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Yamareco

記録ID: 357692
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

草紅葉の中をお散歩、尾瀬ヶ原

2013年10月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
mizcreid Mococo その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
16.9km
登り
219m
下り
208m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:20鳩待峠-ヨセ沢分岐6:52(0:32)/[予定]7:33/[差]+0:41
6:52ヨセ沢分岐-山ノ鼻7:49(0:57)/[予定]8:29/[差]+0:40
8:06山ノ鼻-牛首分岐8:55(0:49)/[予定]9:27/[差]+0:32
8:55牛首分岐-竜宮十字路9:36(0:41)/[予定]10:19/[差]+0:43
(休憩0:14)
9:50竜宮十字路-ヨッピ吊橋10:11(0:21)/[予定]10:58/[差]+0:47
(休憩0:14)
10:25ヨッピ吊橋-牛首分岐11:06(0:41)/[予定]12:03/[差]+0:57
11:13牛首分岐-山ノ鼻11:53(0:40)/[予定]13:02/[差]+1:09
(食事休憩1:00)
12:53山ノ鼻-ヨセ沢分岐13:37(0:44)/[予定]14:22/[差]+0:45
13:37ヨセ沢分岐-鳩待峠14:07(0:30)/[予定]15:10/[差]+1:03
天候 晴れ→曇り→小雨
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
戸倉尾瀬第一駐車場に駐車。
マイカー規制のため自家用車ではここまで(マイカー規制は10/14まで)
駐車料金は1日1000円(1台あたり)
バス・タクシー乗り場にトイレあり。

戸倉尾瀬第一駐車場から鳩待峠までは乗合タクシーにて。
一人800円。
人数がそろい次第出発で、人が大勢いたのでほぼ待たずに乗ることができました。

帰りも鳩待峠から同様に乗合タクシーを利用。
鳩待峠からのバス・タクシーは17:10に終了するのでそれまでに戻ってこないと大変な目にあいます。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特になし。
強いて挙げるなら鳩待峠から山ノ鼻へ向けて下っていく道の入り口部分は石畳の階段状になっており、濡れているとかなり滑りやすい状況です。
ハイヒールで歩いている人を見かけましたが、よくぞまぁ……余程ハイヒールに慣れているということでもない限りは滑りにくい靴のほうが安全でしょう。

