塩見岳
- GPS
- 12:55
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,304m
- 下り
- 2,296m
コースタイム
20日 05:30スタート‐06:20本谷山‐09:30塩見小屋‐10:15西峰‐10:20東峰‐11:3 0スタート‐13:00塩見小屋
21日 05:30塩見小屋スタート‐11:20鳥倉登山口‐12:00ゲート
天候 | 3日間とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三伏峠まで危険個所はない。塩見小屋までの道は丸太の桟道が10数か所出てくるが、乾いていれば問題なし。雨のときは要注意。 頂上直下の岩峰は三転確保の登行が続く。ストックは収納した方がいい。足場をしっかり取り、慎重に行けば大丈夫。 |
写真
感想
昨年、白峰三山に行った時から、次は塩見岳と決めていた。南アルプスでは珍しい岩峰。登山口までのアプローチが大変なので、旅行社の山ツアーに便乗する。新宿を朝7時に出発、渋滞なしの中央道を突っ走ったが、登山口まで約6時間かかる。
3日間ともこれ以上望めない好天に恵まれた。山頂で360度の大展望を堪能した。南アルプスの山々はもちろん、中央アルプス、その向こうに北アルプス、八ヶ岳、秩父の山塊、富士山は頂上から3合目あたりまでくっきり。間ノ岳と農鳥岳のコルの上には尾瀬の燧ケ岳の頭がのぞいていた。僕は山座同定が苦手だが、ガイドさんがそう断言する。
小屋番によると、こんな好天が続くのは稀有なことらしい。僕の日頃の行いからするとありえないことだが、これも今年の異常気象のおこぼれか。
参加者は男女ともご高齢の方ばかり。65歳の僕が一番若いと思えた。しかし、みなさん元気いっぱいで、岩もなんなくこなしていた。山小屋やバスの中では自慢の山談義に花を咲かせていた。それによると、みなさん、深田百名山を目指しているか、若いころ岩登りをした経験があるようだ。どちらにも縁がない僕は、独り小屋でバーボンを飲んでいた。すると、ツアー客でないひげを伸ばした仙人のようなご老人が寄ってきて、話し込む。沖縄から自家用車で来たという。全国を巡る旅を2周、次は日本名城巡り、3年半前から深田百名山に挑戦しているそうだ。車の後部に寝泊まりし、1日1食主義。塩見の後は、やはり百名山の光(てかり)岳に向かうと言っていた。人生を謳歌しているなあ。
ニッポンのお年寄りは若い人より躍動している。さらに高齢化が進む、を実感した山行でもあった。
塩見岳の山頂には、小屋でサブザックに代えて登ったため、GPSはメインザックに取り残されたまま。したがって肝心の頂上付近の軌跡がない、というミスをやらかした。同じコースを歩いた人のルート図を借用しました。あしからず。
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