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Yamareco

記録ID: 360342
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

尾瀬/燧ヶ岳と尾瀬ケ原逍遥

2013年10月19日(土) ~ 2013年10月20日(日)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
28:46
距離
20.7km
登り
1,202m
下り
1,119m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆10/19
6:20 尾瀬御池(5℃)→7:30 広沢田代→8:37-8:53 熊沢田代→10:21 俎ぐら(3℃)→11:14-12:02 柴安ぐら→15:45 見晴(原ノ小屋泊)
◆10/20
7:27 見晴→8:00 竜宮十字路→8:22-8:30 ヨッピ吊橋→9:00 牛首→9:35-10:10 山ノ鼻→11:04 鳩待峠
天候 10/19 曇り時々雨または雪、10/20 雨
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
今年最終の東武尾瀬夜行2355に乗車。
◆往路
10/18 23:55 浅草―(東武鉄道)→10/19 3:50 会津高原駅
4:20 会津高原駅―(会津バス)→5:50 尾瀬御池
◆帰路
10/20 11:50 鳩待峠→戸倉
14:50 戸倉―(関越バス)→20:00 新宿
コース状況/
危険箇所等
◆危険箇所など
・御池登山道は1800m以上で積雪があり、木道も滑りやすくなっている。2000m以上では沢筋にしっかりと積雪がある状況。登りではアイゼンを使用している人は見なかったが軽アイゼン程度は必携。装備不十分なため引き返すパーティもいくつか見られた。
・俎ぐらからの下降路は一部凍結していて非常に滑りやすいが両側のハイマツ等の枝を頼れば降りられる。
・見晴新道は赤ナグレ沢に出るまで急勾配の岩場を下降するので要注意。
・赤ナグレ沢は台風18号により土石流が発生し、登山道が皆無になり、且つ落石の危険性も非常に高くなっている。沢慣れしていないパーティは非常に時間が掛かり、また疲労度も高くなることが考えられるので他のルートを採るのが安全。ナデッ窪経由で見晴に出ても結局到着時間は変わらない。
http://ozenavi.blog85.fc2.com/blog-category-4.html

