雨乞岳 ゴ・ドーハンの山旅 石尊神社の森中童子

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,449m
• 下り: 1,043m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:36

7:18 雨乞岳登山口 石尊神社口
9:00 9:03 ホクギノ平
9:43 10:22 雨乞岳/水晶ナギ 分岐
10:26 10:27 黒沢ノ頭
10:32 10:33 雨乞岳/水晶ナギ 分岐
11:10 11:25 雨乞岳
12:00 12:01 水場
12:54 ヴィレッジ白州登山口

天候

曇り、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

・ヴィレッジのイベント？で車は路肩も含めて一杯でした。
・神社のPもほぼ満車でした。登山口前にも少しスペースがありました。

写真

10/10 5:48

雨乞岳？朝はガスってなかったのに・・・ヴィレッジ白州登山口にチャリをデポします。

10/10 7:18

石尊神社前からスタート。本来の雨乞いは参拝してから登頂のようですが、今日は下山後にします。

10/10 7:20

すぐに登山口。その前にも数台のスペースがありました。

10/10 7:28

歩きやすい道。紅葉はまだのようです。

10/10 7:40

ちょっと寄り道して、「石尊神社」946m四等三角点。

10/10 8:58

丸山の建屋、「天然水」の会社の物でした。

10/10 9:01

丸山1601m三等三角点「島原」

10/10 9:07

久しぶりの、ドーハンを探せ！

10/10 9:36

霧の滴を纏って、これが正真正銘の霧藻ですね。

10/10 9:40

色づいた木々もありました。

10/10 9:43

水晶ナギ分岐。まずは此方へ。

10/10 9:49

白いビーチに青い空を期待していましたが・・・

10/10 9:52

ナナちゃんと。

10/10 9:54

かつてはこの辺りで水晶が採れたそうな。さすが山梨。

10/10 9:58

おやつしながらちょこっとだけビーチ気分を味わいます。

10/10 10:13

今回はイタヤカエデのコカリナを少々。

10/10 10:23

ナギ分岐に戻りましたが、寄り道で直進します。

10/10 10:24

踏み跡はありますが笹が濡れていました。

10/10 10:28

黒沢ノ頭(1797m)、恩賜林の石標がありました。

10/10 10:46

主要路に戻ると急登がお待ちかね。

10/10 10:57

魅せられたカラマツさん

10/10 11:09

山頂直下、朝方林道を歩いていた御一行とすれ違いました。

10/10 11:13

雨乞山2037.1m三等三角点「鳳来」

10/10 11:21

本日はこれが精一杯の青空。今頃探検隊はアタック中でしょうか。展望は期待できそうもないので下山します。

10/10 11:25

山梨百名山。二度目です。

10/10 11:40

下山は笹が少々うるさめでした。

10/10 12:03

確認はしていませんが、水流はよく聴こえました。

10/10 12:07

マムシの御柱ダァ〜！

10/10 12:16

下山もガス、幻想的ではありましたが。

10/10 12:35

登山口が近づくと階段が多くなります。ヴィレッジの重低音が聴こえてきました。

10/10 12:55

下山しました。この後、デポしたチャリでダウンヒル。

10/10 13:22

1カ所チョットした上りがありましたが、路面状態も良好。石尊神社にとうちゃこ！最大ミッションの前に、時間制限のあるミッションから。

10/10 13:46

麺とカレーのお店『かるみれんげ』、G地図でたまたま見つけたカレー屋です。なくなり次第終了ということでしたが、

10/10 13:47

「ラッキー！メニュー看板が出てる。マトンもある。」と喜びましたが、カレーはタッチの差で終了していました。

10/10 13:50

「ほほう、パパドにはそういう食べ方もあったのね」「えッ！バス米使ってんの！」ますます食べたくなりますねぇ。

10/10 13:50

女性店主のこだわりと細やかな心遣いも感じられます。

10/10 14:03

で今回は麺です。「マトントゥクパ」(900円)。いつもと違うマトンを味わえたので、これはこれでよし。

10/10 14:15

4年前からあったそうですが、全然気づかなかったなぁ。残念ながら10.31で一旦休業だそうです。ワンチャンあるかな？

10/10 14:45

再び石尊神社に戻って、楽しみにしていた本日最大のミッションです。噂によると三十六童子の石仏があるそうな。

10/10 14:48

土俵もあります。

10/10 14:49

まずは山の守り神、天狗の姿に似た半僧坊大権現がおられました。

10/10 14:50

狛犬の先に長い石段があり、その両脇に石仏が点在します

10/10 14:52

どうやら不動明王をはじめ童子像は明治二十六年奉納のようです。側背面には寄進者銘多数。ヨゴレを落とせば石工銘もあるかも。

10/10 14:55

素朴な表情が実によいです。
「(伊)醯羅」童子（いけいら）どうじ。

10/10 14:56

「三十一　戒光慧」(かいこうえ)

