六甲全山縦走ナイトハイク(塩屋~宝塚)
- GPS
- 17:40
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,365m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夜の馬の背は危険です。 |
写真
感想
全山縦走へのトライは2度目。前回の真夏のトライ(8/13)は時間切れで敗退。
今回は万全を期して、ナイトハイクとする。さあ、結果はいかに。
9/22現在,日照時間は約12時間(日の出5:47、日の入17:57)で、
私のペースでは12時間では到着できないので、ナイトハイクで時間を稼ぐことにした。
目標は、
・日の出:鵯越
・正午 :記念碑台
・日の入:宝塚
前日16時頃ビールを飲んで就寝、夜に備える。
23時頃起床し、取り置いておいてもらった夕食を食べて、準備して出発。
終電一本前のJR神戸線に乗り塩屋へ。ここから今回の挑戦が始まる。
長い一日となりそうだ。
ヘッドライトを装着し、いざ出発。
LEDヘッドライトの光量はしれているが、山道を歩くには十分だ。
気温は心地よく、秋の虫の音を聞きながら、月夜を歩くのも乙なものです。
神戸の夜景を堪能しつつ、縦走コースをひた歩く。
昼間なら展望のある場所のベンチで休憩をとるが、
夜は暗闇でなんだか落ち付かず、休憩はほとんどとらなかった。
須磨アルプスに到着。慎重に足を進め無事クリア。1つ目の関門を突破した。
高取神社で、毎日登山の方と出会う。まだ5時前、皆さん朝が早い。
話を聞いてみると、夜景が綺麗(本当に綺麗です)で、かつ、
日の出が美しくやみつきになった、とのこと。
この場所だと六甲山東端の裾野をかすめて昇ってくるという。
いつ見ても、日の出は人に感動を与えてくれるものだと思う。
目標の「日の出:鵯越」は無事クリア。
菊水山山頂でおひさまが昇り、ヘッドライトをしまう。
太陽の恵みに心底感謝!
なんだか膝の調子が良くない。
ナイトハイクで調子に乗って下ったため、”山はねこの様に歩け”が
実践できていなかったようだ。下りがきつい。
まだまだ行程の1/3しか来ていないのに気がかりだ。
掬星台到着が11:00前。
10時間歩き通しで、ばてばてではあったが時間が遅れ気味であったので
休まずに通過。記念碑台へと急ぐ。少しでも距離を縮めておきたい。
12時半記念碑台へ到着(目標から30分遅れ)。記念碑台はハイカーで
賑わっている。ここでおにぎりを頂く。
クエン酸スティックを飲んでみたり、体幹ストレッチ等を試みるも、
ひざの状態には全く変化なし。仕方なく、だましだまし進むことにする。
14時過ぎに一軒茶屋に到着。最高峰も一応行っておきます。
ここから宝塚が長かった。
宝塚まで、あと12kmの看板。ここから先は根性あるのみ。
膝が完全にいってしまっていて、足を引きずるように下りました。
まっすぐ足をすすめることができず、カニさんよろしく進みます。
宝塚方面に降りる人は結構いますが、どんどん追い越してもらいました。
トレランの人は速いですね。
私が下りている最中に、登ってきたかと思うと
しばらくすると折り返してきて風のように下って行きました。
羨ましいばかりのスピードです。
なんとか塩尾寺に日没前に到着。
2度目のナイトハイクはなんとしても避けたかったので、一安心です。
でも、ここから宝塚駅までは結構距離があるんですね。
もう、カニ歩きも限界で、後ろ歩きが楽なことに気が付き、宝塚駅まで
可能な限り後ろ向き(完全にあやしい人!)で進みました。
宝塚到着後、ナチュールスパのお風呂で汗を流し、ビールで祝杯!
それにしても、あ〜、きつかった。
もう当分、六甲全山縦走をすることはないでしょう。
思い描いていたものとは違いかっこ悪い結末となりましたが、
なんとかやり遂げることができました。
今日は私の記憶に残る山行きとなりました。
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