駅逓沢川から中山峠
- GPS
- 05:39
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 297m
- 下り
- 305m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「駅逓沢川」という名前にひかれて、計画しました。
調べてみると中山峠に洞爺から定山渓への道中、
駅逓があったらしいということです。時代は明治初期のころ。
道ができるそれ以前は、豊平川からこのあたりの沢を使って、峠を越えたらしいと
文献にありました。
それが駅逓沢だったかどうかは定かでありませんが、いずれにしても
明治以前から、峠を挟んで人々の往来があり、それは途切れることなく続き、
今の230号線になっているのです。
沢を遡れば、何か歴史の名残を発見できるかもしれない!ということで遡行することにしました。
ところが数日前に初雪が降り、黙々と雪の上を沢装束で歩くことになりました。
沢の終点は中山峠道の駅です。
そこから札幌方向へ1Kほど下がったところの林道を歩きます。
1時間ほど歩いて、二股に掛かる橋から入渓です。
入渓点は、滑床が続くきれいな沢です。
しかしながら、沢の中をざぶざぶと進むには、やはり時期が遅く
出来れば濡れたくない。ということで、雪に覆われた笹の上をずんずん進むという
技も取り入れ、平たんな沢を進みます。
歩いて1時間ほど経った頃、非常に足が冷たいというメンバーが出たので、
無理せず、Aチーム3名はすぐに沢から上がって林道を使って
帰ることにしました。
林道は縦横に走っており、すぐに使える林道に至りました。
一番の心配は熊。足跡もあり、鈴と笛を鳴らしっぱなしで、
時々キノコGETして帰ってきました。
日が上がって、雪解けの流水音がまるで春のようでうららかな林道歩きでした。
一方、沢を進んだBチームの報告、感想
「地形図で想像出来る通り、全く平坦な状況が740m(2回目の林道との交差)あたりまで続き、一部湿地帯も現れる。
滝らしい滝は全く無い、1mくらいの高度差の滝が2箇所あった。
740mあたりから傾斜は多少でるが、登っている感じがしない。
この辺りから、ゴミがあちらこちらに出てくる。
源頭先のコル(中山峠)にあれだけ大きな施設があるのだから
仕方がないのだろうか・・・
「駅逓の沢」は、遊びの沢としては少々魅力には欠けるが、先人たちの移動手段としてはうってつけの沢だったに違いない。」
入渓から4時間半ほどで旅の終点「中山峠」にたどり着いたのでした。
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