石畳の階段を降り切った先は全工程木道です。やはり濡れている場合は滑ります。
特にこの季節、落ち葉が張り付いていたりするとより滑りやすさが増します。

木道は2レーン、基本的に右側通行になっているようです。
人が多いので場所によっては入り乱れますが……。


山ノ鼻の茶店で出しているキノコ汁は香り高く大変美味しくいただけます。

下山後は尾瀬第一駐車場近くのかもしか村で立ち寄り入浴しました。
広い浴場ではありませんでしたが貸切状態でのんびりできました。
戸倉尾瀬第一駐車場。まだ6時前ですがなかなかの混雑っぷり。正面奥に写っている建物が乗車券売り場&トイレです
戸倉尾瀬第一駐車場。まだ6時前ですがなかなかの混雑っぷり。正面奥に写っている建物が乗車券売り場&トイレです
乗車券を買って乗り合いタクシーでGO!マイカー規制中のためタクシーかバスじゃないと鳩待峠まで行けません
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乗車券を買って乗り合いタクシーでGO!マイカー規制中のためタクシーかバスじゃないと鳩待峠まで行けません
鳩待峠に到着!
せっかくなので記念写真を撮ってもらっちゃいました
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せっかくなので記念写真を撮ってもらっちゃいました
では行きましょう。いざ下山!のポーズで出発!
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では行きましょう。いざ下山!のポーズで出発!
そう、今回のルートはいきなり下山から始まるのです。石畳の階段を下りていきます。ここが今回一番の危険箇所
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そう、今回のルートはいきなり下山から始まるのです。石畳の階段を下りていきます。ここが今回一番の危険箇所
階段を下りきるとあとは木道が続きます。右側通行で尾瀬ヶ原を目指します
階段を下りきるとあとは木道が続きます。右側通行で尾瀬ヶ原を目指します
と、ここで早くもオニギリをむしゃむしゃ。朝ごはんです
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と、ここで早くもオニギリをむしゃむしゃ。朝ごはんです
エネルギー補給も済んだのでいざ進みます
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エネルギー補給も済んだのでいざ進みます
熊避けの鐘をカラーンと鳴らしつつ
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熊避けの鐘をカラーンと鳴らしつつ
紅葉の森を進んできます
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紅葉の森を進んできます
左手の木々の隙間から至仏山が見え隠れしていました。次の機会には登ってみたい・・・・・・
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左手の木々の隙間から至仏山が見え隠れしていました。次の機会には登ってみたい・・・・・・
山ノ鼻に到着!パグ・・・・・・いや登山者がいっぱいです。ここでキノコ汁をいただきました
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山ノ鼻に到着!パグ・・・・・・いや登山者がいっぱいです。ここでキノコ汁をいただきました
さて、ここから尾瀬ヶ原を行きます
さて、ここから尾瀬ヶ原を行きます
紅葉の湿原をテクテクと・・・・・・
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紅葉の湿原をテクテクと・・・・・・
振り向けば至仏山
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振り向けば至仏山
雲が途切れて光芒が差し込みました。少し天気が期待できそうです
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雲が途切れて光芒が差し込みました。少し天気が期待できそうです
木道沿いに池塘がいくつも見られます
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木道沿いに池塘がいくつも見られます
逆さ燧は残念ながら風が強めだったのでハッキリ映りません
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逆さ燧は残念ながら風が強めだったのでハッキリ映りません
背後の至仏山はクッキリ太陽に照らされて良い感じ
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背後の至仏山はクッキリ太陽に照らされて良い感じ
牛首の分岐に到着!
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牛首の分岐に到着!
直進して竜宮小屋方面へ
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直進して竜宮小屋方面へ
竜宮小屋が見えてきました。竜宮十字路で左折です
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竜宮小屋が見えてきました。竜宮十字路で左折です
むぬぅ、雲行きがちょっと怪しくなってきました
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むぬぅ、雲行きがちょっと怪しくなってきました
しかしこの辺りの草紅葉の見事なこと。いい色でした
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しかしこの辺りの草紅葉の見事なこと。いい色でした
ヨッピ吊り橋に到着!ここから牛首に引き返しますが、せっかくなので吊り橋体験〜
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ヨッピ吊り橋に到着!ここから牛首に引き返しますが、せっかくなので吊り橋体験〜
湿原の風景はやっぱり面白いです
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湿原の風景はやっぱり面白いです
雲が早い〜。雨もパラっと飛んでくるので急ぎ戻ります
雲が早い〜。雨もパラっと飛んでくるので急ぎ戻ります
上から読んでも下から読んでも・・・・・・
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上から読んでも下から読んでも・・・・・・
鳩待峠に無事登山しました!そう、最後が登りで終わるのです
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鳩待峠に無事登山しました!そう、最後が登りで終わるのです
駐車場まで戻ってきたところでまた晴れ間が出てくる・・・・・・ってのはお約束
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駐車場まで戻ってきたところでまた晴れ間が出てくる・・・・・・ってのはお約束
駐車場近くのかもしか村で立ち寄り入浴です
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駐車場近くのかもしか村で立ち寄り入浴です
面白げな電話があったりしましたよ、と
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面白げな電話があったりしましたよ、と

感想

九月の初めに八ヶ岳に行った後、身内に不幸があったために少しばかり山から遠ざかっていた。
その間にも季節は瞬く間に過ぎて、初秋はあっという間に終わってしまった。
春先に体調崩して休んでいた時も感じたが、季節は本当に目まぐるしく変わっていくものだ。
自分の中ではまだまだ夏の終わりと思っていた山も、ちょっとばかりブランクがあった間にもう秋の盛り、いやもう山の秋は終わりに差し掛かっていた。
紅葉の季節に行ってみようと思っていた尾瀬、今回のチャンスを逃したら来年まで待たなければならない。

幸いなことに三連休は台風の狭間にうまいこと収まってくれそうだったので、今回はまんまるちゃんを連れて出かけることにした。
先回ガッスガスの金時山で合わない山靴に辟易し、
「もう山なんて絶対に行かないッ!」
と言ってたまんまるちゃんだったが、もここが何やら上手いこと言いくるめたらしい。
きっと美味しいものを食べさせる約束をしたに違いない。

尾瀬と言っても広い。
せっかくなので至仏や燧に登ってみたい気持ちはあったものの、まんまるちゃんに楽しんでもらうとなると百名山はちと敷居が高い。
アヤメ平のほうを回って尾瀬ヶ原を通って一周、というのも考えたが、それだと標高差がそれなりにある。
前回辛い思いをしたまんまるちゃんが、またも辛いことになるとそれこそ山に行かなくなってしまうだろう。
そこで今回は極力標高差がないよう、鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩いて帰ってくるだけにした。
これなら標高差は200m程度。
しかもスタート地点からはいきなり下りだ。下山から始まり登山で終わるという、掟破りのルート設定である。
道のりは16〜17Km程あるのでロングハイクと言えなくもないけれど、尾瀬ヶ原に至ってしまえば道はほぼ平らだし、もし辛いようならどこで引き返しても問題ないコースだ。