◆トイレ
ベースとなる尾瀬御池、鳩待峠、山ノ鼻、見晴や小屋にはそれぞれ立派なトイレが設置されている。
会津高原駅に到着した尾瀬夜行2355号。意外と寒くない。
2013年10月19日 04:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/19 4:02
会津高原駅に到着した尾瀬夜行2355号。意外と寒くない。
会津高原から1時間半バスに揺られて尾瀬御池に着いた。
2013年10月20日 22:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:36
会津高原から1時間半バスに揺られて尾瀬御池に着いた。
この時は青空が見えていたが。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
この時は青空が見えていたが。
出だしの広沢田代への登り。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
出だしの広沢田代への登り。
紅葉の一端。
2013年10月20日 22:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:36
紅葉の一端。
広沢田代に出た。前方の小山の上が熊沢田代だろう。
2013年10月20日 22:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:36
広沢田代に出た。前方の小山の上が熊沢田代だろう。
広沢田代の池塘と会津駒。
2013年10月20日 22:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:36
広沢田代の池塘と会津駒。
こちらは東側の眺め。
2013年10月20日 22:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:36
こちらは東側の眺め。
赤い実が所々で見られた。葉は無い。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
赤い実が所々で見られた。葉は無い。
五合目に到達。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:37
五合目に到達。
1800mを越えて雪が出て来た。このように木道が凍り付いていると手強い。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
1800mを越えて雪が出て来た。このように木道が凍り付いていると手強い。
熊沢田代も近いと思ったら突然に燧ヶ岳が堂々たる姿を見せてくれた。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
熊沢田代も近いと思ったら突然に燧ヶ岳が堂々たる姿を見せてくれた。
熊沢田代と燧ヶ岳。こちらから見るとまるで別の山の姿形をしている。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:49
熊沢田代と燧ヶ岳。こちらから見るとまるで別の山の姿形をしている。
たおやかな景色は会津駒とも通じる。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:37
たおやかな景色は会津駒とも通じる。
熊沢田代からは木道階段の急登で始まる。会津駒の右に遠く吾妻連峰が望める。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
熊沢田代からは木道階段の急登で始まる。会津駒の右に遠く吾妻連峰が望める。
ワタスゲ。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
ワタスゲ。
七合目。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
七合目。
沢通しに行く。この辺りからしばらく積雪が多かった。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
沢通しに行く。この辺りからしばらく積雪が多かった。
下りでは特に沢に降りないようとの注意の看板がある。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:37
下りでは特に沢に降りないようとの注意の看板がある。
熊沢田代と広沢田代が棚田のように眺められる。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:37
熊沢田代と広沢田代が棚田のように眺められる。
凍り付いた斜面で緊張しながらトラバース。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:37
凍り付いた斜面で緊張しながらトラバース。
九合目。あと僅かで山頂。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
九合目。あと僅かで山頂。
俎ぐらへの最後の登り。
2013年10月20日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:49
俎ぐらへの最後の登り。
俎ぐらに到着。風速10m/s以上で3℃でもとても寒い。柴安ぐらへの登山路がはっきりと見える。至仏山も白い。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:37
俎ぐらに到着。風速10m/s以上で3℃でもとても寒い。柴安ぐらへの登山路がはっきりと見える。至仏山も白い。
尾瀬沼と日光連山の眺め。雲が厚い割には展望が良い。
2013年10月20日 22:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
10/20 22:37
尾瀬沼と日光連山の眺め。雲が厚い割には展望が良い。
会津駒の左奥には写真では判別しにくいが白い飯豊の山々が見える。右奥には吾妻連峰。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:38
会津駒の左奥には写真では判別しにくいが白い飯豊の山々が見える。右奥には吾妻連峰。
柴安ぐらを目指して下る。凍結していたが両脇のハイマツが助けてくれる。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
柴安ぐらを目指して下る。凍結していたが両脇のハイマツが助けてくれる。
鞍部近くからの柴安ぐらと至仏山。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:38
鞍部近くからの柴安ぐらと至仏山。
ハイマツの緑と白のコントラストが眩しい。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
ハイマツの緑と白のコントラストが眩しい。
柴安ぐらへの登り。後ろは俎ぐら。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
柴安ぐらへの登り。後ろは俎ぐら。
柴安ぐらからの尾瀬沼と日光連山の眺め。ミノブチ岳の山頂の田代がヘリポートのようだ。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:38
柴安ぐらからの尾瀬沼と日光連山の眺め。ミノブチ岳の山頂の田代がヘリポートのようだ。
燧ヶ岳山頂。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
燧ヶ岳山頂。
見晴新道への下降ポイントには注意書き。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
見晴新道への下降ポイントには注意書き。
尾瀬夜行のお弁当。こんぶと梅干しのおにぎり。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:38
尾瀬夜行のお弁当。こんぶと梅干しのおにぎり。
右手にはかつて温泉小屋道があった。既に過去形となっていた。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
右手にはかつて温泉小屋道があった。既に過去形となっていた。
UFOのようなレンズ雲。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:38
UFOのようなレンズ雲。
