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Yamareco

記録ID: 354098
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

標高年 二ペソツ こまる君と楽しく登山

2013年10月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:22
距離
14.2km
登り
1,453m
下り
1,453m

コースタイム

05:38 十六の沢登山口
06:47 小天狗の岩場
06:56 天狗のコル
07:40 前天狗
08:56 山頂  10:17 
11:22 前天狗 11:58
12:34 天狗のコル
12:43 小天狗の岩場
13:41 十六の沢登山口
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所は無い。
登山口にポスト、簡易トイレあり。
下山後ぬかびら温泉に入浴。
登山口までの林道は途中かなり荒れていた。

登山口、早速丸太を渡る。
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登山口、早速丸太を渡る。
綺麗な紅葉、でも赤いのはこれぐらい。
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綺麗な紅葉、でも赤いのはこれぐらい。
ぬかるみを越え
木の根の道を登っていく。
木の根の道を登っていく。
新しい標識が出来ている。
新しい標識が出来ている。
昔はこのあたりの笹が鬱陶しかった。でもすっかり刈られていた。
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昔はこのあたりの笹が鬱陶しかった。でもすっかり刈られていた。
小天狗の岩が見えてくる。
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小天狗の岩が見えてくる。
登山道はこの岩を回り込むように歩いて行く。ちょっと高度感あり。
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登山道はこの岩を回り込むように歩いて行く。ちょっと高度感あり。
天狗のコルに下りながら、前天狗が見えてくる。
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天狗のコルに下りながら、前天狗が見えてくる。
左手には糠平湖。
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左手には糠平湖。
天狗のコルを過ぎ
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天狗のコルを過ぎ
大き目の石が転がる道を登っていく。
大き目の石が転がる道を登っていく。
ハイマツ帯に入る。昔はここのハイマツが鬱陶しく歩きづらかったが、すっかり刈られていた。
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ハイマツ帯に入る。昔はここのハイマツが鬱陶しく歩きづらかったが、すっかり刈られていた。
再びハイマツ帯へ、右手には、石狩、大雪の山が広がるのだが、ガスのせいでハッキリしない。
再びハイマツ帯へ、右手には、石狩、大雪の山が広がるのだが、ガスのせいでハッキリしない。
岩礫帯を登っていく。本来ならナキウサギが一杯遊んでいる所なのだが。
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岩礫帯を登っていく。本来ならナキウサギが一杯遊んでいる所なのだが。
もう少しで前天狗。
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もう少しで前天狗。
最後にこれを登ると
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最後にこれを登ると
見えました!二ペソツ!
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見えました!二ペソツ!
右手にトイレブースあります。
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右手にトイレブースあります。
先ずは天狗平へ下ります。
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先ずは天狗平へ下ります。
天狗岳へ登り返す。
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天狗岳へ登り返す。
天狗岳の横を巻いて近づいてきた二ペソツ。
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天狗岳の横を巻いて近づいてきた二ペソツ。
ここを下ってあの道を直登します。
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ここを下ってあの道を直登します。
鞍部近くから山頂。
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鞍部近くから山頂。
結構急ですね。
こまる君が先導してくれます。
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こまる君が先導してくれます。
氷柱がありました。朝晩冷えそうですね。
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氷柱がありました。朝晩冷えそうですね。
最後の一登り。
山頂標識とこまる君
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山頂標識とこまる君
下りながら山頂を振り返る。人影が見える。
下りながら山頂を振り返る。人影が見える。
昨年登ったトムラウシが見えた。
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昨年登ったトムラウシが見えた。
旭岳も見えてきた。
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旭岳も見えてきた。
石狩連峰も、こうしてみると音更山が大きく見える。
石狩連峰も、こうしてみると音更山が大きく見える。
前天狗方面。
振り返った山頂下の岩礫帯。ここでもナキウサギが一杯遊んでいたのだが、今日はほとんど声もしなかった。
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振り返った山頂下の岩礫帯。ここでもナキウサギが一杯遊んでいたのだが、今日はほとんど声もしなかった。
鞍部付近から天狗岳。
鞍部付近から天狗岳。
トムラウシが良いね。
トムラウシが良いね。
前天狗。
前天狗への登り。
前天狗への登り。
前天狗から二ペソツを眺めていた。あそこに登ったんだとちょっと不思議な気分。
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前天狗から二ペソツを眺めていた。あそこに登ったんだとちょっと不思議な気分。
さあ、二ペソツとさよならです。
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さあ、二ペソツとさよならです。
石狩岳が益々近くに。
石狩岳が益々近くに。
天狗のコルから小天狗への登り
天狗のコルから小天狗への登り
綺麗な空が広がっていた。
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綺麗な空が広がっていた。
岩場を回りこむ。
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岩場を回りこむ。
登山口まであと1.5Km
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登山口まであと1.5Km
黄色く色づく。
ここでもこまる君が先導してくれる。
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ここでもこまる君が先導してくれる。
丸太を渡って登山口。
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丸太を渡って登山口。
元祖、湯元館で汗を流す。
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元祖、湯元館で汗を流す。

感想

今年は標高年として売り出している二ペソツ、混雑しているのは分かっていたから、登る気は無かったのだけど、皆さんのヤマレコを見ているうちに、登りたくなってきた。ただ日程的に厳しいのは分かっているので、諦めていた。けれど、イタリアから帰ってきて、結構元気だったので、思い切って登ることにした。まあ時差調整も出来れば一石二鳥かと。

二ペソツは初めてではないので、大変さは分かっているつもり。朝早く登り始めなくてはいけない。それに駐車場の問題もある。国道を折れ、林道を走っていくのだが、荒れてくるとゆっくりと走ってしまう。先日のパンクの件がトラウマになっているせいだろうな。ちょっと後ろの車に迷惑だったかも。

林道終点の駐車スペースには、すでに一杯の車だった。前のおじさんは、いきなり転回スペースに駐車したので、転回がやりにくい。結局歩いて10分ぐらいの所に駐車した。まあ良しとしよう。登山口ポストに記入後、出発。丸太を渡り、いきなりの急登に取りつく。左手に真っ赤に紅葉した木が綺麗だ。直ぐに斜度は緩むが、ぬかるみが何度かあって、後は木の根が張り出す道を登って行く。

山頂まで5.5Kmの真新しい標識を過ぎ、前方に稜線が見えてきた。笹が少し濃くなる。昔はこのあたりの笹が鬱陶しく、歩き辛かったのだが、流石に標高年、刈られていた。左手には前天狗が見え始め、前方のピークに岩が見えてくると、小天狗の岩場だ。大きく見えるが薄い岩で、直ぐに回り込める。

ここから天狗のコルには下っていく。左手に糠平湖が輝き、前方に前天狗。あそこまで行けば、ようやく二ペソツが見えるのだ。今日もすっきり見えてくれよと、祈りながら歩いて行く。コルを過ぎ大きな石が転がる道を登って行くと、前方に白い犬を連れた人が見えた。見間違いではない。ふーんと思いながら、とりあえず歩いて行く。

ハイマツ帯に入るが、ここも枝が刈られていた。昔は頭の上まで覆われて、リュックが引っかかりやすくて、歩き辛かったのだが、流石に標高年、歩きやすい。ここを抜けて岩礫帯を登り切れば前天狗、岩礫帯にはなきうさぎと思ったが、今日はさっぱり鳴かないぞ。仕方ないね、楽しみにしていたのに。右手に大雪の山が見えるはずだが、どうもガスが掛かって見えない。もしかして二ペソツも?なんて思いながら、反時計回りに回り込むように登って行く。最後に大き目の岩を登りきると、見えました!きりっとした二ペソツが。そうこれが見たいのよ〜!!!

