も上々のようだし軽快な気分で登山口へ。
穏やかな広葉樹林帯は、まだ緑がちだけど、ところどころ赤くなって、
上のほうの紅葉に期待が持てる。整備された木道は歩きやすいが
この時期は避けられないのが団体さん、なんと44名!のパーティと
出発が一緒になってしまった。(このパーティは、けっこう健脚で
翌日の下山まで何度も何度も顔を合わせることに・・)
沢の出合いから徐々に勾配がキツクなってくる。
これが本日の難所「十二曲り」? 団体さんとの距離を保つように
気を配りながら地道に登っていくと、富士見平に到着。
ここからは視界が開け、見どころがたくさん。
紅葉は始まりかけだが、赤・黄・緑と本当に色鮮やかな山々♪
高谷池ヒュッテの三角屋根も小さく見えてきた。
高谷池ヒュッテはやはり混雑していたが、きれいな小屋と
テン場所で気持ちがいい。水の状態も時期によるのか
思っていたより澄んでいて冷たかった(でも要煮沸)。
テントを張って荷物をデポしたところで、汗! 雨具が入ってない?!
ひぇ・・。申し訳なく情けない気持ちでいっぱいになりながら
noriaちゃんに申告。取りあえず今日は天気が持ちそうなので
火打には登り、明日の天気次第では妙高はあきらめることに。
うぅ、ごめんなさい・・。デポして身は軽くなったが、
心はやや重いまま火打へ向かう。
すぐに目の前に広がったのは、小さな池塘が点在する湿原、天狗平。
秋晴れの空が池に映り込み、オレンジの草紅葉が絨毯のよう・・。
秋の池塘ってこんなにキレイなのね〜!良い時期に来られたことに本当に感謝。
たおやかな火打の山容を眺めながら、のんきなペースで歩いていたのだが、
山頂までは近いようで意外に距離があり、前日の寝不足が響いてきたもよう。
もうろうとしながら山頂に到着。残念ながらやや雲が出ていたが、展望は少しあり
アルプスらしき影も遠くに見える。足元に広がる紅葉を愛で、
写真撮影もしたところで、しばしの仮眠(笑)。おかげで結構回復し、
元気を取り戻して天狗平まで戻ってこられた。
たった半日で紅葉が一段と深まったように見えて不思議だった。
夜は星がきれいだったが、早目にシュラフに入って就寝。
2日目、天気はなんとか持ちそう。ヨカッタ!
テントを撤収してもまだほの暗く、団体さんの気配もまだなく静か。
ヘッドライトをつけて笹原の木道をソロソロと進み、妙高を目指す。
空が白み始めたころ黒澤池ヒュッテへ到着。
六角形の屋根が個性的な大きめのヒュッテだが、やっぱり人でいっぱいだぁ。
団体さんを追い抜いて、前進!とはいえ、こちらもゆっくり目のペースで
じわじわと大倉乗越、長助池分岐と順調に通り過ぎ、いよいよ山頂への急登へ。
火打と比べて妙高が男性的と形容されるのがよくわかる岩の山稜。
妙高山頂は少し雲っていて視界はさほどなかったが、
それでも切れ落ちる岩々がそびえ立ち、まさに断崖絶壁といった眺めは
なかなかスリリング。ここで少しゆっくり休憩。
コンロを出して飲んだお茶がとてもおいしかった。
小さなお社のある南峰へ立ち寄って、下山路に向かう。目指せ、燕温泉♨!
サクサク下りたかったが、しばらくは鎖場が連続して足元に気が抜けない。
しかも下りは大混雑。前日の44名団体にまたもや道を譲ってもらい、
しばらく下ると、今度は50数名の団体と遭遇・・。
こちらも抜かさせてもらうが、このあたりから足に違和感が・・・。
うーん、急速にバテてきた感じ。たった1泊なのに情けないやら、
家から水を担いでくるなんて馬鹿だったなぁ、とかいろいろな思いがよぎりつつ、
ペースは落ちるばかり。ヨロヨロと下り続けると、だんだん硫黄臭くなってきて、
ようやく燕新道に出た。こちらのコースはめっきり人が減り静かだ。
でも単調な植林(?)帯で、こっちから登るのは退屈かもしれないと思った。
やっぱり火打から先に登って正解〜、などと話しているうちに燕温泉郷に到着!
ひなびた温泉街だけど、食事もできるし、温泉の泉質はかなり良いとみた!
noriaちゃん、いろいろ心配かけてごめん。でも良い山行で思い出になりました。
火打大好き♪ ありがとう!!
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