唐松岳 黒菱より 雷鳥・白馬サンショウウオ・花三昧
- GPS
- 07:22
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:22
4:50 安曇野穂高発
6:00 黒菱駐車場
<復路>
13:40 黒菱発
14:50 自宅着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 八方の湯など多数 |
写真
感想
2021年(令和3年)8月26日(木)
唐松岳 黒菱より 雷鳥・白馬サンショウウオ・花三昧
今シーズン初の唐松岳。
紅葉時期によく登っているが、8月に登るのは久しぶりだ。
駐車場もさほど混むこともなく、登る人もまばらだった。
晴れることを期待して登り始める。
コンクリートの急登で足が痛み出す。何とかごまかすしかない。
黒菱平に出ると白馬三山は雲の中、唯一杓子岳が姿を見せてくれた。
頸城方面の火打・妙高山、高妻山そして戸隠山などがシルエットとなり浮かび上がる朝の光景はいい。
八方池山荘までは朝露に多少濡れ登る。
周りは薄紫色のシャジンが咲き誇っていた。
山中一番目に付いた花はやはりシャジンの釣り鐘状の花だ。
マツムシソウの紫、ミヤマアキノキリンソウの黄、そしてイワイチョウの白い花々が多く見られた。
ミヤマゼンゴはパーフェクト。小さな丸い花が固まり満開だった。
期待したシモツケソウは黒菱平での群落はなく丸山上部でよく見られた。
クモマミミナグサは珍しい花ではないだろうか。
その他花三昧の道中だった。
雷鳥に出会うのではないかと思う雲行きだった。
丸山上部は雲がかかり冬道へ迂回する尾根道からは白の世界。
小屋から上部も真っ白で冷たい風が吹く天候だった。
その下山中、尾根道を下ったところで登山道を雷鳥が横切った。
大きな番(つがい)の雷鳥で、雄が先頭を切り雌が追いかけ通った。
わずかな時間だが雷鳥に正に遇うことができた。
白馬サンショウウオを知ることもできた。
下山の途中、賑わう八方池に寄る。
池の周りは人だらけで、登る人ともすれ違うことが多かったが桁が違う。
その中を池の麓まで行くと、期待した白馬三山などが湖面に映る姿は見られなかったが、
「白馬サンショウウオが何匹もいるは」
と教えてくれた方がいた。
オタマジャクシのようだが細長い5cmほどの白馬サンショウウオの泳ぐ姿を見ることができた。
何度も八方池に来ているが、白馬サンショウウオを偶然知って見られた。
景色ばかりに目が行くが足下の花、そして池の中へと目が向けられた。
天候も幸いして雷鳥にも出会えることができた。
座骨神経痛で寝返りも打てない状況だが、足の筋肉を落とさないのを心がけるつもりで歩いた一日、収穫は大きかった。
ふるちゃん
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