伝付峠〜笊ヶ岳〜青薙山〜青薙崩〜三ノ沢山

2021年10月09日(土) ~ 2021年10月10日(日)

• GPS: 23:10
• 距離: 43.2km
• 登り: 4,122m
• 下り: 3,778m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:46

8:29 田代入口
8:46 8:47 新倉のヘリポート
9:30 9:30 発電所駐車場
11:03 11:12 東京電力管理小屋
11:48 11:49 出合
12:59 13:01 伝付峠水場
13:14 13:14 伝付峠
15:12 15:12 天上小屋山
16:07 16:18 生木割山
16:59 16:59 上倉沢水場分岐
17:37 17:38 椹島下降点
18:15 笊ヶ岳

2日目

• 山行: 12:48
• 休憩: 0:29
• 合計: 13:17

5:40 笊ヶ岳
6:40 6:43 布引山
7:14 7:14 所ノ沢山
7:41 7:42 所ノ沢越
9:03 9:12 稲又山
10:24 10:26 青薙山
12:39 12:39 小笹平
13:04 13:12 イタドリ山
14:16 14:21 青笹山
14:49 14:49 青枯山
15:27 15:28 三ノ沢山
18:10 18:10 東河内温泉
18:44 18:44 東河内温泉入口
18:57 ゴール地点

青薙崩の通過はロープ必要です（基本的にはお勧めしません）
青薙山は畑薙から、井川青笹山は山伏からアプローチするのが一般的だと思います。

天候

1日目：曇、2日目：曇のち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：身延駅から早川町乗合バス（奈良田温泉行）で伝付峠入口下車
帰り：田代から井川自主運行バス（横沢行）、横沢で静岡駅行きに乗換
（静岡駅に乗り継げる始発は田代8:07、最終は白樺荘14:39／田代15:04）

コース状況／危険箇所等

伝付峠〜布引山以外は基本道は悪いです。特に青薙山以降は危険地帯を通過します

写真

10/9 8:24

伝付峠入口バス停

10/9 8:34

林道区間はトラックの通過多い

10/9 8:35

中央新幹線の識別票をつけてる

10/9 9:20

転付峠への標識あり

10/9 9:30

広河原までは旧林道区間

10/9 9:46

河原沿いはテープが目印

10/9 10:01

八丁峠への登りにある

10/9 10:20

八丁峠

10/9 10:32

河原に下りて沿って進む

10/9 10:45

崩落地点ロープあり

10/9 10:51

二段滝

10/9 11:07

保利沢小屋

10/9 11:31

左岸を進む

10/9 11:41

10/9 11:51

伝付峠取付き

10/9 12:15

10/9 12:57

伝付峠すぐ下の水場
水はまあまあ出てます

10/9 12:52

水場の横の沢もまあまあ出てる

10/9 13:03

10/9 13:06

伝付峠

10/9 13:22

林道跡を南下します

10/9 13:41

10/9 14:04

歩きやすい道

10/9 14:46

かろうじて見えた紅葉

10/9 14:51

トラバース道終点

10/9 15:07

天上小屋山

10/9 15:15

南アルプス主脈は雲の中

10/9 15:25

尾根沿いに進みます

10/9 16:04

生木割山

10/9 16:31

偃松尾山と手前のザレ

10/9 16:46

偃松尾分岐
右を行ったが時間がないので引き返し

10/9 16:58

水場
出てるか未確認

10/9 17:34

椹島下降点

10/9 18:17

笊ヶ岳山頂

10/10 5:35

早朝の笊ヶ岳
ガスってなにもみえません

10/10 5:46

布引山へ下ります

10/10 6:14

10/10 6:34

布引山

10/10 6:49

所ノ沢越への道

10/10 7:00

10/10 7:02

布引大崩れ

10/10 7:18

所の沢を西へ望む

10/10 7:37

所ノ沢越

10/10 7:50

稲又山へ

10/10 7:56

小屋跡
破片が大量に散乱

10/10 8:58

稲又山

10/10 10:24

青薙山
青薙山分岐から空身でピストン

10/10 10:35

青薙山分岐
まっすぐ行くと山伏方面

10/10 10:48

青薙崩れへ向かう

10/10 11:04

青薙崩

10/10 11:36

30mロープでギリギリでした

10/10 11:36

青薙崩の核心部を越えたところ

10/10 11:55

立木頼りの尾根渡り

10/10 12:35

核心部を越えて稜線を行く

10/10 13:04

イタドリ山

10/10 14:12

青笹山

10/10 15:23

三ノ沢山
ここから西尾根へ

10/10 16:58

登山道がある場所もある

10/10 17:26

東河内林道に着地

感想

ざざむし

静岡百山5座（生木割・笊ヶ岳・布引山・青薙山・青笹山）をつなぐ白峰南嶺南部縦走と言ったところでしょうか。うち笊ヶ岳は4年ぶりの再登でしたが、残念ながら今回も展望なし・・・。青薙崩は通過するか迷いましたが、近時いくつかのレコが上がっており、参考にさせて頂きました。

新倉〜伝付峠：
林道区間はリニア工事車両がかなり通るので注意。八丁峠への登りは文字通りの急登で、細い白ザレの通過区間もある。補助ロープ多数。沢沿いの区間はテープに従うので迷うことはないが歩きづらい。伝付峠少し下の水場は生きてました。
伝付峠〜笊ヶ岳：
しばらくは林道跡を、その先は延々とトラバース道を辿る。リボン少なめだが迷うことはない。天上小屋山の手前から尾根を辿るが、この先は無理に巻道を使わなくてもいい感じ。偃松尾山はもし行くなら右でも潅木に引っかかるので空身がオススメ。笊ヶ岳山頂は南10mと北30mあたりでテント張れるが、トレラン勢も早朝に来るので撤収は早めに。
笊ヶ岳〜青薙山：
布引山までは問題なし、そこから老平と分かれてリボンを辿る。リボンはすぐに減るが踏み跡明瞭。稲又山は東側から回り込んで直登するが、その先青薙山分岐までは起伏少ない。青薙山分岐から青薙山までは5〜10分ほど、リボンあり。
青薙山〜青薙崩：
青薙山分岐から東の尾根を下るが、踏み跡不明瞭で外す可能性高い。左(北)側の切れ落ちた稜線に沿って進むといいかも。青薙崩はトラロープのほかに赤い50mロープが残置してあったが、使うかは個人の判断次第。右の岩を越えて向こう側の木に結んであるので、下りで右に振られる可能性高いのと、細尾根が脆いので踏み抜いたときの対策は必要かと。登りで使うのはアリかも？ちなみに自前の30mロープを使って懸垂で降りた結果、長さはギリギリ。
この先にボロボロのナイフリッジ(膝詰めですすむ)と立木頼みの尾根渡り(立木に捕まらないと足が届かない)があり、緊張感抜群。
青薙崩〜三ノ沢山：
青薙崩を過ぎても青笹山まではほぼリボンなし。尾根を慎重に辿る。青笹山からはリボンも増える。三ノ沢山の西尾根は踏み跡はないが尾根は明瞭。ただ下部の尾根がわかりにくい上に踏み跡も不明瞭なので、東河内林道への着地には苦労した。東河内から県道に上がっても携帯は通じない。
（私の場合は県道を白樺荘に向かって歩いているときに運よく白樺荘に泊まる車が拾ってくれました）

コメント

JetUpper

jamshid6さん、こんにちは。
布引山でお話をさせていただいた者です。
青薙崩れの通過より白樺荘からの長い歩きのほうが核心という印象でしたが、
ピックアップしてもらえたようで何よりでした。

この日は結局、ごぼ下山直前まで雨中の山行となり、お互い残念でしたね。

深南部がお好きとのことですので、またどこかでお会いできると思います。
その際はまたよろしくお願いします。

ざざむし

JetUpperさん、こんにちは
当日はお世話になりました。やはり青薙崩の登りはヤバそうですね。下りに取ったのはまだよかったなと思いました。丹沢のバリとか行動エリアに近いものがあるので、またどこかでお目にかかれたらよろしくお願いいたします。