障子ヶ岳 大岩壁と堂々たる姿に圧倒されました。

2021年09月20日(月) [日帰り]

• GPS: 09:34
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,690m
• 下り: 1,687m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:36
• 休憩: 0:58
• 合計: 9:34

距離 18.4km 登り 1,694m 下り 1,700m

6:07 南俣沢出合
6:23 上クビレ沢出合駐車場
6:40 6:45 出合吹沢水場
8:26 大クビト
9:23 9:24 紫ナデ
10:35 11:18 障子ヶ岳
12:30 12:36 栗畑
13:48 13:51 竜ヶ岳水場
15:39 南俣沢出合
15:41 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　南俣沢出合の橋を渡ってすぐの空き地に駐車。5，6台は駐められます。林道は途中まで舗装、その後は砂利と土の道です。掘れている所もありますが、注意してゆっくり運転すれば、腹を擦ったりすることはありません。
　ここより上の方にも駐車スペースが数カ所あります。

コース状況／危険箇所等

　登山道は全コース明確で、迷うところはありません。
　登山口から少し歩くと割と大きな徒渉箇所。今回は水量が少なく楽に渡れました。この後は、障子ヶ岳まで急登続きとなります。
　紫ナデに近づくと、ザレた急斜面や片斜面が増えてきます。急斜面にはロープが設置されていますが、無いところもあります。
　紫ナデから障子ヶ岳までは稜線歩きとなりますが、路肩が雪崩で削られてザレた片斜面になっているところが何カ所もあります。
　障子ヶ岳から粟畑までも同じように注意を要するところがあります。
　粟畑からの下山路は急坂もありますが、穏やかな歩きやすい土の道が占める割合が多くなります。

