蔵王中央高原（三郎岳・五郎岳）

2021年08月24日(火) [日帰り]

• GPS: 02:56
• 距離: 5.7km
• 登り: 258m
• 下り: 293m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:20
• 合計: 3:43

距離 5.7km 登り 303m 下り 293m

9:34 鳥兜山
11:00 11:03 五郎岳
12:29 12:34 ドッコ沼
12:38 12:38 中央高原駅
12:44 12:45 ドッコ沼
13:03 13:12 鳥兜駅
13:13 13:17 鳥兜山
13:17 ゴール地点

写真

8/24 9:09

蔵王中央ロープウェイ山麓改札

8/24 9:16

蔵王中央ロープウェイのゴンドラ
かなり広い。係員搭乗でアナウンス付き。

8/24 9:28

ロープウェイ頂上鳥兜駅

8/24 13:08

スタンプラリーをやっていた。
各スタンプの場所にはコラムの看板があって、単にスタンプ集めるだけでなく、三郎岳と五郎岳の由来など色々な面白い話も知ることができるとてもよい企画だと思う。（ああ、こんなところに書くんじゃなくて、職員さんに直接言ってあげるべきだったと今更ながらに思う）

8/24 13:08

スタンプラリーは中央第一リフトからドッコ沼側だけ。次の写真の蔵王中央高原散策路マップと見比べるた、五郎岳とか片貝沼とかは行かなくてもクリアできるから登山者目線では割と楽。観光者目線だとそこそこ大変だけど。

8/24 9:29

蔵王中央高原散策路マップ

8/24 9:31

鳥兜山頂
開運の鐘

8/24 9:31

鳥兜山頂
大黒天

8/24 9:33

鳥兜山頂
鳥兜駅から徒歩1分。一瞬で到着。

8/24 9:34

鳥兜山頂からの景色
鳥兜駅から徒歩1分のお手軽さで結構いい眺め。
下界は晴れているが、ここより上は雲が立ち込めている。昨日の濃霧と同じ状況。

8/24 10:00

斎藤茂吉の歌碑
結構いろんなところにある

8/24 10:09

キノコ
熊野岳とかの蔵王ロープウェイ側ではキノコは見かけなかったが、蔵王中央ロープウェイ側はいろんなキノコを見かけた。

8/24 10:41

三郎岳山頂
草木が生い茂っていて展望は全くない
ついでに山頂の標識もない
なので、ピークハント目的じゃなければわざわざ行かなくてもいいかな

8/24 11:00

五郎岳
こっちはちゃんと山頂の標識がある
霧がかかっているものの展望もあり
三郎岳か五郎岳どっちか登るなら迷わず五郎岳

8/24 11:26

スタンプラリーをやっていて、各ポイントにコラムがある。
このポイントには三郎岳と五郎岳の由来が書いてあった。
三郎が校長で五郎が教頭だそうだ。
五郎岳の方が景観がよく、山頂標もあるのだが、校長ハズレを引いたか…。

8/24 12:29

ドッコ沼
竜を鎮めるために法師が独鈷を投げ入れたのが由来だそうだ。
秋には沼の周りの木々が色づいて綺麗になるんだろうなと思ういい雰囲気の沼だった。

8/24 12:31

沼って湖より濁ってジメジメしているイメージだったが、深さの違いらしい。
実際、ドッコ沼は綺麗だし、ジメジメもしていない。

8/24 13:12

午後から天気が崩れる予報通り下界にも雲がかかり始めた

8/24 13:22

ロープウェイからの景色

8/24 19:38

番外編
蔵王で3連泊したオークヒルでちょうど月下美人が咲いた。
1年で1晩だけ咲いて、朝にはしぼんでしまう花だそうで、咲いたところを見られるのは運がいいらしい。
蔵王では色々な草花に出会えて来てよかったと思う。

感想

taktak8

蔵王に3泊して、中2日登山。
1日目は蔵王ロープウェイで熊野岳へ。これは別の記録参照。
今回の記録は2日目の蔵王中央ロープウェイで蔵王中央高原を散策したものである。
百名山狙いの人は蔵王ロープウェイに行くから、中央ロープウェイは利用者少ないのかと思いきや、行きのロープウェイは私の他に2組いた。鳥兜駅から山頂まで徒歩1分で行けるので、登山者以外にはこっちの方が人気があるようだ。蔵王ロープウェイより蔵王中央ロープウェイの方が蔵王温泉街寄りにあるので、温泉街はこっちの方がよく見えた。
料金は往復1500円。モンベルのフレンドショップで10％オフ（1350円）。…で使おうと思っていたのだが、宿にチラシがあって、チラシ提示で1300円と書いてある。モンベル割より安いじゃないか！ちなみに、蔵王ロープウェイの方はフレンドショップじゃないらしい。モンベル会員特典の本体はモンベル商品購入時のポイントなのはわかるけど、せっかく蔵王をフレンドエリアにしているのだし、もうちょっと頑張ってほしい。
ちなみにチラシが置いてあったという宿はオークヒル。1泊2食付きの和室で1万円程度と安いが、部屋は8畳の和室で窮屈さはなく、檜風呂と岩風呂の2種類の露天風呂があってとても良いし、料理も限られたコストの中で頑張っていいものを出そうという思いが感じられるのでコスパを求める人にはオススメの宿だ。どうせ日中は山に登るのだから、高い宿とってももったいないと思ってここにしたが、思った以上の満足度だった。
鳥兜山頂とドッコ沼以外の散策路にはほとんど人はいなかった。ドッコ沼はテーブルがたくさんあって、すぐそばに駐車スペースがあるので、車で乗りつけて昼食をとる人が多かった。沼というと濁ってジメジメしたイメージを持っていたが、全然そんなことはなく、綺麗で雰囲気がよいので、昼ごはんもってピクニック気分という人が多いのも頷ける。山形ナンバーばかりだったので地元民の憩いの場といったところか。秋は周りの木々が色づいてさらに綺麗になるのだろうと思うと、気軽に行ける地元民が羨ましく思った。
実のところ、2日連続で山歩きはキツいだろうし、どうせ似たようなものだろうからと、中央高原はもともと来る予定はなかったのだが、思いの外筋肉痛がなく、せっかく蔵王に来て、そうそうまた来れるわけでもないので、まあ行っとくかくらいの気持ちで行くことにした。そんなわけで特に期待はしていなかったのだが、色々なキノコが生えていたり（熊野岳側はキノコはなさそうだった）、標高が低い分霧に阻まれずに景色が楽しめたりと、来てよかったと思えた。蔵王を満喫でき、大満足の2日間であった。
とはいっても、次に来る時は願わくば霧のない日にしたいものだ。紅葉の時期とかなら霧は少ないのかな？