アヤメ平〜尾瀬ヶ原〜至仏山 赤線繋ぎの尾瀬散策

2021年08月26日(木) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 26.2km
• 登り: 1,270m
• 下り: 1,275m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:15

距離 26.2km 登り 1,276m 下り 1,275m

5:14 鳩待峠
5:57 5:59 中ノ原
6:10 6:11 横田代
6:31 中原山
6:38 6:39 アヤメ平
6:46 セン沢田代
6:50 富士見田代(尾瀬原分岐)
6:56 冨士見小屋跡
7:01 富士見峠
7:52 昼場
8:35 8:54 見晴キャンプ場
8:55 桧枝岐小屋
9:23 竜宮十字路
9:42 尾瀬ヶ原
9:55 牛首分岐
10:03 上ノ大堀川橋
10:23 10:46 尾瀬ロッジ
10:48 山ノ鼻
12:20 12:23 高天ヶ原
12:35 12:47 至仏山
13:19 13:22 小至仏山
13:35 オヤマ沢田代
13:51 13:52 原見岩
14:25 鳩待峠
14:29 ゴール地点

天候

曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳩待峠駐車場　＠2500円

コース状況／危険箇所等

このルートの7割程度は木道（階段含む）です。
雨に濡れた木道は滑ります。十分注意していましたが2回ほどコケかけました。なんとか踏みとどまりましたが危なかった。バランス崩さない程度のヒヤリハットは何十回もありました。

●森林限界を超えた至仏山頂周辺は蛇紋岩の道。登山者に踏まれて磨かれた黒光りする蛇紋岩は恐怖を感じます。特に下りは神経をすり減らす歩行になりました。

●八木沢道（富士見峠〜見晴）
区間唯一の木道がない普通の登山道。5km以上の長距離をゆる〜く下っていく道。危険箇所はありませんが見晴に近い下部は泥濘が酷かったです。このコースはゲイター必携です。

写真

8/26 5:13

今回は鳩待峠が起点・終点の尾瀬周回コース

8/26 5:15

休憩所裏の登山道からアヤメ平をめざす

8/26 5:24

“鳩待通り”といわれる道を進みます。
明け方までの雨で濡れた木道を慎重に歩く

8/26 5:32

地面を歩けるとホッとする。

8/26 5:34

道端の笹が濃くて雨はふってないけどずぶ濡れ状態に・・

8/26 5:50

濡れた木道はホントに神経使います・・

8/26 6:05

開けた湿原に出た

8/26 6:05

イワショウブ咲いてます

8/26 6:06

横田代にとうちゃく

8/26 6:07

池塘もある

8/26 6:18

低木の樹林帯を進む

8/26 6:20

尾瀬の木道沿いはこんな休憩ポイントがあちこちにある

8/26 6:26

ガスって眺望がないのが残念

8/26 6:29

中原山1968m。ほぼフラットな木道上にあり山頂の雰囲気はないけどここがアヤメ平山塊の最高点のようです。

8/26 6:34

中原山からほどなく歩くと再び開けた湿原になる

8/26 6:38

池塘。あ〜・・眺望があればなぁ・・

8/26 6:39

この湿地帯がアヤメ平。関東百名山です。

8/26 6:42

木道が続く。2〜3回コケかけました。なんとか踏みとどまったけど。少し足を滑らす程度のヒヤリハットは数十回ありました。

8/26 6:50

晴れてればきっと素晴らしい雰囲気なんだろうな。アヤメ平界隈は来年仕切り直して来よう。

8/26 6:52

緊張の濡れ木道下り

8/26 6:54

富士見峠とうちゃく。1883m。尾瀬に入る峠では最も高い位置にあるそうです。

8/26 6:54

立派なトイレあります。

8/26 6:54

この道を下ると富士見下登山口に行くようです。林道のような感じだな。

8/26 6:59

尾瀬沼方面との分岐から見晴方面（八木沢m道）に歩を進める

8/26 7:03

八木沢道は木道ではなく普通の登山道。木道のような滑るリスクが少ないので安心して歩ける。

8/26 7:14

ガスが切れてきた♪

8/26 7:36

八木沢道はユル〜く下る感じで歩きやすい

8/26 7:43

チェックポイントの昼場

8/26 7:45

昼場を流れる沢で水分補給。美味しい水でした。

8/26 8:01

八木沢道の下部はかなり泥濘になっていて足元はドロドロ・・

8/26 8:03

八木沢橋を渡る

8/26 8:10

登山道のまわりはブナ林に

8/26 8:20

マルバタケブキ

8/26 8:34

見晴に着いた

8/26 8:51

見晴キャンプ場。来年はここでキャンプしたい。

8/26 8:56

見晴は尾瀬のリゾート銀座ですね

8/26 9:00

尾瀬ヶ原に入る

8/26 9:01

お花の最盛期は終わっていたが晩夏のお花がチラホラ咲いていました。イワショウブ

8/26 9:02

ミズギク

8/26 9:25

右を見れば三百名山・景鶴山

8/26 9:05

左を見ればアヤメ平山塊

8/26 9:10

正面は至仏山

8/26 9:08

ノアザミ

8/26 9:27

ミヤマシシウド?

