ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 359769
全員に公開
沢登り
札幌近郊

駅逓沢川から中山峠

2013年10月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
satubiko その他7人
GPS
05:39
距離
9.8km
登り
297m
下り
305m

コースタイム

8:50定山渓林道ゲート出発→10:00駅逓沢橋から入渓→11:00 620m休憩、ここから2チームに分かれる→(Aチーム 12:00林道→13:30車止め)(Bチーム 14:30 中山峠着)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
先週の木曜日に降った初雪は、解けていなかった!総勢8名、「沢までのアプローチにスキーが必要だね」とか言いながら、想定外の雪景色の中を出発。
1
先週の木曜日に降った初雪は、解けていなかった!総勢8名、「沢までのアプローチにスキーが必要だね」とか言いながら、想定外の雪景色の中を出発。
二股の入渓点は、きれいな滑床でした。
二股の入渓点は、きれいな滑床でした。
朝陽に川面が輝ききれいですが、解けた雪のせいか水流が早く増水しているようです。



朝陽に川面が輝ききれいですが、解けた雪のせいか水流が早く増水しているようです。



標高600mくらいから、Bチーム5名で中山峠を目指します。沢靴で雪を歩くとは!!
水の中の方が暖かいです。
標高600mくらいから、Bチーム5名で中山峠を目指します。沢靴で雪を歩くとは!!
水の中の方が暖かいです。
何もないと思われた沢に滝らしき段差。
何もないと思われた沢に滝らしき段差。
藪漕ぎを覚悟しましたが、降雪で割と楽な詰めになりました。
見上げれば中山峠道の駅で待つAチームのメンバーが!
1
藪漕ぎを覚悟しましたが、降雪で割と楽な詰めになりました。
見上げれば中山峠道の駅で待つAチームのメンバーが!
Aチーム3名は、630mから枝沢に入り林道を帰ることにしました。
藪漕ぎ中のMさん。
Aチーム3名は、630mから枝沢に入り林道を帰ることにしました。
藪漕ぎ中のMさん。
林道カーブミラーに映った白樺。
青空に紅葉が映えて、絵葉書みたいです。
2
林道カーブミラーに映った白樺。
青空に紅葉が映えて、絵葉書みたいです。
なめこ!!
ムキタケ!!
沢を詰めたメンバー、中山峠に到着。
無事全員揃って、雪の中の沢歩きが終了しました。
1
沢を詰めたメンバー、中山峠に到着。
無事全員揃って、雪の中の沢歩きが終了しました。

感想

「駅逓沢川」という名前にひかれて、計画しました。
調べてみると中山峠に洞爺から定山渓への道中、
駅逓があったらしいということです。時代は明治初期のころ。
道ができるそれ以前は、豊平川からこのあたりの沢を使って、峠を越えたらしいと
文献にありました。
それが駅逓沢だったかどうかは定かでありませんが、いずれにしても
明治以前から、峠を挟んで人々の往来があり、それは途切れることなく続き、
今の230号線になっているのです。

沢を遡れば、何か歴史の名残を発見できるかもしれない!ということで遡行することにしました。

ところが数日前に初雪が降り、黙々と雪の上を沢装束で歩くことになりました。

沢の終点は中山峠道の駅です。
そこから札幌方向へ1Kほど下がったところの林道を歩きます。
1時間ほど歩いて、二股に掛かる橋から入渓です。

入渓点は、滑床が続くきれいな沢です。

しかしながら、沢の中をざぶざぶと進むには、やはり時期が遅く
出来れば濡れたくない。ということで、雪に覆われた笹の上をずんずん進むという
技も取り入れ、平たんな沢を進みます。

歩いて1時間ほど経った頃、非常に足が冷たいというメンバーが出たので、
無理せず、Aチーム3名はすぐに沢から上がって林道を使って
帰ることにしました。
林道は縦横に走っており、すぐに使える林道に至りました。
一番の心配は熊。足跡もあり、鈴と笛を鳴らしっぱなしで、
時々キノコGETして帰ってきました。
日が上がって、雪解けの流水音がまるで春のようでうららかな林道歩きでした。


一方、沢を進んだBチームの報告、感想
「地形図で想像出来る通り、全く平坦な状況が740m(2回目の林道との交差)あたりまで続き、一部湿地帯も現れる。
滝らしい滝は全く無い、1mくらいの高度差の滝が2箇所あった。
740mあたりから傾斜は多少でるが、登っている感じがしない。
この辺りから、ゴミがあちらこちらに出てくる。
源頭先のコル(中山峠)にあれだけ大きな施設があるのだから
仕方がないのだろうか・・・
「駅逓の沢」は、遊びの沢としては少々魅力には欠けるが、先人たちの移動手段としてはうってつけの沢だったに違いない。」



入渓から4時間半ほどで旅の終点「中山峠」にたどり着いたのでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:21704人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら