月山 霧と草紅葉に囲まれて、ずっと ぼっち・・・
- GPS
- 04:16
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 911m
- 下り
- 909m
コースタイム
<のぼり> 所要時間 2時間34分 +大休止23分
10:26駐車場 -10:38リフト乗り場 -10:56頂上駅 -11:25姥ヶ岳 -11:54牛首 -12:25鍛冶小屋跡 -12:34頂上小屋 -12:37月山神社(大休止)13:00
<くだり> 所要時間 1時間43分
13:00頂上小屋 -13:30牛首 -14:13リフト頂上駅 -14:28リフト麓駅 14:43駐車場
合計所要時間 4時間17分
天候 | 霧 時々小雨 風 普通にあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
台数は分からないくらいデカい 目の前に無料の更衣室・トイレあり そこから月山リフト乗り場までは約10分ほど歩く リフト駅手前右側に、リフトを使わず牛首に上る登山口あり 注意)今年のリフトの営業は今週金曜日10月25日まで http://www.gassankanko.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
<道の状況> とてもよく整備されている リフト頂上駅から牛首の間まではスニーカーでも行けるが、それ以降は岩が連続の本格的な登山道 登山道は赤いペンキできちんとマークされており、今日のような霧の中でも見失うことはない ありがとうございます <下山後の温泉> 翌日の行動もあって、蔵王温泉まで約1時間かけて移動 この東北遠征中はほんとうにこの硫黄くさい温泉を満喫! あとで外湯に行ってきます(夜22時まで) |
写真
感想
<きっかけ>
昨晩の予定通りなら、今日は朝7時には岩手山の馬返し登山口からスタートしている。。。はずだった
ところが、昨晩から雨が強まり、早朝の天気予報でも、見通しはあまりよくない
ならば、ゆっくり温泉を楽しんで東京に戻るか?
と思ったその時、天気予報が!
秋田のほうなら、いいらしい!と言っていた
ネットでいろいろ調べても、まずおおまかに間違いない
とはいえ秋田といえば、昨日行ったばかりの秋田駒ケ岳。。
それは東京に逆行することになる。。。
(考え中。。。)
おっ!思いついた!
秋田がいいなら、ちょっと南も。。。。
で、月山に!
天気が良ければそれでよし!明日もよければ蔵王も!の最高のポジション!
<アクセス>
土地勘がないというのは怖いもので、盛岡から月山。
ざっと3時間くらいと想定したが、実際は4時間
東京から伊吹山に向かうようなものだろうか?
とはいえ、山形に入ると雨も弱まり、ちょっとぬか喜び!
月山ICあたりから見上げると360度、雲だらけ
とりあえず登山口を目指す
まだ、登るかやめるか50-50
登山口までは30分ほどカーブが続く
途中、工事している個所が多く、トラックも多い
この道。紅葉のピーク!
もし登れなくてもこの紅葉を見たら満足だ!
と、自分を納得させながら車を進める
これが駐車場か?と思うほどの広大な平面にたどり着くが、一台の車もない
が、バス停もあり、トイレも更衣室もある
間違いない。ここが駐車場だ。。。
さいわい、雨はほとんどなく霧だけなので、準備をしていると、リフトのスタッフの女性に声をかけられる
「えっ?登るの?まぁ、無理しないで。。」と。。。
やっぱりやめるか?
登山口となるリフトを目指して10分ほど歩く
リフトに乗ると、当然ながら、私が今日の最初の乗客
リフト山頂の下り場では、ルート。時間など、いろいろと心配していただいた
(ほぼ、やめたほうがいい。。なんでこんな霧の中行くの?というモード)
担当の方の教訓
・GPSを過信するな
・分岐で気を付けろ
<本題>
霧は全ルートまったく晴れず、一度だけ太陽の影が見えたのが山頂だったのが不思議
風はあったが、身体を振られるほどでもなく、気温は登山開始のリフト山頂で5℃
その後は0-2℃の間
無理して車を走らせてきたので、無理せず、ゆっくりと霧の中の草紅葉を楽しみながら歩く
ほどなく、二人の方が下山してくる
山頂に泊まったのか?と思っていると、登山道両脇に張られたロープを回収している作業中だった
気温0℃近い寒さと霧の中、鉄のポールを抜いて、ロープを抱えて。。と
私が普段気にもしなかった登山道と自然保護のための努力をしていただいている方々に、ただただ、感謝するしかなかった
今日はこの作業の方々
そして、いろいろ心配してくださったスタッフの方々
皆さんにお世話になった
眺望は一日中、まったくなかったが、特に姥ヶ岳までの草紅葉が見事!
