ガスガスも秋の足音 トムラウシ

2021年09月04日(土) [日帰り]

• GPS: 09:35
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,515m
• 下り: 1,499m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:49
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:32

6:48 短縮登山口
7:03 7:03 温泉コース分岐
7:34 7:39 カムイ天上
8:45 8:52 コマドリ沢出合
9:29 9:29 前トム平
9:58 9:59 トムラウシ公園
10:33 10:34 南沼キャンプ指定地
11:01 11:21 トムラウシ山
11:44 11:44 南沼キャンプ指定地
12:28 12:28 トムラウシ公園
13:06 13:06 前トム平
13:56 13:56 コマドリ沢出合
15:10 15:19 カムイ天上
16:01 16:01 温泉コース分岐
16:19 16:19 短縮登山口
16:20 ゴール地点

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌より240キロありました。
トムラウシ温泉めがけて走ると短縮コースの案内看板あり始めてでも迷わず駐車場に着きました。

コース状況／危険箇所等

人気ルートなので死ぬほど危険とは思いませんがコマドリ沢からほぼ全線ガレバで気が抜けないです。元気なうちはいいですが、疲れてくると気力、体力、時間が削がれていきます。

その他周辺情報

今回は利用しませんでしたがトムラウシ温泉。
夕方に下山する計画にして下山後の宿泊利用、めっちゃ贅沢👍、やってみたいです。

写真

9/4 6:46

本日の計画は札幌から240キロ、トムラウシ！
夜の12:30分に目覚ましセット「楽勝でおきれるぜぇ〜」と思ったが手が勝手に止めていた。
でっ、次に気が付いたのが2:30分。
なんだかんだで7時前到着、おそょぉ〜ございまぁ〜す。
先客多数、5時台から上る方が多かったです。

9/4 6:46

登山口にはバイオトイレ。
携帯トイレもここで処理できます。

9/4 6:47

説明を読むと🤔、入山者は必ず携帯トイレを持って入山して下さいとのこと。私は入山していると気合が入るのか、日帰り登山で使用したことが無く家にいっぱい余ってますが登山道整備の一助になればと購入。500円です。

9/4 6:50

7時ちょっと前にスタート、直近の先客は一時間ほど前に入山。
ちよっと遅かったかと思ったが結局後客も有り、テン泊で夕方から登りだす人もいて、あまり時間気にするお山ではないようでした。いくぞ。

9/4 7:10

くる途中はガスガスでトムラウシどころか山など何も見えませんでした。
テンション下がるガスガススタート、「マイナスイオンは体にいいよぉ〜」とモチベを上げます。
モチベーコンじゃないょぉ〜、モチベーションだょぉ〜。