赤ナグレ沢への下りは急峻だ。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
赤ナグレ沢への下りは急峻だ。
沢筋に入ったがこれが見晴新道なのか?登山道の片鱗も見当たらない。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
沢筋に入ったがこれが見晴新道なのか?登山道の片鱗も見当たらない。
土石流の爪痕。赤ペンキや赤布で適切にマーキングされているので迷いはしないが。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:38
土石流の爪痕。赤ペンキや赤布で適切にマーキングされているので迷いはしないが。
崩壊地を慎重に下る。いつ石が落ちて来てもおかしくない危険地帯だ。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
崩壊地を慎重に下る。いつ石が落ちて来てもおかしくない危険地帯だ。
再び大きな崩壊地を巻きながら下る。
2013年10月20日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:38
再び大きな崩壊地を巻きながら下る。
ここに一般登山道があったとはにわかには信じ難い状況。ただの沢のルート。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
ここに一般登山道があったとはにわかには信じ難い状況。ただの沢のルート。
見晴まで2kmの標識で左に沢から別れていく。しかしこれも殆ど沢の中を歩くようなルートだった。沼尻からの道との出合近くは木道だったが水没していた。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
見晴まで2kmの標識で左に沢から別れていく。しかしこれも殆ど沢の中を歩くようなルートだった。沼尻からの道との出合近くは木道だったが水没していた。
沼尻からの道と合流。前を行くパーティは燧ヶ岳への登りで行ったり来たりしていたが、ナデッ窪から降りたとのこと。全く同じ時間に見晴に到着と相成った。
2013年10月20日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:50
沼尻からの道と合流。前を行くパーティは燧ヶ岳への登りで行ったり来たりしていたが、ナデッ窪から降りたとのこと。全く同じ時間に見晴に到着と相成った。
見晴に到着。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:39
見晴に到着。
今夜の宿。原ノ小屋。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:39
今夜の宿。原ノ小屋。
夕景の至仏山。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
10/20 22:39
夕景の至仏山。
原ノ小屋の今年最後の夕食。美味しゅうございました。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:39
原ノ小屋の今年最後の夕食。美味しゅうございました。
こちらは朝ご飯のメニュー。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:39
こちらは朝ご飯のメニュー。
雨の予報だったのでお弁当をお願いした。800円でおにぎりが2個。昆布と梅干しの組み合わせは昨日と同じだ。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:39
雨の予報だったのでお弁当をお願いした。800円でおにぎりが2個。昆布と梅干しの組み合わせは昨日と同じだ。
朝の雨に霞む至仏山。雨の一日となった。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
朝の雨に霞む至仏山。雨の一日となった。
尾瀬ヶ原に出た。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
尾瀬ヶ原に出た。
少し歩いて振り返ると見晴越しに燧ヶ岳が聳えている。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
少し歩いて振り返ると見晴越しに燧ヶ岳が聳えている。
群馬県と福島県の県境。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
群馬県と福島県の県境。
竜宮小屋が見えてきた。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
竜宮小屋が見えてきた。
白樺と竜宮小屋と燧ヶ岳。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
白樺と竜宮小屋と燧ヶ岳。
群馬県に入ると木道はすべからく東電のしつらえのようだ。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:40
群馬県に入ると木道はすべからく東電のしつらえのようだ。
ヨッピ川に近い池塘越しに煙る至仏山。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:40
ヨッピ川に近い池塘越しに煙る至仏山。
ヨッピ橋。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:40
ヨッピ橋。
ヨッピ橋の分岐標識。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:40
ヨッピ橋の分岐標識。
一直線に続く木道。雨で光っているが意外と滑らなかった。昔はよく滑った記憶があるのだが?
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
一直線に続く木道。雨で光っているが意外と滑らなかった。昔はよく滑った記憶があるのだが?
ヨッピ橋近くはツキノワグマの目撃情報も多い。この鐘を鳴らせて熊に人間の存在を知らせるとのことだ。
2013年10月20日 22:54撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:54
ヨッピ橋近くはツキノワグマの目撃情報も多い。この鐘を鳴らせて熊に人間の存在を知らせるとのことだ。
池塘の蓮の葉も紅葉している。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
池塘の蓮の葉も紅葉している。
牛首に到着。ここでサンショウウオを見た。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:40
牛首に到着。ここでサンショウウオを見た。
逆さ燧のポイントだけど残念ながら日が悪かった。でもこれはこれで風情がある。
2013年10月20日 22:54撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:54
逆さ燧のポイントだけど残念ながら日が悪かった。でもこれはこれで風情がある。
至仏山が近づいた。山ノ鼻も近い。
2013年10月20日 22:55撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:55
至仏山が近づいた。山ノ鼻も近い。
山ノ鼻の至仏山荘で暖かいけんちん汁を食べて落ち着く。
2013年10月20日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10/20 22:39
山ノ鼻の至仏山荘で暖かいけんちん汁を食べて落ち着く。
テンマ沢辺りも熊目撃情報が多いところだ。しかし尾瀬で一番往来が多い所なのだけど。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
テンマ沢辺りも熊目撃情報が多いところだ。しかし尾瀬で一番往来が多い所なのだけど。
至仏山への尾根が見えてきた。ゴールも近い。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
10/20 22:40
至仏山への尾根が見えてきた。ゴールも近い。
ゴーーーーール。
2013年10月20日 22:40撮影 by  K006, KDDI-KC
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10/20 22:40
ゴーーーーール。

