高尾山北面支尾根3(非一般道)
- GPS
- 04:39
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 439m
- 下り
- 433m
コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 4:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バス道・林道以外はほぼ非一般道であり、踏み跡はあったりなかったり。 |
その他周辺情報 | 特記なし |
写真
装備
個人装備 |
25Lザック
メット
カッパ上
綿パン
コンプシャツ・タイツ
パイルソックス
ミドカットシューズ
ゴム引き手袋
スマホ+ヤマレコMAP
補助バッテリー
パン
カメラ
水
ガスライター
スリング
カラビナ
6mmx20mロープ
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感想
歩行路を外れないようにと自然保護をうたう高尾山域で非一般道を掲げた投稿は問題である、と後ろめたさを感じつつも、もともと人のいないところを探して歩くスタイルが身についているのでどうしてもこんな歩き方を続けてしまう。きょうもまだ歩いたことがない気になるルートをワクワクしながら歩いてきた。さまざまな動植物の息遣いを身近に感じつつ少しワイルドな気分で少しばかりそこに溶け込むつもりになっていた。
初めての千代田稲荷神社は急な長い石段の上にあり、小さいけれどただよう独特の雰囲気に魅かれた。車の通る道がないのによく石の鳥居など担ぎ上げたものだと感心した。(よく見ればコンクリートでした)
そのわきからかなり踏まれた急登に入った。途中で林道の終点と蛇滝を結ぶ踏み跡と交叉したら林道方向へ行くつもりでいたが見つからなかった。蛇滝側からも林道側からも通ったことがあり、かなり明瞭な踏み跡なので見落とすことはないと思っていたが、見当をつけた場所がかなり高すぎた。あとで過去の記録を見ると、稲荷神社から50m登った270mあたり(写真7の辺)で交叉したはずだが、まだまだ先だと思い350mあたりの少しなだらかなところを探していた。記憶なんて薄れるもの。事前に確認しておくべきだった。反省!
見つからないからそのまま尾根を登り西側の尾根とぶつかるところからその尾根を下降し林道へ出た。尾根の登りにも下りにも、前回も記した尾根筋の不自然な、落ち葉がたまるほど深く幅広の長い溝が続いた。木こりが丸太を滑らせたとしたら尾根に運び込むのは不便と思われるので、軍道のようなものなのか。こういう削れた、連続する急こう配の溝はひとたびできると雨が流れて削れる一方で埋まることはなさそう。でも、最初のきっかけは尾根の背骨の部分の樹木と根を取り除かなければならないから、やはり人手による作業があったと考えたくなる。何が原因なのだろう。
まだツクツクボウシが鳴いていた。都心ではとっくに鳴いていないが、内陸だからか山間部だからか、まだツクツクボウシの環境は維持されている。違いは何だろう。
林道に出た段階で気温は高くバテてきたので、予定していた、さらに林道の下の尾根の続きを下るのはやめ、林道伝いに西へ歩くことにした。林道は荒れたままだが人が歩いて踏んだ跡は濃く、しかし、林道入り口付近の通行止めのせいで誰にも会うことはなかった。秘境の趣が濃い。
林道のどこかで、まだ歩いていない林道下の尾根筋をねらっていたが藪が濃く、糸口が見つからなかった。キャンプ場に下降できそうな位置にリボンがぶら下がっていたので、下降を開始し、ちょっとロープワークなどの練習をして時間を費やし、そのうち踏み跡を見失い、蔓の繁茂する急斜面をしゃにむに漕いで下った。人声が鮮明に聞こえてからもなかなかブッシュを出られずかなり消耗した。
暑さのせいもあり、足に疲労を感じた。でもまだ今後も少しは歩けそう。支尾根歩きに多少の後ろめたさを感じつつも、このスタイルからは抜け出せない。
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