8/26 9:28

ウメバチソウ

8/26 9:30

サワギキョウ

8/26 9:36

ミヤマアキノキリンソウ

8/26 9:44

至仏山が近づいてきた

8/26 9:56

歩荷さんと燧ヶ岳

8/26 10:22

西の繁華街・見晴から尾瀬ヶ原を横断して東の繁華街・山ノ鼻まで歩いた

8/26 10:47

尾瀬ロッジの前で大休憩とらせていただきました。

8/26 10:50

さて至仏山へ行くか

8/26 10:52

山ノ鼻→至仏山は一方通行

8/26 11:00

まずは樹林帯の中を登る

8/26 11:21

整備されているがビチャビチャの道

8/26 11:28

樹林帯を抜けると蛇紋岩のガレ場

8/26 11:31

振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳

8/26 11:34

ヒメシャジン

8/26 11:42

蛇紋岩の急登（汗）。下りでは使いたくない。だから一方通行なのかな？

8/26 11:58

蛇紋岩の急登（汗）。下りでは使いたくない。だから一方通行なのかな？

8/26 12:00

ミネウスユキソウ

8/26 12:03

ウメバチソウとホソバコゴメグサ

8/26 12:12

森林限界を超えてハイマツ帯を登る

8/26 12:19

急登がつづく（汗）

8/26 12:22

タカネナデシコは階段の下にひっそりとありました。

8/26 12:35

至仏山とうちゃく！これで谷川連峰から会津駒・平ヶ岳まで線が繋がった（喜）

8/26 12:44

燧ヶ岳山麓の見晴から尾瀬ヶ原を抜けてここまで来たよ

8/26 12:36

鳩待峠から横田代〜アヤメ平にかけての今日の前半に歩いたところ。ここは来年、一番いい時に再訪したい。

8/26 12:36

雲が多かったけど平ヶ岳ははっきり確認できました。

8/26 13:05

下山します。去年歩いた小至仏山〜笠ヶ岳・・と続く稜線。その奥は武尊山

8/26 13:16

至仏山頂を振り返る

8/26 13:22

濡れていなければ歩きやすい木道を進む

8/26 13:36

オヤマ沢田代の湿地帯

8/26 13:38

針葉樹林帯をゆるく下る

8/26 13:52

燧ヶ岳・尾瀬ヶ原はこの辺で見納め

8/26 14:16

ゴールは近い

8/26 14:24

鳩待峠に戻り周回完了

8/26 14:29

駐車料金を払って終了〜。2500円はちょっと高いけど、上高地までマイカーで入るようなもんだと解釈すればこんなもんか。

8/27 11:48

至仏山。今後はお花最盛期を狙って何度もリピートする山になりそうな気がする

8/27 11:49

尾瀬ゆるキャン△散策も上高地同様の恒例行事にしようかな

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

ほやん

前週に続いて尾瀬へ。もともとは8月上旬に2泊3日でアヤメ平〜尾瀬沼〜尾瀬ヶ原〜至仏山と歩く計画だったけど予定日の直前に急遽確実なワクチン接種の予約手続きができそうになり、そちらを優先させて尾瀬散策はあきらめていた。しかし先週ソロで尾瀬沼〜燧ヶ岳を歩いてから今年の山行目標であった見晴〜至仏山を繋ぎたい思いが強くなり2週連続日帰り尾瀬へ行くことにした。

夏の尾瀬の魅力である高山植物の最盛期はすでに終わっていたので、さほど期待していなかったけど晩夏から秋のお花がそこそこ咲いていて目の保養になりました。ガスって眺望なしだったアヤメ平は来年のいい時期に再訪したい。

今回歩いたことで谷川連峰から武尊山〜尾瀬を繋いで会津駒・平ヶ岳まで全ルート地図の赤線が繋がりました。なんとか今季中に大清水〜鬼怒沼〜金精峠を歩いてこの線を日光山域まで伸ばせたらいいな。どうも私はこの山域（谷川・尾瀬・日光）が好きみたいです。どこに行こうか迷っちゃうような時は自然とこの山域に足が向いているような。まだまだ未踏のルートも沢山あるのでホームエリアのような気分で山行を楽しんでいこうと思います。