嶽ノ森山 / 嶽ノ森は迷いの森!?
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 471m
- 下り
- 476m
コースタイム
天候 | 快晴→やや曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々荒れてはいるが、基本的に歩きやすい道。 相瀬橋の登山口に登山ポストがあるかと思いきや「思い出ノート」だった。なーそれ。 |
写真
感想
以前に関西近郊でどこか面白そうな山はないかと探していて、とんがった嶽ノ森山の写真に心を奪われたのがコトの始まり。
連休にどこかに登りに行こうとなり、なら嶽ノ森山やなとなった。
朝6時半に堺を出発、紀ノ川SAで朝食を食ったりしながら阪和道を激走。
前を行くノロリンダンプにウンザリしながらも9時半に古座川の一枚岩に到着する。
まずは周辺を散策。持参した地図によると、古座川の対岸にだるま岩という場所があり、さらに展望台もあるらしいので行ってみることに。ところが遊歩道は荒れ果てており立ち入り禁止の看板が立てられていた。残念。
一枚岩トンネルの近くにある工場のわきから登山道に入る。しかし登山口周辺はかなり荒れていてどこが道なのかわからない。登る前から遭難か!?
なんとか取り付きを発見し登り始める。犬鳴谷というそれなりに急峻なところを登って行き、登山口から20分ほどでナメトコ岩へ到着。
スラブの滑滝のわきを行く道で、誰が彫ったか岩に延々とステップが刻んである。振り返るとなかなかの展望でもあり、コレはかなり楽しい。
ナメトコ岩をすぎるとやがてそれなりに急登となる。登り切ったところに変則十字路があるのだが、地図の表記を勘違いしてここが雌岳への縦走路と雄岳山頂への分岐であると勘違いしてしまった。これがこの後の道迷いを引き起こすことになる。
12:10、雄岳登頂。360度の絶景です。先月の穂高が無展望だったのでこれは嬉しい。しばらく山頂からの景観を楽しんで雌岳へ向かうことに。
しかし、ここから道迷いが始まる。雌岳に向かうにはそのまま真っ直ぐ進むべきなのだが、先ほどの変則十字路が雌岳への分岐であると思い込んでいる我々は今来た道を引き返してしまった。
十字路で「一枚岩・しも」「峯」とある標識に「わかりにくい標識やなー」と文句を言いながら、とりあえず「峯」とある方へ向かうことに。そりゃ自分が勘違いしてるんだからわかりにくいのも当然なのだが。
しばらく進むと道はだんだんとわかりづらくなっていき、そのうち林業用の車道のようなものに行きあたる。地図を見るに自分の進んでいるはずの方角と、実際前方に見えている景色があまりにも違うため、さすがにこれはおかしいと思い引き返すことにした。後で調べるとこの先には峯ノ山という場所があるらしく、おそらくはそちらへの縦走路に迷い込んだと思われる。
標識のあった分岐へと戻り、ならば今度は「一枚岩・しも」と書かれた方向へ行ってみることにする。
しかし道はガンガン高度を下げていき、「これホンマに雌岳に続いてるんかぁ?」と疑問に思いながら進んでいく。道は荒廃しており、ところどころ崩落していたりして通過に苦労する。
やがて雌岳への分岐という場所に到着し、ここに至ってようやく自分が進んできた道と現在位置を理解する。
かなり心が折れ、「もうこのまま下山しようか」と一旦なりかけるが、「たぶん雌岳はすぐ上だし、今行かなければもうここへは来ないかもしれない」と思い直し、気を取り直して雌岳へ向かうことにする。
本来であれば雄岳から20分で着くはずのところを1時間20分かけて雌岳へ到着。天突く雄岳カッコいいです。
道の駅一枚岩の物産館で買ったジュースで乾杯。376mの低山ながら岩場にクサリ場、滑滝に道迷いまでありーの変化に富んだ山行だった。オレたちお疲れ様。
下山して一枚岩物産館でジュースとレモンティーを飲む。
汗臭いのをガマンしつつ白浜へ移動、崎の湯に入るつもりだったが到着時間が遅くなってしまい入れず、白浜温泉公園草原の湯というところへ行く。ここはここで高台の露天風呂からは太平洋がよく見れて気持ちよかった。時間があればもっとゆっくり入っていたかった。またいずれ来よう。
その後とれとれ市場に立ち寄ってトロやら白子やらこのわたやらを買い、阪和道で渋滞に巻き込まれながら堺へと帰る。
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