記録ID: 3890013
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積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
2021冬メイン2年班(南日高3山縦走)
2021年12月25日(土) ~
2021年12月31日(金)
- GPS
- 152:00
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,167m
- 下り
- 1,731m
コースタイム
冬メイン二年班南日三山
―そういうとこ山は見てるからな―
L田中AL中川(3M宮下(2
【時間とルート】
Day1.12/25 晴れのち曇り:元浦川林道終点(8:20)神威山荘(11:30)=C1
いつもの林道終点にOB水野カー発見。以降の林道にも二人分の怪しいトレース続いておりご機嫌斜めのAL。ラッセル無し、雪崩そうなほどの積雪もない。神威山荘までにトレースはどっか行ってとりあえず一安心。尾根末端まで1.5hでトレース付けに行きC1。ささやかなクリスマスパーティ。
Day2.12/26 快晴:C1(6:30)中間尾根上Co1100(12:30)=C2
尾根末端から壮絶なネマガリダケ含む藪漕ぎ。Co800ぐらいで積雪も増えてきてマシになる。若干細いところも出てきた。Co1100にいいテンバ。主稜線までトレース付けに行く。2h。寒い夜。
Day3.12/27 快晴:C2(6:20)尾根頭(7:50)神威(12:30)靴幅山手前・1400(14:30)=Ω3
食後ティーを作っているとボヤ騒ぎ。Lの風呂マが若干溶けた。主稜線まで急登を上がるとピリカまで全部見える。北側は39の先で雲がかかってるようだ。無風。快適至極。バチバチに冬型決まってるが流石南日高。稜線はカンバが邪魔でスピード上がらない。神威までにも細いとこ出てくる。たどり着いた神威ピークでトレース発見。AL激萎え、叫ぶ。ALにビビるL。幸いにも以降トレース消えてた。ピーク周辺は掘れなさそう。神威過ぎても細いところでてくる。この日もすべてスノーシュー。靴幅山手前の1400ポコ(5万図にはない)に奇跡のような吹きだまりがある。積雪量あるので1hで雪洞製作。
Day4.12/28 快晴のち少しガス:Ω3(6:30)靴幅山(8:00)ソエマツ(13:00)=C4
朝の準備してると天井が落ちてきた!フライ被り激寒の中準備する。EPで出発。振り返るとカムイがかっこいい。靴幅山目前にして靴幅リッジ。細い。雪が被ってなくてもナイフのよう。積雪はあまりないのでブッシュもつかんで通過。靴幅山を少し下ろしてスノーシュー。ソエマツ西峰までは緊張続くが問題ない。この先のコルでEP。ちょっとした岩稜や細いところが出てくる。ソエマツ東尾根から徒歩1分でテンバにできそうな吹きだまり。夜天気は悪くならなさそうで、翌日は午後から悪化傾向のため半日行動を見越し整地してテント張る。3シーズンシュラフで来たことを後悔した中川。
Day5.12/29 曇り:C4(7:00)・1529南コル(9:40)=Ω5
今日もEPで出る。停滞スパ食べてネーベンは停滞用から各自増やす。ソエマツから少し降りると日高側が切れている雪稜岩稜。十勝側のズボズボ斜面を主に歩く。BS,急な雪壁登りをこなし1529まで。尾根が広くなり安心。南コルの吹きだまりはすぐ。大口径イグルー製作。膝もあまり濡れず我々はようやく正しいイグルー製作を会得した。2.5h。今日を大みそかのつもりでのんびり年越し準備。Lが21歳になった。
Day6.12/30 ガスのち晴れ:Ω5(6:30)ピリカ(9:00)・1512北二つ目のコル(11:50)=Ω6
雪がたくさん積もってた。出口開通に手間取る。視界100ほどだが冬型決まりつつあり回復傾向を見越して出発する。3人交代でラッセル。視界はすぐ回復。デカい。まさにピリカヌプリ。ピーク直下は気にならない風。登ると北日の方まで見える。握手してEPに替え尾根を下る。直下のくだりは広く尾根筋が交錯し視界必要。右手にはピリカ南面!!!左手には雪庇で結構緊張する。1338手前でスノーシューに替え・1512北ポコ手前のコルでイグルー作る。2h。翌日の下山見越してパー食大解放。宴。
Day7.12/31 曇りのち晴れ:Ω6(6:30)トヨニ南峰(9:00)野塚トンネル北口(13:20)
イグルー出てみるとめちゃくちゃ寒い。日高側から常時気にならない風強。ラッセルしてても指冷えるので各自対策、凍傷におびえる。以降尾根たどり下部は転げ落ちながら末端まで。最終日まで気が抜けない。