感想

◆1日目
夜行列車での山旅なんて久しぶりだ。去年は夜行バスは使ったが個人的には夜行列車の山行は1997年の北鎌尾根以来だ。
クルマで行くと登山口からが山旅だけど列車で行くと出発駅から山旅が始まる気がする。鉄道好きのSさんが尾瀬夜行で燧ケ岳に登らないかとお誘いを掛けてくれたので二つ返事で乗ることにした。Sさんは鳥海山の麓の出身で長年東北一の高峰と言う栄誉を燧ヶ岳に奪われていることにずっと残念な思いをしていたようだが、今回の登山でそれを吹き払うこともできただろう。

尾瀬の小屋も冬じまいの時期であり、尾瀬夜行も10/18の便が今年の最終便になる。車両を満たす旅客はみな登山者だが、3割程度だろうか。浅草を出て約4時間で会津高原に到着し、そこでバスに乗り継いで各自登山口に赴く。会津高原に降り立つと思ったよりも寒くない。バスでは行き先を運転手に告げ、尾瀬御池に降り立ったが、ここでも気温は5℃であり寒くなかった。全天に薄っすらと雲がたなびいているがそれ程悪くなりそうでも無い感じがした。結果的には期待した程に良くもならなかったが。

それぞれゲーターを装着したり、ポールの調整をしたり、ストレッチをしたりしと準備をして6:20に出発した。先ずは大駐車場を横切っていくようだ。駐車場の突き当たりから登山道が始まり、数分も歩くと見晴方面と燧ヶ岳への登山道を分ける。

しばらく歩くと登山道らしくなってきた。地形図を見て広沢田代までは等高線の間隔からそれ程はきつくないと踏んでいたが、朝一の運動としては多少負荷が高かったみたいだ。一登りすると三合目の標識が現れ、それを越えると間もなく一面草紅葉になった広沢田代に着く。振り返ると正面に雪を抱いた会津駒が展望される。池塘に針葉樹が逆さに写りこむのも美しい。

ひとしきり写真を撮ったりしただけで先に進む。目の前に小山になっているのが見えるが多分あの上が熊沢田代なんだろう。地形図ではここの登りの勾配がきつそうだったが、勾配自体よりも1800m付近から先日降った雪が木道で凍結していることの方が難物だった。アイゼンを持参しなかったからと撤退するパーティもあったが、登りではそこまで窮するほどではない。高度を稼ぎ、振り返ると飯豊、吾妻や越後三山も望めるようになった。傾斜が落ちてもうすぐ熊沢田代かと思ったら突然目の前が開けて眼前に堂々たる燧ヶ岳が現れた。思わず声を上げてしまった。

少し下って熊沢田代のこじんまりとした休憩スペースに達し、ここで朝食休憩となった。燧を正面に見て草紅葉の池塘の田代で優雅な時間を過ごした。
天候はしかし明らかに下り坂。空は淡い灰色のままでポツポツと雨が降ってきた。でも不思議と遠距離まで展望がある。

ここからは急登だが、雪は木道区間ではしばらくは無かった。沢に入ったところでほぼ雪渓状態になり、トラバースするところがやや神経を使ったところ。笹原がいつの間にかハイマツに変わると程なく俎ぐらに飛び出した。それまで無風だったのが突然に10m/s級の風が吹いていて3℃にも関わらずかなり寒く感じる。展望は最高。全方位の山々が見える。尾瀬沼も丸のまま見える。しかし長居を続けるには寒いので早々にして柴安ぐらに向かうこととした。すぐに尾瀬沼方面と尾瀬ヶ原(柴安ぐら経由)に道を分けるが赤ペンキで「ヌマ」「ハラ」としか書かれておらず間違いやすいところだ。少々案じてはいたが下りの急勾配も雪が着いていて相当に滑りやすい。が、両側のハイマツを頼れば比較的安全に降りることができる。鞍部からの登り返しもきつそうに見えたが、案ずる程ではなく一息で柴安ぐらに到達した。東北地方以北の最高点だ。眺望は俎ぐらと同様に素晴らしい。が、風も同様に強い。見晴方面に10m程下ると突然に風が無くなる所があり、ここで昼食休憩とした。風もないし、南西方面に展望も良く、のんびりと時間を過ごした。双眼鏡を取り出して良く見ると富士山も多摩辺りの山塊の向こうにひときわ大きく姿を見せていたが、五合目位まで白い。急にあちらこちらに冬の便りが届きだしたようだ。

