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Yamareco

記録ID: 3582888
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

御座山〜南相木村側栗生コース登山口から往復〜

2021年10月02日(土) [日帰り]
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wkiyo その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
5.0km
登り
801m
下り
824m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:20
休憩
2:47
合計
7:07
距離 5.0km 登り 830m 下り 826m
6:36
58
7:36
7:53
55
8:48
9:23
27
9:50
11:19
14
11:33
12:00
58
12:58
12:58
48
天候 南相木村までは台風一過の晴天のようでしたが、登山口からはガスガス。ただ非常に明るいガスでしたので、午前中どこかのタイミングで抜けるのでは?と期待。→見事に9:00頃より晴れて、ほぼ快晴に。
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京方面からだと、関越・上信越・中部横断道八千穂高原IC経由か、中央道須玉IC経由か迷う所ですが、ナビだと、高速を多く使い、目的地までより近い前者を案内されますが、後者の方でも大して変わりません。

国道141号線から、海ノ口大橋の交差点(信号なし・橋ですぐ分かる)、南相木村方面に入り、トンネルで山を越え、集落に入って川を渡ると丁字路。そこを南相木村方面に県道2号線を右折。しばらく走り、左手に南相木村役場を過ぎたら、左側の川を渡るように県道472号線に斜めに左折。しばらく進み、左手におぐら山荘を過ぎると、左に道を分け(直進方向が御座山登山口と看板あり)、まっすぐ進むと途中から林道のダートに。整備されていて普通車でも問題ないです。勿論徐行で。

突き当り登山口手前が広くなっておりそこが駐車場。6〜7台は止められ、手前の林道の広くなった路肩も含めれば10台程度は停められるかと思います。登山コースの案内看板あり、水場・トイレ・自動販売機等はありません。
コース状況/
危険箇所等
「登山道」の看板が多く、落葉時期でなければ道を見失うことはないと思います。ピンクテープもよく付いてます。

倒木箇所が2〜3箇所程ありますが、跨ぐor迂回路があります。

「山頂まで500m」の看板を過ぎ、大岩の横を巻くと、鎖が数か所あります。木の根や岩を掴めば鎖なしでも登下降できますが、鎖を使うとより安心です。鎖は細め。鎖場で標高を稼ぐと、周囲の林相が亜高山帯になります。

