荒島岳(勝原口→荒島岳→小荒島岳→勝原口)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
52座目の百名山になります。単独恵那山を最初は検討していましたが、相棒から連絡があって、相談した結果マイカー荒島岳行きとなりました。私は全くそこまで行ける自信がなかったので運転は全面的にお任せです。
3日の夜8時過ぎに入間ICからスタート。圏央道〜中央道〜東海環状道〜東海北陸道と高速だけで400km以上。白鳥ICを降りて旧道を進み、油坂峠は旧道を通過。下って下って真っ暗の中九頭竜湖を通過。さらに下っていき、スキー場の看板があって道がクランクになっているところを少し分かりにくいですが左に入ると、広々とした駐車場がありました。既に10台からの車が停まっていて、テントも2張ありました。
上空は満天の星空。幻想的な天の川を見ながら眠りに着くことになりました。
朝起きると晴天ではありますが、少し空気がぼけたような感じです。やはり春霞というのは避けられない季節のようです。黄砂が昨日から関東まで到達しているという情報もありましたし。
若干寝ぼけながら登山者カードを提出し、水をトイレ横の水場で汲んで出発となりました。
最初はスキー上のゲレンデを登って行きます。リフトが極端に古いなと思いましたが、後で見たら数年前に廃業となっていたんですね。リフトの降車部分を左から回りこみ、さらに傾斜のきつい道となります。折り返しながら進むと次第に北側の山も見えるようになって来て、リフト終点に着きました。支柱が無残に倒れています。
荒島岳登山口という標柱があり、いよいよ本格的な登山道という感じになります。雪解けのためか道は泥だらけと行っていい状況です。美しいブナ林の中にトトロの木というのがあります。こぶだらけになっていてなかなかユニークです。
白山ベンチからはその名の通り見事な展望です。
道はさらにしゃくなげ平の手前で一気に傾斜をまし、突如雪景色に変わります。雪の大斜面を登り詰めるとしゃくなげ平。分岐を示す標識がほとんど埋まってしまっています。
ここから荒島岳へは雪のない登山道を少し下り、登り返して行きます。斜度が上がってくると再び道は雪に閉ざされました。急な岩場を右から巻き、さらに雪の尾根を進みます。左側は深い谷となっていて、どこまで滑落するか分からない様相です。
もっとも急と思われるところはロープがかかっています。それを抜けるてやっと山頂へ到着しました。山名表示がないのはびっくり。雪の中に埋まってしまっているのでしょうか。
能郷白山方面、白山連峰、晴れてはいますがすっかり霞んでしまっていました。
かなり寒いので休憩もそこそこで下山開始。下りはさすがにアイゼンつけました。下りはしゃくなげ平から直進して小荒島岳へ。広い尾根を行きます。登山道が見えませんがとにかく前方に見えるピークに向かって適当に進みます。小荒島岳ピークの左に巻いていく道に入り、山頂の真横に分岐があってそこから僅かに登ります。山頂からは荒島岳が見事ですが、少し空が暗くなってしまっています。
あとはんのんびり降りるだけ。帰りは道の駅九頭竜湖で休憩し、高速へ。予想通り小仏トンネルからの超渋滞につかまり、8時間以上かけて帰ってきました。良い山でしたが、やはり遠かった。
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