12時を過ぎて見晴新道を見晴まで降りる行程に取り掛かった。僕の92年度版の地図には温泉小屋道と言うオプションもあったのだが、ちょっと下るとその淡い期待もくじかれた。既に廃道になっていた。先般の台風18号で荒れていると言うのはホームページで見ていたが、別に通過不能とは書かれていない。5割り増しで時間が掛かっても3時間ならば十分に許容範囲と考えて降りたが、ハイカーには中々に厳しい道のりだった。見晴新道は沢沿いに開かれたルートだが完璧に登山道の姿は消されていた。いくらかそれらしい痕跡はあるもののそれは沢登りでよく見る踏み跡のようなもの。後ろに続くメンバーから疲労の訴えがあったが、危険地帯を出るまではダメと拒絶して下り、やや傾斜が落ちて沢の幅も広がったところで一息入れた。

見晴まで2kmの標識から沢を離れ安心感も増すが、ここから先も沢の中を歩いていくようなルートだった。1km歩いて沼尻からのルートに合流するがこの辺りは木道だったが水没していた。沼尻からの道が近づくと人声も近づいて来た。ちょうど同時に出合に差し掛かったが、燧ヶ岳への登路で前後しながら登っていた4人パーティの方々だった。見晴新道が悪いとのことでナデッ窪から沼尻に降りて来たとのこと。距離は倍近くになるが結局時間としては同じだった訳だ。どちらにしても結構なアルバイトを強いられる。

そんな疲労感を吹き飛ばしてくれたのは原ノ小屋の快適さだった。石けんは使えないものの風呂に浸かることができ、食事も美味しく、個室でゆったりとでき(8人部屋を4人で使う贅沢さ)、トイレも快適、と充分にリラックスさせて貰った。星が出る夜でも無いのでみな早々に就寝した。

◆2日目
5時に起床したが外はしとしとと雨が降っていた。6時からの朝食を済ませてのんびりと支度をし、小屋を出たのは7:26。しとしと雨の中を尾瀬ヶ原を横断する。でも尾瀬ヶ原を囲む山々は割合とくっきりと見えていた。

草紅葉の原を景色を楽しみながら訥々と歩く。たまに振り返ると燧ヶ岳が徐々に姿を変えていく。濡れた木道は滑りそうなものだが、意外と滑らない。福島/群馬県境を沼尻川で越えて竜宮十字路を右折し、ヨッピ吊橋へと向かう。ヨッピ吊橋を渡って戻って、そのまま牛首に向かう。途中で鐘が路傍にあったが、熊に人間の存在を知らせるためと言う。同じように川上川に沿った所にも設置されていた。ツキノワグマ目撃情報では確かにヨッピ周辺やテンマ沢での目撃情報が多かったが、今日は出逢うことはなかった。
牛首で後ろのSさん、Oさんが追いついてくるのを待つ間、t-kai_saraさんがサンショウウオを見つけた。余り動きが速くないところを見ると冬支度に入っているのかもしれない。

上田代では逆さ燧のポイントがあるが案の定そのような姿では見られなかったが、雨の池塘越しに眺める燧ヶ岳も風情があるものだ。次回、期待だな。ここからは15分程度で山ノ鼻。至仏山荘で暖かいけんちん汁をすすってホッとする。そして最後は鳩待峠への登り。最後の登りが高度差以上に厳しく感じられるが右手に見える至仏山へ続く尾根が近づくとゴールが近いことが解る。そして駐車場のバスが見えて来て到着。無事に山行を終えることができた。

思えば最後に尾瀬に来たのも1997年だ。どうも遠い印象があって足が遠のいているが、もっと来て良いところだと実感した。四季折々の姿が楽しめるだろう。


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ハイキング 尾瀬・奥利根 [2日]
御池口〜尾瀬ケ原〜尾瀬沼〜沼山峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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