記録ID: 3572297
全員に公開
沢登り
日高山脈
中の川ポンソエマツ北西面直登沢〜中の川支流(支五の沢)
2021年09月25日(土) ~
2021年09月27日(月)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 1,618m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
9/25:車止め(8:00)支五の沢出合(9:45)林道終点(11:45)奥二股=C1(15:30)
少し濁っていた(雨予報の札幌で降らなかったので油断していたが、後日アメダス大樹を見たら前2日間でそれなりに降っていた)。気を抜くと流されそうな渡渉を屈曲の度に要求されて疲れた。一か所ザイル出した。5万図「川」の字、Co400S字の函滝、Co430十字峡は中を行けるはずもなく全て巻く。岳ノ沢出合以降の函は容易に巻ける。奥二股(・531)の右岸台地でC1。
9/26:C1(5:30)ポンソエマツ(12:00)ソエマツ岳(12:30)支五の沢Co620二股=C2(14:30)
少し明るくなるのを待って出発。Co690-4段30m滝は右岸から巻いて3段目に合流。Co720-10m滝は左岸から直登。その後は釜持ち小滝が数個続く。Co800-30m滑滝は左岸の緩傾斜で水流の広がった岩壁からトラバースして落ち口へ。直後の3段30m滝は佐藤が左岸からリードした。水線突破は厳しそう。Co830三股でお目当ての大スラブ。地形図から察するに標高差200mはあり、歓声を上げて喜ぶ。写真パシャパシャ。思い思いに登ってCo1050二股まで。この二股の左股にはさらに100m近くスラブが続いていたが、最後まで沢型が顕著な右股を選択した。あとは簡単な小滝、藪漕ぎでポンソエマツ(ソエマツ西ポコ)へ。看板も道も展望も無い良いピークでした。支五の沢下降の頭までは鹿道がそれなりに発達していた。うんざりするガレも安全な着地点を識別して足を動かすマシーンになれば一瞬で終わった。日没に追われて初見の難しい下降はしたくないのでCo620二股をC2とした。
9/27:C2(6:30)本流出合(11:30)車止め(13:00)
太陽がちゃんと出るまで時間待ち。F7,5,2,1は懸垂した。噂にたがわぬ良い雰囲気でした。飛び込み怖かったー。。。
〇ポンソエマツ北西面について
難易度は標準的な‼*と思います。スラブ以前の滝は登攀強度・ルートファインディングの判断ともに簡単ではないが極端に難しくもないといった印象です。大スラブ滝も上部に行くほどホールドスタンスは少なくなりますが、傾斜は緩いので確保も必須ではないでしょう。ペテガリB沢などが余裕をもって遡行できれば十分快適に遡行できる難易度だと思います。・531二股で分岐する神威北東面にも劣らぬ美渓でおすすめです。下降路に取った支五の沢含めて、日高では珍しい女性的、秀麗、たおやか(嫋やか?)といった言葉が似合う3日間でした。
少し濁っていた(雨予報の札幌で降らなかったので油断していたが、後日アメダス大樹を見たら前2日間でそれなりに降っていた)。気を抜くと流されそうな渡渉を屈曲の度に要求されて疲れた。一か所ザイル出した。5万図「川」の字、Co400S字の函滝、Co430十字峡は中を行けるはずもなく全て巻く。岳ノ沢出合以降の函は容易に巻ける。奥二股(・531)の右岸台地でC1。
9/26:C1(5:30)ポンソエマツ(12:00)ソエマツ岳(12:30)支五の沢Co620二股=C2(14:30)
少し明るくなるのを待って出発。Co690-4段30m滝は右岸から巻いて3段目に合流。Co720-10m滝は左岸から直登。その後は釜持ち小滝が数個続く。Co800-30m滑滝は左岸の緩傾斜で水流の広がった岩壁からトラバースして落ち口へ。直後の3段30m滝は佐藤が左岸からリードした。水線突破は厳しそう。Co830三股でお目当ての大スラブ。地形図から察するに標高差200mはあり、歓声を上げて喜ぶ。写真パシャパシャ。思い思いに登ってCo1050二股まで。この二股の左股にはさらに100m近くスラブが続いていたが、最後まで沢型が顕著な右股を選択した。あとは簡単な小滝、藪漕ぎでポンソエマツ(ソエマツ西ポコ)へ。看板も道も展望も無い良いピークでした。支五の沢下降の頭までは鹿道がそれなりに発達していた。うんざりするガレも安全な着地点を識別して足を動かすマシーンになれば一瞬で終わった。日没に追われて初見の難しい下降はしたくないのでCo620二股をC2とした。
9/27:C2(6:30)本流出合(11:30)車止め(13:00)
太陽がちゃんと出るまで時間待ち。F7,5,2,1は懸垂した。噂にたがわぬ良い雰囲気でした。飛び込み怖かったー。。。
〇ポンソエマツ北西面について
難易度は標準的な‼*と思います。スラブ以前の滝は登攀強度・ルートファインディングの判断ともに簡単ではないが極端に難しくもないといった印象です。大スラブ滝も上部に行くほどホールドスタンスは少なくなりますが、傾斜は緩いので確保も必須ではないでしょう。ペテガリB沢などが余裕をもって遡行できれば十分快適に遡行できる難易度だと思います。・531二股で分岐する神威北東面にも劣らぬ美渓でおすすめです。下降路に取った支五の沢含めて、日高では珍しい女性的、秀麗、たおやか(嫋やか?)といった言葉が似合う3日間でした。
天候 | 全日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
8mm50m
ナッツ
トライカム
スモールカム
タープ
焚き付け
|
---|
感想
沢中2泊のゆったり山行、焚き火最高。
核心の滝は悪い。落ちたらまずい巻きはどうしても体が硬くなってしまい、遅れがちだった。まだまだだなぁ。
記録が少なく写真は皆無でずっと気になっていた。
憧れの先輩が遡行した沢に来れて良かったです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:849人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
daizouさんも是非!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する