写真

9/20 6:09

駐車場から20分程度は林道歩き。

9/20 6:15

ヤマトリカブト。見つけたのはここだけでした。

9/20 6:16

日光が当たって輝いていました。ひんやりとした空気が心地よい。

9/20 6:26

これは何の花？

9/20 6:29

これも分からない。

9/20 6:30

障子ヶ岳登山口。初めての障子ヶ岳、どんな山なのか。

9/20 6:38

徒渉地点。こんなに広い川だったとは。水は中央部しか流れていませんが、、。

9/20 6:39

二つの小さい沢の合流点になっています。水の少ない日で良かった。

9/20 6:39

下流方向。左右、両方から流れているのが分かりますね。

9/20 6:50

急登が始まってしばらくすると立派なブナの木。緑がきれい。

9/20 6:53

オオカメノキ。

9/20 6:54

秋の色。

9/20 7:04

急登が続く。

9/20 7:12

モミジはまだ夏。

9/20 7:19

名前不明。

9/20 7:27

名前不明。

9/20 7:31

赤い実がたくさん。アカミノイヌツゲ？

9/20 7:41

急登が続き、汗が止まりません。風は涼しいのに。

9/20 7:45

帰りに下ってくる予定の尾根。

9/20 7:45

豊作のナナカマド。実が重くたれています。

9/20 7:52

木々の間から障子ヶ岳が見えました。まだまだ遠い。

9/20 7:55

急坂を登ると、突然眺めのいい場所に出てきました。振り返るとすごい眺めが広がりました。

9/20 7:55

雲の下は御所山（船形山）ですね。村山盆地は霧がかかっているようです。

9/20 7:59

ミヤマアキノキリンソウ。

9/20 8:04

水場にはよらずにまっすぐ登ります。

9/20 8:38

大朝日岳が見えました。

9/20 8:44

ザレ場。こんなところがたくさんありました。ここはロープがないので、脇の草と木をつかみながら登りました。

9/20 8:49

眺めの良い登山道になりました。
このピークに登ると、

9/20 8:50

月山。

9/20 8:54

紫ナデと障子ヶ岳。

9/20 8:54

粟畑からの稜線の向こうに小朝日、大朝日、中岳、西朝日。

9/20 8:55

輝く村山盆地と奥羽山脈。

9/20 8:56

気持ちの良い稜線ですが、

9/20 9:02

時々、おっかない場所が。下は見ずに登りました。
下山でこの登山道を使うのは怖い。

9/20 9:06

徐々に障子ヶ岳が近づいてきました。

9/20 9:07

奥羽山脈方向、何度も振り返ってしまいます。

9/20 9:07

紫ナデに登ります。

9/20 9:16

オニアザミ。

9/20 9:18

ヤマハハコ。

9/20 9:19

やっと、紫ナデに到着。

9/20 9:19

紫ナデから見た障子ヶ岳。写真では穏やかに見えますが、迫力の姿です。

9/20 9:32

崩れているところがたくさんありました。落ちないように気をつけて登ります。

9/20 9:36

紫ナデを振り返って。

9/20 9:37

写真では伝わらない高度感。

9/20 9:47

だんだんと近づいてきました。

9/20 9:51

圧倒的な姿です。

9/20 9:53

この崖はすごい。

9/20 9:53

この白い崖が障子ヶ岳の名前の由来か？

9/20 9:58

黄色。

9/20 10:06

頂上にかけて紅葉が徐々に進んでいます。

9/20 10:15

振り返ると、登山道の脇はものすごい崖でした。

9/20 10:23

ピンボケですが、紅葉のミネカエデ

9/20 10:24

最後の急登。途中で、下山中の方から「急なのはもうちょっとだ」と励まされました。

9/20 10:32

ほぼ登頂。山頂までもう少し。標識が見えます。

9/20 10:35

とうとう登り切りました。1482m。駐車場から4時間半。
よく登りました。達成感大！

9/20 10:36

葉山。こちらは1462m。

9/20 10:36

月山。紅葉しています。1984m。

9/20 10:36

奥羽山脈。甑岳から面白山まで。

9/20 10:36

雁戸山方向。

9/20 10:37

鳥海山(2236m)がうっすらと。

9/20 10:37

大朝日岳。1871m。

9/20 10:40

以東岳(1771m)。かっこいいですね。いつか登ってみたい。
かっこいい山々を眺めながらゆっくり昼食。

9/20 10:48

紫ナデから月山まで続く山並み。

9/20 11:09

そろそろ出発。
もう一度以東岳。こちらの方向から見たのは初めてでした。

9/20 11:09

深い谷。写真では高度感が分かりません。

9/20 11:10

山頂を振り返って。

9/20 11:10

粟畑に続く登山道。

9/20 11:17

下ってきた急斜面。

9/20 11:22

さらに下りました。てっぺんに小さく山頂標識が見えます。

9/20 11:24

何度も振り返ります。
こちら側から見た斜面は、向こう側よりも優しい。

9/20 11:25

眺めの良い稜線歩き。

9/20 11:31

竜ヶ岳。下山時は、この山には登らずに手前側の斜面をトラバースしていくようです。

9/20 11:50

障子池と障子ヶ岳。

9/20 12:20

障子ヶ岳の雄姿ともそろそろお別れ。

9/20 12:22

斜面を登りきると、天狗小屋が見えました。今日は行きませんが、いつか泊まってみたい。

9/20 12:22

小朝日から竜門までをバックに、天狗小屋。ほんとにここは、すごい山奥ですね。

9/20 12:24

粟畑の山頂稜線。向こうのピークが山頂のようです。ここもすばらしい眺めです。

9/20 12:29

分岐点。
名残惜しいですが、帰ります。

9/20 12:38

ウルシの紅葉。

9/20 12:41

石畳が現れました。

9/20 12:48

何度も、ナナカマド。

9/20 13:21

ミネカエデ。

9/20 13:24

この木、何の木？ものすごい力強さを感じます。

9/20 13:40

みどりがきれい。

9/20 13:45

竜ヶ岳の水場まで来ました。ピンボケです。

9/20 13:46

水場からの上がり口にダイモンジソウ。今年、初。

9/20 13:59

オニシオガマ。

9/20 14:34

樹林帯の中を大分降りてきたと思っていましたが、まだまだ高いです。

9/20 14:41

この木もすごい。

9/20 14:55

ものすごく高いブナの木。

9/20 15:09

気持ちのいい樹林帯のなだらかな斜面と、時折の急斜面を降りて行きます。

9/20 15:13

このあたりは、もしかして山菜の宝庫なのでは？

9/20 15:32

朝の登山口と同じ看板に出会いました。
とうとう降りてきたようです。

9/20 15:36

こちら側の登山口に咲いてたノコンギク。

9/20 15:41

無事駐車場に到着しました。ヘトヘトですが、大満足。良かった。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X70 Canon

感想

yukky3

　障子ヶ岳。初めての登山でしたが、素晴らしい山でした。
　圧倒的な大岩壁と、稜線・山頂からの絶景。高いところから望む大きな谷。鳥になった気分でした。歩きながら何度「すごい！」と口にしたか分かりません。
　朝日連峰主稜線の山々ほどポピュラーではないと思いますが、多くの人に楽しんでもらいたいと思いました。
　ただ、障子ヶ岳登山口からの登山道は急峻で上のほうはザレたところも多く、注意が必要です。今回は登りでしたが、下りでこの道を使うのはちょっと怖い感じです。（下山している人はたくさんいらっしゃるようですが、、。）
　粟畑からの下山は距離が長かったですが、疲れた足に優しい土の道が多く、助かりました。樹林帯の美しさにも感動しました。
　本当にいい登山となりました。また、行きたい障子ヶ岳。