鶏冠山・甲武信ヶ岳・破風山・雁坂嶺



- GPS
- 08:58
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,508m
- 下り
- 2,510m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:58
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉ポイントはそれほど水量は多くありませんでしたが、かと言って楽に渡れるほどでもなし。靴脱ぐのがめんどくさくてベストポイント探してしばらくウロウロしたので何だかんだでここで30分近くタイムロスしたと思います。その挙句、あまり奥まで行かずに手前の方の川が二股に分かれた辺りなら水量が分散されていいかと思ってチャレンジしたものの、結局不覚にも足を滑らせてしまって右足を1回だけ水中にジャボン!それさえ無ければ濡れずにパーフェクトだったのに! ちなみに後で気付いたのですがその地点で渡ってしまうと、その先で右からの滝が本線に合流しているため、その滝と本線の間の尾根に取り付くために、再度滝の上の方で川を渡る必要がありました。ここは濡れずに何とかクリアできましたが、濡れて滑りそうな石に足を置いてそこからそこそこの距離をジャンプしなくてはなりませんでした。一歩間違うとまたもや「ジャボン!」の危機でした。ということで、滝の合流を過ぎた先で渡るのが正解だったんですね。 そこから先の急登や、標高で言うと1,600m辺りから始まる岩登りの連続は言わずもがな。岩峰全部クリアした後も、しばらくは細い尾根とそれなりの岩、そしてシャクナゲジャングルの細い道が、何だかんだ言って木賊山まで続きます。 基本的にちゃんと整備された登山道ではなく、何とか人が歩けるルートにリボンで印を付けた、に近いようなコースですので、ちゃんとした山道しか経験の無いような初心者には厳しいと思います。場所によっては次のリボンが見えなかったりもします。途中土の斜面の急登がありますが、そこは普通の山で言えば、道に迷ってルートから外れて、コース復帰のために無理やりショートカットする時に仕方なく通るような壁のような斜面です。それがここではリボンの付いたルートになります。 岩峰登りもそれなりに覚悟が必要ですが、そこにたどり着くまでにもそれなりに覚悟が必要なコースだと思います。 岩峰、特に第3は高低差も大きいのでそれなりに覚悟して挑んだのですが、結果から言うとそれほど大きな困難も無くクリアできました。掴むポイントや足を置く場所を探す場面もありましたが、無理な体制から鍛え上げた筋力を頼りに登らなければならないような難所はありませんでした。自分は身長が180儖幣紊△蠅泙垢、相方はそこまで身長ありませんがそれでも自分よりは少しだけ苦労していましたが、それでも無理なくクリアできました。 ちなみに自分は、金峰山頂の五丈岩にはYouTubeの動画を確認した上で2回チャレンジしましたが、真ん中辺りで断念しました。そんな自分でも鶏冠山は無理なくクリアできました。確かに他の山梨百名山に比べれば難易度は高いと思いますが、とは言え「選ばれし勇者のみが到達できる」みたいなものではありません。 木賊山まで出てしまえば、後は基本的にいい道ばかりと言って差支えないと思います。それまでの道なき道に近い状態と比べれば。 敢えて言うなら、これは私の不注意でもあるのですが、雁坂峠からの道は、下り始めは少しの間小さめの石がゴロゴロしているちょっと嫌な路面ですが、そこを過ぎると笹原の足元しっかりした走りやすい路面に変わります。ただし道が細く、急斜面をスイッチバックで下るコースでして、途中で足を踏み外してしまい、片足だけでしたので滑落などは大丈夫でしたが、バランスを崩していたら転げ落ちていてもおかしくなかったと思います。 途中河原に出る辺りは走りづらいですが、そこを過ぎればまた走りやすいトレイルが続き、沓切沢橋から先は舗装林道です。 |
写真
感想
コメント入りの動画も良かったらご覧くださいませ。
今回山梨百名山を一気に4座制覇して、トータル94座で残り6座となりました!
でも今回とても心残りが2つあります。
1つは上でも書きましたが、渡渉の際に1歩だけ水に足を落としてしまったこと。
そしてもう1つはとてもショックだったのですが、甲武信ヶ岳山頂に山梨百名山標柱が見当たりませんでした。
山頂で辛うじて携帯電波が使えたので急いで情報収集してみたのですが、見つかった写真はかなり古いものばかりでした。
2011年頃に標柱が抜かれたというネット記事を見かけたのですが、確かにその後しばらくは抜かれた標柱の写真が多く見られました。
そして2016年秋頃に、山梨県の方で古い標柱を入れ替えるということで、ボランティアを募集していて、入れ替えの対象に甲武信ヶ岳も入っていました。
ところが、その時期以降ヤマレコなどの記録をかなり調べましたが、新しい標柱の写真が一向に見つかりません。
ひょっとしたら別の場所に建てた可能性もあるのかもしれませんが、それにしてもそれ以降はまったく見ていません。
どうなっているのか、入れ替えの際にちゃんと建てられたのか、一度山梨県に問い合わせてみたいと思います。
編笠山も標柱行方不明になって4年ほど経っていますし、これでは山梨百名山全登頂は達成できても、全部の標柱を写真に納めるという野望はいつまで経っても成就することはありません。
何とかなりませんかねぇ・・・
雁坂峠から道の駅まで、標準タイムは約2時間と地図にあって、これを半分の1時間で下り切れればトータルタイム9時間切りが達成できる状況でした。
高低差約1,000mを1時間で下り切る。
路面と体力にもよりますが、余程の悪路でなければ200m/10分ペースで下れる自信はありました。
この日は木賊山までの悪路でペースが上がらなかったこともあり、この終盤まで来ても体力的にも脚力的にもまだ余裕がありましたので、突っ込み気味でペースを上げました。
最初の10分は石ゴロゴロの悪路でしたが、それでも傾斜それなりでしたので、何とか200m/10分ペースでクリア出来ました。
その後道は良くなったのですが、傾斜が緩んで中々下れないコースに変わってこれは厳しいかと思ったのですが、ペース上げられたお陰か意外にも250m/10分までペースアップ!💪
でもその後コースは川沿いの大きめ石ゴロゴロ河原になって一気にペースダウン…😟
でもそこを過ぎればまた走りやすいトレイルが続き、沓切沢橋から先は舗装林道です。
傾斜が緩んでペースは上がらず、さらに途中の上り返しはかなり辛かったですが、かなり頑張りました。
途中で鹿とにらめっこする場面で数秒立ち止まったり、硬い舗装の衝撃で内転筋やハムストリングスがつりそうになることも度々でしたが、最後キャンプ場を抜けて道の駅の道向かいに出てきて何とか無事ゴール!ヤマレコアプリのタイムを見たら、目標の9時間まで残り1分ほどでした。
何とか目標達成!
今回25劼曚匹魑畄佐泙瓩9時間、移動時間だけならほぼ7時間。
鶏冠山の急登・岩峰登りや木賊山までの悪路を考えれば頑張ったと思います。
翌週からはさらにハードなコースを予定していますが、それに向けて少しは自信になりました。
次回はいよいよ笊ヶ岳に挑みます!
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