―そういうとこ山は見てるからな―
L田中AL中川(3M宮下(2
【時間とルート】
Day1.12/25 晴れのち曇り:元浦川林道終点(8:20)神威山荘(11:30)=C1
いつもの林道終点にOB水野カー発見。以降の林道にも二人分の怪しいトレース続いておりご機嫌斜めのAL。ラッセル無し、雪崩そうなほどの積雪もない。神威山荘までにトレースはどっか行ってとりあえず一安心。尾根末端まで1.5hでトレース付けに行きC1。ささやかなクリスマスパーティ。
Day2.12/26 快晴:C1(6:30)中間尾根上Co1100(12:30)=C2
尾根末端から壮絶なネマガリダケ含む藪漕ぎ。Co800ぐらいで積雪も増えてきてマシになる。若干細いところも出てきた。Co1100にいいテンバ。主稜線までトレース付けに行く。2h。寒い夜。
Day3.12/27 快晴:C2(6:20)尾根頭(7:50)神威(12:30)靴幅山手前・1400(14:30)=Ω3
食後ティーを作っているとボヤ騒ぎ。Lの風呂マが若干溶けた。主稜線まで急登を上がるとピリカまで全部見える。北側は39の先で雲がかかってるようだ。無風。快適至極。バチバチに冬型決まってるが流石南日高。稜線はカンバが邪魔でスピード上がらない。神威までにも細いとこ出てくる。たどり着いた神威ピークでトレース発見。AL激萎え、叫ぶ。ALにビビるL。幸いにも以降トレース消えてた。ピーク周辺は掘れなさそう。神威過ぎても細いところでてくる。この日もすべてスノーシュー。靴幅山手前の1400ポコ(5万図にはない)に奇跡のような吹きだまりがある。積雪量あるので1hで雪洞製作。
Day4.12/28 快晴のち少しガス:Ω3(6:30)靴幅山(8:00)ソエマツ(13:00)=C4
朝の準備してると天井が落ちてきた!フライ被り激寒の中準備する。EPで出発。振り返るとカムイがかっこいい。靴幅山目前にして靴幅リッジ。細い。雪が被ってなくてもナイフのよう。積雪はあまりないのでブッシュもつかんで通過。靴幅山を少し下ろしてスノーシュー。ソエマツ西峰までは緊張続くが問題ない。この先のコルでEP。ちょっとした岩稜や細いところが出てくる。ソエマツ東尾根から徒歩1分でテンバにできそうな吹きだまり。夜天気は悪くならなさそうで、翌日は午後から悪化傾向のため半日行動を見越し整地してテント張る。3シーズンシュラフで来たことを後悔した中川。
Day5.12/29 曇り:C4(7:00)・1529南コル(9:40)=Ω5
今日もEPで出る。停滞スパ食べてネーベンは停滞用から各自増やす。ソエマツから少し降りると日高側が切れている雪稜岩稜。十勝側のズボズボ斜面を主に歩く。BS,急な雪壁登りをこなし1529まで。尾根が広くなり安心。南コルの吹きだまりはすぐ。大口径イグルー製作。膝もあまり濡れず我々はようやく正しいイグルー製作を会得した。2.5h。今日を大みそかのつもりでのんびり年越し準備。Lが21歳になった。
Day6.12/30 ガスのち晴れ:Ω5(6:30)ピリカ(9:00)・1512北二つ目のコル(11:50)=Ω6
雪がたくさん積もってた。出口開通に手間取る。視界100ほどだが冬型決まりつつあり回復傾向を見越して出発する。3人交代でラッセル。視界はすぐ回復。デカい。まさにピリカヌプリ。ピーク直下は気にならない風。登ると北日の方まで見える。握手してEPに替え尾根を下る。直下のくだりは広く尾根筋が交錯し視界必要。右手にはピリカ南面!!!左手には雪庇で結構緊張する。1338手前でスノーシューに替え・1512北ポコ手前のコルでイグルー作る。2h。翌日の下山見越してパー食大解放。宴。
Day7.12/31 曇りのち晴れ:Ω6(6:30)トヨニ南峰(9:00)野塚トンネル北口(13:20)
イグルー出てみるとめちゃくちゃ寒い。日高側から常時気にならない風強。ラッセルしてても指冷えるので各自対策、凍傷におびえる。以降尾根たどり下部は転げ落ちながら末端まで。最終日まで気が抜けない。
天候 | 基本的に冬型で好天。寒かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 三石温泉、魚べい苫小牧店で1人30皿 |
写真
撮影機器:
感想
WE ARE STILL ON THE ROAD
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そういうことありますよね。風強い時には。
コメントありがとうございます。
結構ビビりました。何事もなくてよかったです、、、
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