湯釜&芳ヶ平湿原(草津白根レストハウスからピストン)
- GPS
- 05:00
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 339m
- 下り
- 358m
コースタイム
天候 | 終日曇り 5℃〜12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道〜上信越道・信州中野IC-志賀中野有料道路(100円)-R292(渋峠経由)-草津白根レストハウス(駐車料金410円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストありませんでした。(観光地です) 展望台まではモルタルで固められたコース。展望台で行き止まりです。 この先は火口から半径500M以内のため立入禁止区域です。(知らずに進入しました) レストハウスから芳ヶ平間は途中に「硫化水素発生地帯」の看板があり、硫黄臭が立ち込めている地点が何ヶ所かあります。(立ち止まらないようにとの表示もあり) 芳ヶ平湿原は木道で周回します。トイレは芳ヶ平ヒュッテにあります。(協力金100円) レストハウスからのピストンの場合、行きが下り、帰りが登りとなります。 下山後は万座温泉ホテル聚楽で日帰り入浴(1000円) |
写真
感想
中央道・駒ケ岳SAで車中泊、当初の予定では「八島ヶ原&車山湿原」を目指していました。(根がミーハーなので、テレビ番組で紹介されるとつい行ってみたくなる性格です。)
しかし、到着時から小雨・・・夜半過ぎには本格的な雨となり、嫁はんから「今日はドライブにしよう!」と云われ、それも仕方ないと思いゆっくりと寝ていました。
嫁はんはドライブのつもりなので、身支度をしないつもりだったようですが、私が着替えを始めたので、訝りながらも自分も身支度を始めました。この時点で私はあわよくば山歩きをしようと思っていました。
天気予報によると、北へ行くほど天気が持ちそうなので一縷の望みを託して北を目指します。嫁はんに「湯釜を見に行こうか?」と聞くと、すんなりと同意されました。
この時点では、万座温泉で白濁温泉に浸かることが最終目的でした。
予想通り、松本を過ぎた辺りから雨は止み、その後は曇りが続きました。志賀高原を通るR292は観光道路で観光バスがゆっくり先導してくれたお蔭で、レストハウス到着は9時半くらいです。
何の用意もしないで急遽行き先を変更したため、地図もなく頼りはGPSとテレビ番組で得た断片的な知識のみです。
観光客に混じって湯釜の見える展望台を目指しましたが、本格スタイルは私たちだけで「浮いた存在」です。それに加え超スローペースで登るのでどんどん観光客の皆さんに追い越されます。
展望台から多方面へ道が続いていると思っていましたが、展望台で行き止まり。引き返すのが大人の選択なのでしょうが、ロープは垂れ下がり「跨いでください」と云わんばかりの風情。その先へも踏み跡らしきものが見えましたので一線を越えてしまいました。また、風が南よりの風で硫化水素ガスの濃度が高まることはないとの判断もありました。
常識人である嫁はんは非難囂々でしたが、何とか付いて来てくれました。お鉢巡りを始め最初のピークを迎えたところで、遥か前方から男性が「引き返せ!」と叫ぶ声が聞こえ、初めて自分の行為が間違っていることに気づきました。
後で知ったことですが、現在は「噴火警戒レベル1(通常)」で「火口から500M以内が立ち入り禁止」とのことです。
結局、ショートカットしてレストハウスへ戻り、本白根山の周回コースではなく、芳ヶ平を目指すことにしました。レストハウス(駐車場)からは行きが下り、帰りが登りとなります。芳ヶ平から渋峠へ登り、R292を下ってレストハウスへ戻る周回コースも可能ですが、車道を歩くより、ピストンを選択しました。
最悪を考えて高速を降りてすぐのコンビニでカップ麺を買っていましたが、出来ることなら芳ヶ平ヒュッテで昼食を頂きたいと願っていました。コース途中ですれ違ったご夫婦に「小屋は営業していますか?」と聞いたところ、戻ってきたのは「営業は終わりましたと書かれていたが、人はいる。」との回答でした。
結局、芳ヶ平野営場のベンチでカップ麺の昼食となってしまいました。ここには当初40〜50名のハイキンググループがいらっしゃいましたが、先発されたので食事中は私たちのみとなっていました。
その方々は芳ヶ平湿原を周回されていたようで、私たちが周回に出発したときに戻って来られ、またもや入れ違いとなりました。
何も知らずに訪れた芳ヶ平湿原でしたが、ここを目的に来ても後悔しないだろうと思わせるところでした。すでに黄葉は始まっていますが、あと1〜2週間でカラマツはその黄色を深め、黄金色に輝く姿を見せてくれると思います。お勧めしたいロケーションです。
下山後?は、当初の予定通り万座温泉に一直線です。初めて現れた「日帰り温泉」の看板に釣られて行った先は「万座温泉ホテル聚楽」でした。
16時までとはありましたが、入浴料が書いてなかったので聞くと1000円とのこと、一瞬躊躇しましたが・・・
嫁はんの許可が下り、めでたく硫黄臭のする白濁温泉にありつくことが出来ました。
内湯からも露天風呂からも空吹(からぶき)が望め、1000円は仕方ないかということで納得です。
帰りは有料道路・万座ハイウェー(1020円)経由でR144で上田菅平ICを目指し、途中の姨捨SAで食事をし、睡魔に負けて中央道・辰野PAで長めの仮眠(車中泊の時と同じくスペーサーを使ったフルフラットマットを敷きました。マルチシェードは不使用)を取ったため、午前2時前の帰宅となりました。
今回は「時速2.1キロ」のハイキング&”掟破りはご法度”の巻でした。
で、・・・八島ヶ原湿原の天気はどうだったのか?気になるところではあります。
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