そして、山頂で一瞬、太陽が差し掛かったこと!
これだけで十分満足できる、楽しい、美しい一日でした
<登山道 牛首〜山頂>
この間は完全な登山道で、岩が連続し、特にくだりは滑るし、登山道を見失う恐れがありそうなので、今日のような霧の日は注意してください
<山頂>
予想以上にたくさんの建物が建っているが、中に入れたのはトイレのみ
で、中もきれい
最悪、ここに避難できるな
<まとめ>
今回は眺望がなかったので、次回は湯殿側、もしくは弥陀ヶ原側から登ってみたい!
季節も変えてみたい
飯豊連峰や朝日連峰とあわせてきてもいいかな。。。
なんて、また来るのが楽しみです
<余談>
余談ですが、終わった後は蔵王温泉へ
普通の旅館に泊まりましたが、まずこれがとってもいいお湯!!
外湯めぐりをしようと思ってましたが、これだけでも満足
蔵王温泉ってのはみんなこんなにいいのだろうか?
明日は天気が良ければ蔵王に登って、いよいよ東京へ帰還
最終日はどうなるか?楽しみで、これから天気予報を見ます
今日も本当に皆さんのおかげで楽しく登れました
ありがとうございます
<余談の追加です>
今日はほとんど0℃の霧の中
そんな中、着ていたのはウールの長袖Tシャツ(モンベル)と雨具上下(モンベル・ストームクルーザー)
これでちょうどよかった
よくできてますよね!
下りは中にフリースを着て、ちょっと暑いくらい
汗をかかないように、ゆっくり登り、ゆっくり下りました
以上
初体験?の月山だったのに大変でした。
出羽三山は信仰の山です。羽黒山で現世の罪穢れを贖罪し月山に登り死後の世界を疑似体験します。そして湯殿山本宮に詣でてまっさらな自分に生まれ変わると言われています。
なので、今回の月山は本来の信仰の姿だったのでは。山頂で見た太陽は死の世界から未来への光明だったと思います。
でも、登山なら天気が良い事にこしたことは無いですね。どこもそうでしょうが、月山も初夏の花の時期が一番です。また、ござってください。
蔵王もコマクサの時期は良いですよ。ただ両山とも、花を見に行ったか人を見に行ったか不明な時もありますが。
それから、今の時期、神様は羽黒山に下っていらっしゃいませんが、神様の御座所の撮影は遠慮した方がいいかもです。
細かく歴史などをご教授いただき、ありがとうございました
今回は初めて、かつ突然の登山だったので、登山ガイドに載っている程度の知識しかなく不勉強でした
信仰の考え方と順序があったとは。。。
教えていただいたことを改めて勉強して、出羽三山に改めて伺いたいと思います
山頂で見た、薄曇りの中の太陽が、そんな意味があったとは。。。
なにか特別な感慨があります
次回の出羽三山
来年でしょうが、楽しみにしています
そして、写真の件
いい大人が残念な行動でした
取り急ぎ、アップロードした写真は削除しました
あしからず。。
心ひかれて余計なコメントをしてしまったかもしれません。ごめんなさい。
余計ついでに。羽黒山のように普通の神社は立派な社殿があって、中に本殿があります。
月山や湯殿山は屋根のある社殿が無くて、いきなり本殿だったり山頂や山自体が御神体だったりします。なかなか難しいです・・・。
今回は地獄と言うか死の淵で光明を見たわけですから、何か良いことの予兆だと良いですね。
では、方言の別の言い回しで。「また、きてけろな〜」
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