[飛騨の名峰]笠ヶ岳 下山後はロープウェイ 【おまけ】11/17飛騨
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,232m
- 下り
- 2,175m
コースタイム
5:04笠新道口
7:13杓子平
8:13抜戸分岐
9:07笠ヶ岳山荘
----休憩
9:39笠ヶ岳10:11
10:21笠ヶ岳山荘10:37
11:23抜戸分岐
11:45秩父岩
12:15抜戸分岐
12:54杓子平
14:44笠新道口
15:30新穂高ロープウェイ駅
天候 | はれ→くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2013/11/2 積雪は抜戸分岐、稜線上からでした。 「ひがくの湯」ほんとうに新穂高の温泉はいいっすね。 |
写真
感想
奥飛騨新穂高に錦のじゅうたん−紅葉ピーク、「ここ近年では最高」
飛騨経済新聞2013年10月30日
http://hida.keizai.biz/headline/547/
30日にこのサイト記事を読み、鮮やかな紅葉の画像と「ここ近年では最高」。この言葉に惹かれてしまいました。今夏、雨の笠様詣でとなり、いささか残念だったことも事実。ロープウェイの“対岸”である笠ヶ岳からそのパッチワーク染めを観てみたい、という気持ちに拍車をかけたのが、lynx1218さんの槍ヶ岳山行でした。
まだ知らぬクリヤ谷よりも勝手知ったる笠新道。日も短いですし確実な線でいきました。
新穂高無料駐車場に着きました。3連休初日ですが、もうシーズンオフの趣き、間引き駐車で「2段目」に停められました。ここでの楽しみは空を見上げることです。この季節すごい星空です。準備を終えて今日も蒲田川「左俣」を行きます。ここまでくると頑なにに左俣という感じになってしまいますが、来年は右俣を行こう。
笠新道をまだ暗い中、落葉を踏みしめ黙々と登ります。落葉しきった木々を透けるように、東の空明るくなって浮かび上がってくる槍穂の山の端。そして焼岳に乗鞍さんのほうから山体が浮かび上がってきます。これがこのコースの醍醐味と申しましょうか。
杓子平に着きそう、その間近からは下を向き歩きます。到着すると「せーの」で顔を上げるといいと思います。まあ見事な笠様のご尊顔。杓子平には、というよりも稜線上までまったく積雪がありません。最晩秋はこのような感じでしょうか。夢のまた夢、抜戸岳東面BCのイメージをほんの少しだけ掴みたかっただけに少し残念。杓子平までは無積雪で、杓子平から少々の積雪、なんて都合のいいことは絶対にないのです。
そんな邪念を持ちながら1時間ほどで、稜線にぶつかりました。いつ観てもここからの笠様は大見得を切った役者の様です。西風に吹き付けられた白粉代わりの新雪が引き立てます。「よっ、飛騨屋ぁ〜」というところでしょうか。
この稜線から積雪した道を歩いていきます。遠くに白山、越中側は黒部五郎、薬師、剱、立山が当然見え、そして槍穂の連嶺をみながらのプロムナード。
「ガンバ」石は雪に隠れてしまったのだろうか?最後のパワーが出なかった。とっくに閉まっている山荘前のテラスでひと休みしてしまいました。「播隆ラーメン」むしょうに食べたくなりました。
山頂に立ちました。目的である対岸の紅葉はまだ午前中では逆光ですな…。雲が出だして、白山は既に雲の中に隠れてしまい、澄み切れば富山湾・新湊が見えるのですが、さにあらず。遠くはそのような感じですが、ここからは槍穂の絶景ですね。報われるひと時です。播隆堂にお参りして下ります。
ここまで完全貸切でしたが、山荘前で単独行の方と会いました。この方とは再度会うことになります。
今回の第二目的は、両袖を広げた笠様を見ること。抜戸分岐を双六方面へ少し歩きます。ここからはケモノのトレースのみですが、ちゃんと付いているので感心してしまいます。抜戸岳を過ぎたあたりで北鎌・西鎌尾根がついて立体的な槍ヶ岳を眺めることができます。秩父岩付近で振り返ると、両袖を広げた笠ヶ岳。その形がさらに凛々しく見えます。自分にとって新発見という感じです。そしてこの斜面は「岳人」2月号に掲載された山スキールート20のひとつ、打込谷なのです。滑ることができたら最高だろうなぁ。
抜戸分岐まで戻ると、先ほどの方と会いました。笠新道途中までご一緒させていただきました。松本の方で、槍穂からいつも笠ヶ岳を観ていて、惹かれて今回初めて登ってこられたそうです。わたしも槍ヶ岳・穂高岳を登ってみないと。いろいろとお話聞かせていただきましたが、印象に残ったのは「六百山」です。登れるのだそうです。さぞや霞沢岳よりもカブリツキで穂高の展望台なのだろう。ありがとうございました。
前回は雨でスリップしまくった笠新道、今日は難なく下りてこられました。途中4人パーティーとすれ違いました。時間的に杓子平あたりで野営したのでしょうか。新道下部、朝暗くて分からなかったけれど、紅葉終盤の趣きで、ブナの黄葉、カエデの紅葉に間に合ってよかったです。
しかし、紅葉に関してはまだ消化不良であったことも事実。
ええい、ままよ。
ロープウェイに乗ってしまいました。曇天ながらもほんとうに鮮やかな紅葉。そして笠様からご褒美をいただきました。乗る前からライブカメラで展望台からは真っ白け、というのが分かっていたのですが、展望台ではしゃいでいると(あくまでも心の中で)、夕刻気温が下がり、しだいにガスが消えてきました。笠ヶ岳、西穂高岳、槍ヶ岳が姿を現してくれました。紅葉だけでも、と乗り込んだロープウェイでしたので、思ってもいなかったことでラッキーでした。
新穂高駅に戻ってくるとすでに薄暗くなっていました。温泉は「ひがくの湯」さんにしました。季節も温泉適期になったこともあってか、いいお湯でした。新しくできた熱めの風呂もよかったです。でもなんというか残念なことにここまできて日帰りなんですよね。
ここまできたから、無謀にも高山の街へ行ってしまったために、帰りはボロボロであった。
思いつきながら充実した山行でした。
votti師匠、こんにちは。
笠ヶ岳行+α、大変お疲れ様でした。
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登った笠ヶ岳を見にその日のうちにロープウェイ乗車
9盪鎧矯
これだけを日帰りでなんて
内容の濃い一日でしたね!
師匠の笠ヶ岳を愛する気持ちがひしひしと伝わってきましたよ
飛騨沢の写真(No.26)ありがとうございます。
山ではないですが、目下私の一番好きな場所なものですから
あのへんをジグザグに…なんて登った道を懐かしく拝見しました。
写真や文章など、いつも師匠のレコには刺激を受けます。
これからもご指南方よろしくお願いします!
まあ、無理がありますわな。
温泉にゆっくりつかって、「あんきや」で飛騨牛食べて帰ってきてもよかったかも。
笠ヶ岳。4度目となると…。
来年も行くぞ!
飛騨沢のジグザグまでは分からないねさすがに。
あんなところ行くなんてどうかしてるぜ!(ブラマヨ吉田風に)
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