9/4 7:27

ヤマハハコ、前半で数凛見られました。

9/4 7:33

細長い葉様からエゾリンドウ、お口を開けてるのが見たいなぁ。

9/4 7:38

一部急登もありましたがカムイ天上という所に着きました。
GPS見ると最初にとりつく尾根のようです。
ベンチがあって休憩できます。

9/4 7:42

ノラニンジン(野良人参)は逞しく各所に群生。

9/4 7:51

雨あがりのようで泥濘多数、適宜配置整備された木道がありがたいです。

9/4 8:35

山レコに投稿する気はありましたが、殺風景なレコになりそうだなぁ〜と思ってました。
アキノキリンソウがいたので撮影。
道中の前半で散見、一部群生地も有り。

9/4 8:37

トリカブト、エゾノホソバかヒダカのどっちか？毛まで見ないとだめなのね。

9/4 8:40

沢部でイエローとパープルが映えていました。

9/4 8:40

サンカヨウの実もよくみかけました。

9/4 8:48

一旦険しい登山道を下りコマドリ沢という沢に入ります。
ここで沢で戯れていた先客の親子連れをパス。
人がいて安心。

9/4 8:46

とても澄んで美しい沢水。

9/4 8:50

冷感タオルを湿らせて顔をぬぐいリフレッシュ。

9/4 8:51

ガスがとれてきたぁ〜

9/4 8:56

沢部では朝露に濡れるウメバチソウがよく見られました。

9/4 9:01

朝露でややのスケルトン目をひくイチゲフウロ。

9/4 9:01

まさに華聯。キンバイソウ。

9/4 9:09

イワギキヨウの紫もよかった。

9/4 9:01

険しいコマドリ沢超えも涼味とお花でしばし癒されました。

9/4 9:09

次に向かうは前トム平という場所。
長くて結構な急傾斜のガレバでした。
「早く平になれぇ〜」と平という言葉を信じながら登りました。

9/4 9:22

それはともかく、すんばらしい稜線が見えてきた。
GPS見るとオプタテシケにもつながる縦走ルートもあった。

9/4 9:30

前トム平に到着、まだ元気だしあと2.6キロとのこと。
あと一モイワ？割と楽勝？と思ったがこの2.6キロ(往復5.2キロ)が手ごわかった。

9/4 9:30

道中よりラスボスが見えてきたぁ〜。

9/4 9:44

最後はガレた急登のようだ、ロックオン👀！

9/4 9:56

トムラウシ公園に到着。

9/4 9:56

小さな沼もあるロックな天然公園、雪渓もまだ残っている。

9/4 10:03

ミヤマリンドウも咲き誇ってるしぃ〜。

9/4 10:08

秋の足音もすぐそこ。

9/4 10:34

トイレブースは野営指定地の方でした。

9/4 10:34

2か所ありました。

9/4 10:58

ラス登！、ガレバの急登、一気は無理でした。
休み休みのぼっちょります。

9/4 11:03

孤高の名峰トラムウシ山、初登頂٩(ˊᗜˋ*)و　

9/4 11:03

で、三角たぁ〜ち！

9/4 11:03

天候が目まぐるしく変わります。めっちゃガスガス。小雨でぽつぽつ。
パスした親子連れの若いお母さん、「何にもないねぇ〜あははははぁ〜」の声に思わずくすっ、これはこれで良し。

9/4 11:07

さぁ〜てメシメシ。パワーランチを仕込んできました。
ぎゅぎゅぎゅのギュ〜と牛さん食べてうっしぃしぃ😁

9/4 11:16

一休み、下山も長いしその後もロングドライブ。

9/4 12:16

色づきだしたロックガーデンを愛でながら下山します。

9/4 13:04

前トム平〜山頂まできついなぁ。
一休みしよとリュック下すと雨が強くなりだす。
チッ、先を急ごう。

9/4 13:29

雨に濡れるお花たち。

9/4 13:40

9/4 13:44

沢向いにキンバイソウの花畑でしょうか。
登りでは気づかなかった。

9/4 13:48

9/4 13:55

一旦雨がやんだと思いリュックを下すとまた降り出す。
ちっ、リュック下すと降ってくる。
先を急ごう。

9/4 15:12

カムイ天上で一瞬雨が止んだ。
やっと一息。

9/4 15:23

ハイオドギリ、一凛だけめっけ。
疲れているが見つけた以上は撮影せねば。

9/4 16:19

雨装を着たり、脱いだり。
カムイ天上からはめんどっちくて半そでで下山、本日も安全登山ありがとうございます。またね。

9/4 18:12

帰りも240キロ、清水町に寄りラーメン食べてのんびり帰りました。
ご丁寧に清水のラーメン屋さんまでプロットされてる😆

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-41A docomo シャープ

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 飲料 笛 筆記用具 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ ココヘリビーコン 行動食

感想

satsupura

表大雪、孤高の名峰トラムウシ山に初登りです。
紅葉にはまだ早いけど他にも行きたい山あるしとりあえず行きたいから行くということでチョイス。
てんくらチェックは曇りのA。
夜明けの山々はガッスガスで何も見えない。
テンションだだ下がりで温泉でも入って帰ろうかと思いながら登山口を見ると入山者多数。
これは帰るわけにはいかない、ガソリン代ももったいないしぃ〜。
7時スタートは遅いのかなと思ったが夕方スタートのテン泊客や昼ころからトレランする人もいてあまり気にしなくてもいいようでした。
スタートの気温は12℃ほどでガスガスも心地良いマイナスイオンととらえ散策を楽しみました。
木道も整備されています。
コマドリ沢超えの急なアップダウン、前トム平に取りつく急なガレバ、前トム平から山頂まではガレバの連続で体力消耗が多く、歩きながら回復できなかった。
距離的には日帰りですが結構きつい山行でした。
山頂はあいにくのガスでしたが、色づき始めた秋の気配も見ごたえあり、沢の花たちにも励まされ、「来てよかったぁ〜」のいい一日となりました。