下の廊下&水平歩道、トロッコ電車に乗り遅れる

コースタイム
558阿曽原温泉ー758砂防トンネルー907トンネルー1111欅平駅
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
欅平からトロッコ電車で宇奈月温泉、富山地方鉄道で新魚津、魚津からJRで糸魚川、糸魚川線で南小谷、乗り換えて信濃大町へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは見つかりませでした。トロッコ電車の宇奈月温泉駅と富山地方鉄道の宇奈月温泉駅の間に500円の日帰り温泉あります。鱒寿司、白海老寿司を売っている店もあります。 |
感想
2週前から狙っていたのですが週末の天気が良くなく見合わせていました。
当日は近づいていた台風が思ったより右に曲がって予報が変更になり、土曜の午前中雨が残るが昼からは回復し日曜は晴れるということなので決行しました。
単独で車なので一番問題になるのが、車までどう戻るかです。
扇沢に置くと信濃大町の最終バスに間に合わずタクシーになります。
立山(室堂)に駐車すると、黒四ダムスタートが2時間遅くなります。
それでも急げば明るいうちに阿曽原温泉に到着できると考えていたのですが、ヤマレコの記録を読むとそれではテント場が一杯になってしまうようです。
直前に車を信濃大町に置いて始発のバスで扇沢に向かった記録がヤマレコにアップされました。
これに飛びつきました。
直前までの天気では黒四ヒュッテ泊の一番スタートの早いグループも少ないと思われます。
トロリーバスを降りてトンネルをそのまま進行方向に進むと左手にトイレがあり、出口があります。
右側に進み、標識にしたがってつづらおれの道を降りて行くと川床に到着し橋を渡ります。
ここで幼稚園児と小学校低学年の孫を連れたお爺ちゃんに抜かれました。
このあとの道程でつくづく凄い3人だと思わされました。
景色が素晴らしすぎ写真を撮り過ぎました。
滝のオンパレードです。
断崖を削った道になると、山側に全て二本のワイヤーが張られています。
滑ったり躓いたりすると危険なので慎重に進みます。
頭やザックの上部を出っ張った岩にぶつけたり、体を捻って振り向くとザックを壁にぶつけて転落するかもしれません。
皆さんのおっしゃる通りヘルメットをかぶって荷物は小さくでするべきです。
壁から水がシャワーや滝になって落ちてくるところもあります。
沢を渡るところや崩れたところを高巻いて通る丸太の梯子も登り降りします。
お爺ちゃんと孫はたいしたものです。
激流をすぐそばに見られる広いところがあったので座ってオニギリを食べていると、同じバスで来た二人に追い付かれました。
この後、阿曽原温泉から来た一人しか人に会いませんでした。
送電口と鉄塔が見えるとつづら折れの急な下り坂、トラックがある車道にでます。
スノーシェイドの廃墟のような所を通りダムの上を対岸に渡り、地下道に入り(蒸し暑かったです)、線路を渡って外に出ると、左手に大きな建物。その前を通り過ぎて標識にしたがって右手に少し歩くと、激登りが始まります。
登りきると水平な歩きやすい道でしばらく行って、つづら折れの急な下り坂を降りると阿曽原温泉です。
キャンプ地はすぐ下の段、トイレ(紙は無い)と水場もそこにあります。
ペグは刺さる所と刺さらない所があります。
ぼくは自立しないテントを持っていったので大変だったのですが、4張りくらいしかいなかったので石が使い放題で助かりました。
但し、温泉にははそこから更に軽い登山道を下ります。
暗くなったら登山靴とヘッドランプは必携です。
スノコと桶は沢山あります。
欅平への道はキャンプ地の左奥から始まります。
しばらく行くと急な登りが始まります。
登りきると水平な歩きやすい道で、しばらく行くと壁側にワイヤーが張られている岩壁を削った道が始まります。
堰堤の中を通る時と、素掘りの150mトンネルを通るときヘッドランプが必要です。
水が溜まっていて防水の靴が必要です(他に何ヵ所も流れの中を渡る所があります)。
欅平の駅のアナウンスが下の方から聞こえてきますが、まだ小一時間かかります。
この時点で予定のトロッコ電車に間に合わないことに気が付きました。
わずかな望みを掛けて急いで降りたのですが間に合いませんでした。
最後に急な下り坂を降りると欅平の駅の真横に出ます。
人が20人くらい並んでいたので、切符が買えないと焦ったのですが、それは女子トイレの並びでチケット売り場は待ち無しでした。
宇奈月温泉では富山地方鉄道の駅まで徒歩15分とあったので、タクシーで魚津に向かえばJRに間に合うかもとタクシーに乗ろうとしたら駅前にタクシーはいません。
適当に歩いていくと、地方鉄道の駅はすぐそば(5分かかりません)。
そのすぐ先にあるタクシー会社には車も人もいません。
諦めて、1本後の電車に乗りました。
思ったより本数が出ているので、新魚津とJRの駅が近ければ(地下通路で繋がっていると書いてある)ギリギリJRに間に合うかもしれません。
運転手さんに何処から降りると出口に一番近いか教わり(一番後ろです)ダッシュしたのですが間に合いませんでした。
駅に入る時にすれ違ったのが目指す電車でした。
諦めて時刻表を見ると特急があります。
糸魚川に停車することと、到着時間を尋ねるとなんと間に合うことが分かりました。
安心して、売店で白海老と蟹の押し寿司を買い、ゆったりした気持ちで信濃大町まで戻りました。
追記 信濃大町で駐車したのは「JA大北アプロード駐車場」で、駅まで徒歩5分くらいです。
トロッコ電車から富山地方鉄道への乗り換えは、後で調べたら1分しか無かったので走っても無理でした。一般観光客、特に団体が多いので駅中では急いで歩けません。時間に余裕をみましょう。
ここのコースタイムはなかなか厳しいです。僕は今年、甲斐駒黒戸尾根、劔岳早月尾根日帰りで2時間コースタイムより早かったので慢心してました。ここではほぼコースタイムでした。もし人が多ければかなり遅くなると思われます。
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