唯一の心配は天候だった。
この日は冬の低気圧が日本海側から激しく攻めてくる様相だった。秋と冬の切り替わるちょうどその日とでも言うか、かなりの冷え込みが予想された。
どうもうちの子たちを山に連れて行くと天気に恵まれないことが多いので、今回も同じ不幸に見舞われやしないかとビクビク。
結果、絶好の晴天、とは言えないものの、午前中の早い時間には晴れ間に恵まれた。
心配した雨には帰り道に少し降られる程度で済んだ。
どうやらギリギリで雨雲からは逃げ切ることができたといったところか。



いざ下山!
と、歩き始めて石畳の階段を下り切ると、紅葉の森の中を歩く木道の道が続く。
うーん、正直なところ、思っていたほどの紅葉の風景ではないのだけれど……やっぱりちょっと季節が遅かったのかな。
しかしまんまるちゃんは満足だったようだ。
道がキツくないというのは大きかったのだろう、風景を楽しみながら、森の空気を吸って紅葉を愛でつつ歩くことができたようだ。

尾瀬ヶ原は開放感抜群の金色の原で、背後には至仏、正面には燧ケ岳。
ところどころにある池塘には空や雲が映ってゆらゆら。
風はちょっと冷ためだったけど、楽しい高原歩きを満喫できた。

帰りの時間制限があったので、予定通りにコースを回れるかどうか心配していたものの、後半にはまんまるちゃんも歩くのに慣れたのか、少しずつペースアップ。
計画の時間を上回る速度で尾瀬ヶ原を歩いてくることができた。
全部回れたから歩く自信もついたんじゃないかな。
良いハイキングだった。

まんまるちゃんも楽しんだようだ。
歩き始めて間もなく、木道脇のベンチに腰かけてオニギリをむしゃむしゃ。
山ノ鼻に着くと、茶屋のキノコ汁をくぴくぴ。
ヨッピ橋でスナックをポリポリ。
お昼にはドライフードのカレーライスをもそもそ食って、さらにカップラーメンをずるずる。
帰りのサービスエリアでうどんずるずる、メンチカツもぐもぐ。

消費した以上のカロリーを十分に摂取して帰りましたとさ。

母「尾瀬ヶ原に行かないかい?」
娘「それは山なの?原っぱなの?」
母「湿原」
娘「よかろう」
…と、いう事でまるまるちゃんと秋の尾瀬をお散歩してきました。

朝は木道が湿っていて滑りやすく、転ぶのではと怖がり足元ばかり見て景色を楽しむ余裕が無かったようですが足元が落ち着いた頃には
「いいねぇ。綺麗だねぇ(*´∀`)」
とご満悦。

風が強く雲の流れが速かったので、雲で暗くなった草紅葉が陽に当たり光る様を見て
「うわぁ〜!今の凄かった!」
と色々な所で感動していたようです。

万歩計を時折チェックして最後の方は26000歩ぐらいだったのかな?
「あとちょっとで30000歩なのに悔しいな〜」
とまんまるい身体で頑張ってました。

「楽しかったねぇ〜。次は兄も連れて行きたいねぇ」
とお気に入りの場所になったようで良い一日が過ごせました。


【イトウさんのきのこ汁】は凄い香りが良くて美味しかったです。
新商品のモツ煮も気になったのですが次の楽しみに(*´∀`)ノ

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コメント

下山スタート?(笑)
黒パグご夫妻&まんまるちゃん こんにちは

標高グラフには ました
標高差はないけど、距離はすごいですね。

もう終盤なのでしょうけど、草紅葉がすばらしいshine

いくら観光とはいえ、ハイヒールだと木道ではズルズルとなりそうですけど、怖くないのかな
2013/10/17 17:35
こんばんは〜
前回のレコは黒パグが少なかったので消化不良でしたが、
今回は大漁でしたので大満足です

とくに13枚目のお写真・・・
18匹もいますけどw
18匹も編集されたお二人もアレですけど、
18匹数えた自分もアレだな〜と思いました

・・・山行とはまったく関係ないコメントをしてしまいました
失礼しました
2013/10/17 20:07
ko-yaさん(  ̄ー ̄)ノ
こんばんは〜

下って登る山歩きってのもたまには面白いものでした。

草紅葉は尾瀬ヶ原の西の奥のほうが特に良かったですよ〜
ヨッピ吊り橋方面は比較的混雑も少なくて、赤みの強い草紅葉を堪能できました。

ハイヒールはすれ違いざまに“コツコツ”足音がするんで思わず二度見してしまいました
2013/10/17 21:22
シャア少佐(  ̄ー ̄)ゝ
こんばんは〜

人が多いところに行ったレコは何が憂鬱かって、まさにパグです。

たまには凝った編集でもして楽しみたいところですが
2013/10/17 21:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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尾瀬
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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