10/10 14:57

「三十六　烏婆計」（うばけい）

10/10 14:58

10/10 15:00

「三十三　普香王」（ふこうおう）

10/10 15:02

「三十五　波利迦」（はりか）

10/10 15:03

「廿八　虚空蔵」（こくうぞう）

10/10 15:05

「(　)護」

10/10 15:07

「廿九　宝蔵護」（ほうぞうご）

10/10 15:09

この石段。足元のおぼつかない私にはお山よりも危険でした。本日の核心部です。

10/10 15:10

10/10 15:10

「廿三　佛守護」（ぶっしゅご）

10/10 15:11

「廿七　虚空護」（こくうご）

10/10 15:12

「廿四　法守護」（ほうしゅご）

10/10 15:12

「山ノ神」

10/10 15:13

「廿六　金剛護　」（こんごうご）

10/10 15:14

「廿二　小光(明）　」（しょうこうみょう）

10/10 15:16

まだまだです。

10/10 15:16

「十九　法狹護」（ほうきょうご）　

10/10 15:17

「二十　因陀羅」（いんだら）

10/10 15:19

「十五　師子慧」（ししえ）

10/10 15:20

「十七　持堅婆」（じけんば）

10/10 15:21

「十八　利車毘」（りしゃび）

10/10 15:24

「十三(二？)　波羅波(羅)」（はらばら）

10/10 15:25

「十六　阿婆羅底」（あばらち）

10/10 15:28

石段を登り終えた後の風景が圧巻でした。石尊社を目前に石仏がぐるっと並んでいいます。

10/10 15:28

まるでラジオ体操でも始めるかのように・・・。

10/10 15:29

「十一　羅多羅」（らたら）

10/10 15:30

「九　(召)請護(光?)　」（ちょうしょうこう）

10/10 15:31

「七　智慧幢」（ちえどう）

10/10 15:31

「六　計子爾」（けいしに）

10/10 15:32

「五　無垢光」（むくこう）

10/10 15:33

「三　不動慧」（ふどうえ）

10/10 15:34

「十二(四？)　獅子光」（ししこう）

10/10 15:35

「十　不思議」（ふしぎ）

10/10 15:35

「八　質多羅」（しったら）

10/10 15:36

「四　(光)網勝」（こうもうしょう）

10/10 15:37

「二　制吒迦童子」（せいたかどうじ）

10/10 15:38

「一番　矜迦羅童子」（こんがら童子）

10/10 15:39

ボスの不動明王像。

10/10 15:39

不動三尊像

10/10 15:40

三尊像の左奥にもう2つ倒れていました。行者像でしょうか。「正清」とあります。

10/10 15:41

こちらの不動尊は先程のものより古そうです。

10/10 15:48

石尊神社の由来。不動明王三十六童子についても記述はありません。

10/10 15:50

これはどうなんでしょう。

10/10 15:53

下りはほんと怖い。でも来て良かった。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

godohan

・明け方前の中央道ではオリオンも見えていたので、もう少しよい天気を期待したのですが、さっぱりでした。
・雨乞山は以前に登ったことはありますが、麓の石尊神社に三十六童子の石像があると聞いて訪ねてみることにしました。文字塔は両神山などで見かけますが、像容の石仏は初めてでした。石段の脇には想像つきましたが、まさか神社の境内を囲むように並んでいるとは度肝をぬかれると同時に少しユーモラスでもありました。造立当時のままかどうかはわかりませんが、神仏分離がはっきりした時代にこれだけの像が神社に造られたものです。ざっと数えてみたら33体。残りは見逃し？消失？当日はすでに薄暗くなっていたので、陽の高いうちに再訪してみたいです。
・カレー屋も地図を見ていて偶然見つけました。早く終了しそうなので、早出したのに、コンビニ探しで戻ったり、デポに手間取ったりとタイムロスの結果、カレーは終了してしまっていました。なかなか良さげなお店ですが10月31日で一旦休業とのこと。新装開店してくれるのをお待ちしています。