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記録ID: 351493
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

霧島縦走

2009年11月14日(土) ~ 2009年11月15日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.6km
登り
1,357m
下り
1,571m

コースタイム

<14日>9:40えびの高原-11:10韓国岳-(途中昼食)-13:45獅子戸岳-
14:45新燃岳-15:35中岳-17:00高千穂ヶ原(キャンプ地へ移動)
<15日>5:00高千穂ヶ原-6:35高千穂峰7:45-9:00高千穂ヶ原
天候 14日:晴れ・15日晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2009年当時は下山口の高千穂ヶ原から登山口のえびの高原まで路線バスがあり、
それを利用してえびの高原から登った。
大変人気の路線だったようだが噴火以降の状況は不明。
コース状況/
危険箇所等
噴火前、ここは九州でも最も整備された縦走路であり、
くじゅうに次ぐ人気の山域だった。
残念ながら現在は核心部に当たる新燃岳が入山禁止の為、縦走は不可能。
登山口のえびの高原
2009年11月14日 09:41撮影 by  E7900, NIKON
11/14 9:41
登山口のえびの高原
とんでもなく人が多い。「韓国岳」だけに韓国人に人気のようだ。
2009年11月14日 11:03撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 11:03
とんでもなく人が多い。「韓国岳」だけに韓国人に人気のようだ。
残念ながらガスで周囲は全く見えない。
2009年11月14日 11:18撮影 by  E7900, NIKON
11/14 11:18
残念ながらガスで周囲は全く見えない。
側火口の琵琶池
2009年11月14日 11:35撮影 by  E7900, NIKON
11/14 11:35
側火口の琵琶池
青い湖面が見える。大浪池かな?
2009年11月14日 11:48撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 11:48
青い湖面が見える。大浪池かな?
新燃岳目指して下る。気温がどんどん上がる。
2009年11月14日 11:49撮影 by  E7900, NIKON
11/14 11:49
新燃岳目指して下る。気温がどんどん上がる。
獅子子岳、新燃岳、そして高千穂峰
2009年11月14日 11:49撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 11:49
獅子子岳、新燃岳、そして高千穂峰
多分大隅半島側だと思う。
2009年11月14日 13:08撮影 by  E7900, NIKON
11/14 13:08
多分大隅半島側だと思う。
とても平坦なので道を外して迷い込んだらとても戻って来れそうにない。
2009年11月14日 13:14撮影 by  E7900, NIKON
11/14 13:14
とても平坦なので道を外して迷い込んだらとても戻って来れそうにない。
韓国岳を振り返る。今頂上に立ってたら絶景だろうなあ。
2009年11月14日 13:33撮影 by  E7900, NIKON
11/14 13:33
韓国岳を振り返る。今頂上に立ってたら絶景だろうなあ。
獅子子岳より新燃岳。霧島の火山は山体の大きさに比べて火口が巨大で火口湖になってることが多い。
2009年11月14日 13:44撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 13:44
獅子子岳より新燃岳。霧島の火山は山体の大きさに比べて火口が巨大で火口湖になってることが多い。
秀峰、高千穂峰。
2009年11月14日 13:44撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 13:44
秀峰、高千穂峰。
桜島が見える
2009年11月14日 13:45撮影 by  E7900, NIKON
11/14 13:45
桜島が見える
新燃の火口湖。エメラルドグリーンと言われるがこの日は灰色がかっていた。火山のことはよく分からないけど噴火の予兆はもう始まってたのかもしれない。
2009年11月14日 14:24撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 14:24
新燃の火口湖。エメラルドグリーンと言われるがこの日は灰色がかっていた。火山のことはよく分からないけど噴火の予兆はもう始まってたのかもしれない。
霧島のお鉢は驚くほど歩きやすい。まるで河原の土手のようだ。
2009年11月14日 14:45撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 14:45
霧島のお鉢は驚くほど歩きやすい。まるで河原の土手のようだ。
広い!
2009年11月14日 14:53撮影 by  E7900, NIKON
11/14 14:53
広い!
いつかまた立ちたい。でもきっとここは深く土砂に埋もれていることだろう。
2009年11月14日 14:55撮影 by  E7900, NIKON
11/14 14:55
いつかまた立ちたい。でもきっとここは深く土砂に埋もれていることだろう。
すすき野原と錦江湾
2009年11月14日 15:12撮影 by  E7900, NIKON
11/14 15:12
すすき野原と錦江湾
中岳にも小さな池がある。阿蘇の草千里よりずっと小さいが静かで美しくてとても好きなところ。
2009年11月14日 15:29撮影 by  E7900, NIKON
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11/14 15:29
中岳にも小さな池がある。阿蘇の草千里よりずっと小さいが静かで美しくてとても好きなところ。
黄金色
2009年11月14日 16:35撮影 by  E7900, NIKON
11/14 16:35
黄金色
高千穂峰より。もうすぐ夜明けが来る。
2009年11月15日 06:35撮影 by  E7900, NIKON
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11/15 6:35
高千穂峰より。もうすぐ夜明けが来る。
平屋の避難小屋がある。こういう大きな建物が山頂にある山は他には九州には無いのでは。
昔は営業していたらしい。
2009年11月15日 06:47撮影 by  E7900, NIKON
11/15 6:47
平屋の避難小屋がある。こういう大きな建物が山頂にある山は他には九州には無いのでは。
昔は営業していたらしい。
出たー!
2009年11月15日 06:52撮影 by  E7900, NIKON
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11/15 6:52
出たー!
山頂から見下ろす都城盆地は標高が低いのでこの山は霧島連山の中で高低差がダントツに大きい。
だから数字以上に恐ろしく高い。
2009年11月15日 06:58撮影 by  E7900, NIKON
11/15 6:58
山頂から見下ろす都城盆地は標高が低いのでこの山は霧島連山の中で高低差がダントツに大きい。
だから数字以上に恐ろしく高い。
名物の「天の逆鉾」最高地点に差さっていて神域なので鉾を抜くどころか最高点を踏むことすら許されない。
2009年11月15日 07:01撮影 by  E7900, NIKON
11/15 7:01
名物の「天の逆鉾」最高地点に差さっていて神域なので鉾を抜くどころか最高点を踏むことすら許されない。
今回歩いた道のり。
2009年11月15日 07:37撮影 by  E7900, NIKON
11/15 7:37
今回歩いた道のり。
高千穂峰のお鉢。活発ではないがここも活動中。
2009年11月15日 08:05撮影 by  E7900, NIKON
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11/15 8:05
高千穂峰のお鉢。活発ではないがここも活動中。
高千穂峰は「ミニ富士山」と言えるほどジャリジャリの歩きにくいアリ地獄だった。でもお鉢は息のつける天空回廊。
2009年11月15日 08:18撮影 by  E7900, NIKON
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11/15 8:18
高千穂峰は「ミニ富士山」と言えるほどジャリジャリの歩きにくいアリ地獄だった。でもお鉢は息のつける天空回廊。
高千穂ヶ原に帰ってきた。ここが昔は霧島神宮だったそうな。お鉢をバックに、確かにふさわしい。
2009年11月15日 09:02撮影 by  E7900, NIKON
11/15 9:02
高千穂ヶ原に帰ってきた。ここが昔は霧島神宮だったそうな。お鉢をバックに、確かにふさわしい。
撮影機器:

感想

昔の記録の掘り起こし。

私には特別な山が5つある。
いつもの自分の居場所・宝満山
山仲間との夜の楽しさを教えてくれた・くじゅう
山に潜む危険と厳しさを教えてくれた・祖母山
全てが今までの経験を超えた秘境・大崩山

そして今回の霧島。
霧島が私に何を与えてくれたのかと言うと、初めて本格的に「縦走」をした山なのだ。
それまでの山登りは登山口と下山口は同じで、いくつもの峰を超えて行くという経験は無かった。
それまでは高低差のある山を時間かけて登ることはあっても、
「山登り」とは「てっぺんに登って下りること」だったのだ。
霧島に登った日、頂上は私にとって目的地ではなくなった。
一つの頂上に立った時、その向こうにずっと道が続いていた。
「僕は自由だ!」そう叫びたくなった。

縦走を終えて、急に私の山行が豊かなバリエーションを持つようになったと思う。
ガイド本のコースを辿っていたのだが、自分で地図に線を描くようになった。
初心者から一歩先に踏み出した記念すべき山行だったと思う。
この霧島縦走が無かったら、今でも山登りをやっていただろうか?

思い出の山、霧島・新燃岳が現在火山活動のため立ち入り禁止となっていることはとても残念だ。
あの巨大な堤防の様な火口の縁も、不思議な色の火口湖もどうなっているのか誰も知らない。
しかしどう変貌していても、もう一度あの道のりを歩く日が来ることを夢見ている。



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