台風一過で、ガスが多いため、時折木々から落ちてくる水のため、土面がないので泥濘はないものの、木の根がトゥルントゥルンに滑り、石も水分を含むと滑りやすい性質のものらしくグリップが利きにくく、落ち葉もあるので、普段コケることはないのですが、下山時2度程転倒。着地を上手く行ったので大したことにはなりませんでしたが、雨中や雨後の足元はかなり注意かと思います。
その他周辺情報 南相木村の「滝見の湯」。通常大人1名450円のところ、20周年ということで、1人200円!10月20日までだそうです。食事処では、新蕎麦と松茸のフェア開催中。施設も設備も綺麗で、キャンペーン期間とは言え、200円とは有り難いです。登山口より車で15分くらい?山バッジの売店で売ってます
TEL0267-91-7700
http://www.takiminoyu.com/sp/index.html
登山口。丁度林道のどんつきがこんなになっており、この先が登山道。この案内だけで、水場・トイレはありません。
登山口。丁度林道のどんつきがこんなになっており、この先が登山道。この案内だけで、水場・トイレはありません。
登山口からちょっと登った所から、駐車場を俯瞰。りんどうの行き止まり部分と。林道の広くなった場所に。
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登山口からちょっと登った所から、駐車場を俯瞰。りんどうの行き止まり部分と。林道の広くなった場所に。
はじめはカラマツの下を黙々と。
はじめはカラマツの下を黙々と。
路面が結構荒れてる場所も。雨後で岩の上は滑り安く。
路面が結構荒れてる場所も。雨後で岩の上は滑り安く。
数少ない花で、不動滝の前にありました。トリカブト。
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数少ない花で、不動滝の前にありました。トリカブト。
水量が少ないですが、これが不動滝。2019年の台風までは不動明王が彫られた石仏が滝壺近くにあったそうですが、流されてしまったそうです。冬は氷瀑になるそうです。
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水量が少ないですが、これが不動滝。2019年の台風までは不動明王が彫られた石仏が滝壺近くにあったそうですが、流されてしまったそうです。冬は氷瀑になるそうです。
こんな看板があります。ガスガスしていて、本当はもっと暗いのです…。
こんな看板があります。ガスガスしていて、本当はもっと暗いのです…。
岩をトラバースします。
岩をトラバースします。
もう、ガスガス!!
もう、ガスガス!!
「山頂まで500m」と看板があり、左でには大岩。
「山頂まで500m」と看板があり、左でには大岩。
…と進むと、この山のクライマックスの鎖場。鎖を頼らなくて登れますけど、濡れた木の根や岩かトゥルントゥルン…。
…と進むと、この山のクライマックスの鎖場。鎖を頼らなくて登れますけど、濡れた木の根や岩かトゥルントゥルン…。
まだ続きますが、視界も開けます(…が、真っ白…)。
まだ続きますが、視界も開けます(…が、真っ白…)。
トロロ昆布…サルガオセが深山幽谷な感じに。
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トロロ昆布…サルガオセが深山幽谷な感じに。
鎖場を越えると、標高が上がり、一気に亜高山帯になり、苔がいい感じに。
鎖場を越えると、標高が上がり、一気に亜高山帯になり、苔がいい感じに。
まもなく御岳神社の祠があるピーク。ここから一旦急に下がります。
まもなく御岳神社の祠があるピーク。ここから一旦急に下がります。
コルを越えて登ると、太陽光線が!これは晴れるか!?
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コルを越えて登ると、太陽光線が!これは晴れるか!?
まもなく避難小屋。右は北相木方面。左が山頂。山頂はすぐ。避難小屋周辺には水場やトイレはありません…。
まもなく避難小屋。右は北相木方面。左が山頂。山頂はすぐ。避難小屋周辺には水場やトイレはありません…。
おおっガスが抜けるぞ!れ
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おおっガスが抜けるぞ!れ
岩を歩くと、先に山頂表が見えます。
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岩を歩くと、先に山頂表が見えます。
山頂標と祠が。左と奥は断崖絶壁。
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山頂標と祠が。左と奥は断崖絶壁。
山頂標の向こうは、北相木村方面にひらけてます。うーん、浅間山は見えない…。
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山頂標の向こうは、北相木村方面にひらけてます。うーん、浅間山は見えない…。
奥秩父・金峰山の五丈石(いわ)がピョコンと見える。
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奥秩父・金峰山の五丈石(いわ)がピョコンと見える。
南アルプスの北岳。
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南アルプスの北岳。
お、端正な蓼科山。
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お、端正な蓼科山。
南アルプス・甲斐駒ヶ岳。
南アルプス・甲斐駒ヶ岳。
両神山のギザギザも。
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両神山のギザギザも。
南アルプス北岳拡大。
南アルプス北岳拡大。
手前に妙義、奥に広い裾野を広げた赤城山。
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手前に妙義、奥に広い裾野を広げた赤城山。
ようやく八ヶ岳の全貌が!
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ようやく八ヶ岳の全貌が!
赤岳拡大。
食べられそうな、そうでもなさそうな…。
食べられそうな、そうでもなさそうな…。
秋は着実に近づいてます。
秋は着実に近づいてます。
登りの時と違って、日が指してとても綺麗。
登りの時と違って、日が指してとても綺麗。
登りでは真っ白でしたが、奥三川湖(南相木ダム)が左奥に。右奥は奥秩父。深い山です…。
登りでは真っ白でしたが、奥三川湖(南相木ダム)が左奥に。右奥は奥秩父。深い山です…。
まだまだ緑多い麓です。カエデやモミジ類、トチの木なんかもあります。コース序盤はトチの実が落ちてます。
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まだまだ緑多い麓です。カエデやモミジ類、トチの木なんかもあります。コース序盤はトチの実が落ちてます。

感想

台風一過の晴天見込まれるし、でも帰りの渋滞は嫌だし、さてどこにしようと考えていたところ、二百名山ながら、ガイドブックにはあまり掲載されることが少ないけど、眺望は抜群らしい、御座山へ。道中、国道141号線からは富士山が見えたりして、これは良いかも!?と思いつつ登山口まで進んだのですが、登山口はどよ〜んとした曇り空。6:00am過ぎで、登山口駐車場には 他に車が2台。これは、失敗したかな?と。でも、気圧配置的にはどんどん晴れそう。しかし登っても登ってもガスが増えるだけで、気温は低くて良いものの、湿度が高く、動かしている体には不快な暑さ。時折バラバラと木から落ちてくる雫で、雨か?とも思うほど、湿度でしっとり。でも、ガスの向こうは明るいので、時間差で青空が見えるはずと、マイペース&ゆっくりとゆるゆると登る。平坦地が少なく、九十九折りがわりと続く道で、雨後とあって木の根も石の上もトゥルントゥルン。普段コケないのですが、下りで2度ほど転倒しました(着地は成功)。御岳神社の祠のあるピークからは少しずつ青空が。一旦、金山沢のコルまで下ると、御座山の岩岩したピークが。登り返すと、避難小屋。そのすぐ裏手に、岩山頂が!最初ガスが滞留していましたが、次第にガスが取れ、ゆるゆる様子見登山が功を奏し、タイミングよく一気に素晴らしい眺望に。到着時貸し切り状態だったので、1時間半ほど滞在しました。見える山もどんどん増え、最初は雲の被っていた八ヶ岳も見る見る全貌が明らかに。素晴らしい眺望でした。帰りは、滝見の湯で汗を流し、新そばを堪能し、野辺山のぽっぽ牛乳でソフトクリーム。珍しく中央道では渋滞には遭いませんでしたが、その後の下道で、ゲリラ豪雨の雨雲と共に帰宅。ものの15分程度の雨なのに、雲と一緒に動いたおかげで1時間半近く雷雨と共に帰りました。いやはや。

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