山田淳さんと登る、快晴のキナバル!
- GPS
- 42:49
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,336m
- 下り
- 2,593m
コースタイム
午後 キナバル国立公園着
ポーリン温泉・キャノピーウォーク
公園内山小屋泊
23日
9:45 キナバル公園より専用バスで移動
10:15 Timpohonゲート着
10:25 登山開始
11:10 Kandisシェルター
11:50 Ubohシェルター
12:35 Lowiiシェルター
14:20 LayongLayongシェルター(お昼休憩)
16:00 Willosaシェルター
16:40 Paka Caveシェルター
17:30 LABAN RATAレストハウス
24日
2:45 起床
3:00 軽食
3:40 レストハウス出発
7:30 Low's Peak
16:20 Timpohonゲート着
※コース図は公園スタートになっていますが、ティンポホンからの往復です。
なぜか何度やっても修正がうまくいかず・・泣
天候 | 2日間とも快晴! 雨なしのウソみたいな天気でした(*^_^*) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
サヤッサヤッ小屋を過ぎたところに、少し急な箇所アリ。 雨だとイヤだなーと思いました。 |
写真
感想
去年のこと。
イラストレーターの鈴木みきさんのHPでキナバルのことを初めて知った。
「いつか行けたらいいなあ」とその時は漠然と思っただけ。
今年に入って山の先輩ご夫婦がキナバルへ。
「こりゃもしかして呼ばれてるのか?」という軽い錯覚のもとググってみると、
以前から気になっていた山田淳さんが同行するというツアー発見。
ああ、やっぱり呼ばれてた。こりゃ行くしかないでしょ(*^_^*)
コタキナバルで1泊後、翌朝成田組と合流。(私は関空組)
総勢18名でまずはポーリン温泉やキャノピーウォークを観光。
夕方キナバル国立公園内の山小屋で1泊し、いよいよ登山となった。
「確実に雨が降るので、雨具は準備しておいてください」昨夜山田さんは言った。
えと、晴れてますな・・うん、きっと雨降らない。
夕日も星も朝焼けも見る。勝手にそう決めた。
登り始めは約1900メートル付近のはず。けど暑い。おかしいなあ。
それでも時折涼しい風が吹いて、気持ちいい。
最初はのんびりと整備された登山道をいく。
絶妙な位置に休憩所があるので、思っていたよりは随分ラク!
他のみなさんも元気いっぱい、最高の天気の中楽しく歩く。
高度があがるたびにみなさんとも打ち解けていく。
山田さんも根気よく、話に付き合ってくださる。
楽しい嬉しい!うっかりしんどいのも忘れていた。笑
山田さんいわく、キナバルは赤道直下という立地条件から植物が豊富で、
そのため酸素も日本の高山に比べ濃いのだそう。
実際いつもは2000を超えると出てくる症状が、3000近くまで出なかった。
なるほど、おもしろーい!
でもそのぶん気温も日本の高山よりは高いのね。というオチ。
暑かったっす。
山小屋は本当にホテルみたいで、食事はバイキング形式でたっぷり摂れるし、
部屋もかなり立派。強い心臓があればシャワーも利用可能。(冷水)
みんなで夕食と夕日を楽しんだあとは、山田さんによるスライドショー開幕!
(なんとパソコンもしょってたんである。ヒー)
そうだった。
今日1日山の話ざんまいですっかり忘れてたけど、この人すごい人だったんでした。アハ☆
まずはキリマンジャロのツアーの営業(と言いつつただの山好きでは?)
続いてエベレスト登頂のお話(やっぱりただの山好きだな)
その他いろいろの山の話(もうゴリゴリの山好き決定☆)
・・結局山が大好きで大好きでだーーいすきで!という、ステキなお方でした♡
山の話をされているときの楽しそうな様子といったら!
営業だなんて言ってるけど、隠せません。隠せませんてー笑
そんなこんなでステキな夜はあっという間にふけ、就寝。
ああ、本当はまだ話が聞きたい。聞きたいよう!!
翌日は軽食を摂ったあと、暗いうちから出発。
空も澄んでいて、星もキレイ・・とふと月を見ると!
満月ではなかったものの、キレイなわっかができている。すごー♡
みなさんにお教えして、はしゃぐはしゃぐ。これはきっと吉兆のしるしよ!
しかしいいことづくめで本当にありがたい。嬉しいうれしい♪
最年長のお父さんもがんばっている。すごいなあ。ほんとうにすごい。
私が同じ年齢になったとき、同じことができるだろうか。
その行動力とパワーたるや、尊敬に値すると思った。
サヤッサヤッ小屋でトイレ渋滞に巻き込まれ、少し遅れをとってしまった。
取り戻そうとペースをあげたら、足が重くなり、息があがり・・ふう。
山田さんが歩き方を教えてくださったので、実践しているうちに無事回復した。
でもみんな山頂に着いちゃってるだろうな。一緒に写真撮りたいな。
やっと山頂が見えた。あ、まだみんないる!
最後の最後にかなりしわい急登が待ち構えていて、見えているのに近づかない。
とうとう集合写真を撮り始めた。イヤッ、降りてこないでーーー泣
と思った瞬間「ギャー、マッテーーー!マッテーーー!!」
ぶっちぎりで叫んでいました笑
なんとか気づいてもらい、無事合流。
集合写真にも見事に納まり、ほっとする。
お父さんは、登頂はムリだったよう。
ああ、心中察すると心が痛い。残念だったろうなあ。悔しいなあ。
他のみんなもとても残念そう。本当にみんなステキな人ばかり。
とりあえず山小屋に戻り、荷物をまとめてから朝ごはんを食べ、本格的な下山開始。
今回の核心、2000メートル下山。降りても降りても降りられない笑
荷物が軽いだけマシと思わねば。
でもそんな下山も女子トーク炸裂でかなり楽しい。
ほんとに初対面とは思えないほど楽しい。笑いすぎて力が入らないほど。
なんだこれは。これもキナバルパワーか?
そんなこんなで覚悟していたわりには下山も苦ではなかった。
下山直後は命の水でカンパイ!しかも飲んでいるのは女子ばっかり笑
おじさまたちもビックリなんである。
夜はお疲れ様会。
屋台にくりだし、魚介類を堪能。もちろん命の水もね!
山の途中で山田さんからアワビアワビと聞いていたので、アワビもたのむ。
飲みものとアワビ代は別料金。
世界のヤマダが集金している。両替している。円でお釣りを出している。
えーと・・。なんかすみません&ありがとうございます笑
そんなこんなで大興奮の2日間はあっという間に過ぎた。
お天気も最高だったし、みなさんも本当にいい方ばかりだったし、そのうえ山田さんと登れたなんて!
すごいな。うれしいな。しあわせだな。
本当にステキな山旅でした。
みなさんに感謝感謝です(*^_^*)
山田さん、すごく人間味のある、ステキな人。
またどこかのお山でご一緒できるのを楽しみにしています♪
コメント
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munikoさん こんにちは。
東南アジアまで進出ですか
富士山より標高高そうですね!
山の景色も素敵ですが、山小屋や食事や
街の様子がいいですね
椎名誠の山登りの本を思い出しました。
見たことない南国の植物も凄いわ
ツアーの方々との楽しい様子も伝わってきますね
う〜ん、南国の山も行ってみたいなぁ
お疲れさまでした
標高も高低差も富士山より少し高い感じです。
でも酸素濃度はキナバルのほうが濃い気がしました。
(富士山では下向くだけでフラっとなるので)
satokunさんも機会があったらゼヒ!
ガイドの山田さんもおすすめです!
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