ここで犬を連れた人が休憩していた。このわんこがこまる君、可愛いのだ。一息入れて下っていく。初めて来た時は、ここから見た二ペソツに感動したけれど、見えているあの道を、あそこまで行けるのかと不安になった。あれから色々な山を登ったからだろうか、何とも思わなくなっている、これも成長なのかな?まあ年寄りでも成長できるんですね。

天狗岳に登る途中、颯爽と歩く単独女子が居た。張り切ってるなと思いながら、天狗岳の巻き道で追い抜く時、見れば若いお嬢さんだった。少し話をすると林道駐車場で、車中泊して登っていると。凄い!僕にはそんなことは出来ない。鞍部まで降りて、最後の急登を登りにかかる。ここで、こまる君を連れた人が追いついてきた。ここからは、こまる君も一緒に登山。可愛いしぐさにこちらも和む。道は急なんだけど、導かれるように登っていく。山頂下をトラバースして、最後ワンピッチで山頂に立った。こまる君と新しい山頂標識で撮影だ。10月としては微風、気温もちょうど良い。

軽く食事をしていると、少しずつガスが取れ始めて、正面にトムラウシが見えてきた。このまましばらく居座っていよう、きっともっと晴れてきそうだ。出発が5時38分。往路が3時間20分だったから。余裕がたっぷりあるし、今年、北海道の山に登れるのは、今日が最後かも知れない、と思う気持ちがあるので、ゆっくりこの景色を楽しみたい。大雪の山々に、十勝岳まで見えてきた。雄大な景色に感動しながら、時間を過ごす。素敵なことだ。4日前にはフィレンツェの町並みを眺めて、風に吹かれていたのに。不思議だ、けど楽しい。

続々と登ってくる人が絶えなくて、山頂は人が溢れていく。降りていく人も増えてきた。こまる君、先ほどのお嬢さんも降りていった。もう少しこの景色を楽しんで居たい。でも流石に1時間20分が過ぎ、降りようと思った。名残は惜しいが、ゆっくり降りていこう。続々、登ってくる中に知り合いの人が居た。こんな所で出会うなんて。

天狗岳まで登り返し、山頂を巻いて、再び下って、岩礫帯を登りきると、前天狗でこまる君とおじさん、先ほどのお嬢さんが一緒に休んでいた。ここから見ると、二ペソツのあの山頂に立っていたことが不思議に思う。こまる君とおじさんは、いつも一緒に山や、沢も登ると言う。お嬢さんも毎週のように登っていると言う。山が好きなんだね。

ずっとニペソツを見ていた。時差の事を考えると、一番眠い時だ。おじさんとこまる君、お嬢さんも降りていった。30分以上が過ぎ、最後の挨拶を二ペソツにして、降りてゆく。今日はもう十分だろう。これだけニペソツを堪能したのだから、後は無事に登山口まで降りれば良い。目の前には大雪の山に、石狩連峰が眩しい。岩礫帯、ハイマツ帯と過ぎ、天狗のコルを過ぎる。軽く登り返し、小天狗の岩場を過ぎると後はのんびり下るだけ。

途中、山頂で出会ったご夫婦とお嬢さん、こまる君とおじさんの5人+1匹で降りていった。その後、こまる君とおじさん、お嬢さんの3人で降りていく。お嬢さんは、まだ2年目なのに、しっかりとした足取りで降りていく。夢は冬の利尻を登ることだと、うーん若いって素晴らしいね。おじさん二人は感心してしまいました。行く先々で、こまる君が振り返って待っていてくれる。本当に心和むね。こういう登山もありかも。そういえばスイスでも、犬を連れてきていた人が居たっけ。思い出しているうちに、13時41分無事に登山口へと降りて来た。今日は、こまる君とおじさん、そして可愛いお嬢さんに感謝の登山だったな。

のんびり降りて来たので、筋肉痛も無く、時差ボケも大丈夫だった。10分程歩いて車まで戻り、靴を脱げばホッとした。この瞬間一番かもね。山に感謝の一礼をして、糠平へと走らせる。やっぱり、標高年記念、登頂証明書を貰うためだ。ひがし大雪自然館受付に行くと、先ほどのご夫婦の方が受付をしていた。やっぱり来ましたねと、お互い笑顔を交わす。この後ぬかびら温泉、湯元館に入湯。露天風呂で気持ちよく汗を流して出てきたら、先ほどのお嬢さんにばったり出会った。これからキャンプをするらしい。若い人の逞しさに、おじさんは、ただ凄いなと心の中で思った。今年、北海道最後になるかもしれないニペソツは、見ても登っても良い山だった。結局、今日は600枚位撮影してしまった。いつにも増して撮りました!(^^)!

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