立山前衛・新熊野川発電所ゲートから高頭山往復
- GPS
- 03:53
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 867m
- 下り
- 865m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三枚滝分岐までは発電所の送水管管理路と共用(?)なので、よく整備されている。 三枚滝分岐から尾根に乗るまでの急坂が滑りやすく注意を要する。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
|
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感想
前週、佐久の御座山に登った(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3639701.html)けど、その後から強い寒気が流れ込み、日本の山は標高2,000 m以上は雪がある(あった)状態になってしまった。今回は志賀高原か秋山郷方面に行くつもりだったけど、雪対策がメンドーそうだったので、全く予定していなかった地元の山、高頭山に登って来た。
全く予定していなかった…と言っても「この週末に予定していなかった」だけで、高頭山じたいは以前から(20世紀のうちから)登るつもりになっていて、平成9年修正版の1:25,000地形図「千垣」が準備されていたくらいだった。結局この地形図は高頭山登山では使われず、尖山登山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1466867.html)で使われた(苦笑)。これまで高頭山に足が向かなかった理由は単純で、「ヤブが多そうで、不人気」というイメージがあったから。しかし、『ヤマレコ』ユーザーの皆さんの記事を拝見し「意外によく整備されている」ことが分かったため、ようやく登る気になった。
いつもなら夜明け前に『キャラメルハウス』(自宅)を出発することが多いけど、地元・富山の山ということもあり、町内の廃品回収にダンボールと古新聞を出し終えた8時前に『キャラメルハウス』を出発。登山口の新熊野川発電所前ゲートには9時前に到着。前述のとおり、勝手に「ヤブが多い不人気の山」と決めつけていたので、駐車スペースにすでに4台もクルマがあってビックリ! 発電所のゲートで通せんぼされてる道の北側に3台、南側に3台駐められそう。私は南側の登山口の真ン前のスペースに車を入れた。支度をしてから、9:01に登山開始。登山口からいきなり工事現場の足場を使った階段があったけど、その先はしっかり木やゴム(樹脂?)でステップが切られた道。すぐに鉄塔に出て、鉄塔の右側に付けられた道に入ってく。この道は(少なくとも三枚滝分岐までは)発電所の導水管の管理路を兼ねているようで、途中で発電所方面からの道と合流。急な登りが緩やかになってくると導水管No.13/15に到着。ここから導水管の管理路と並列して登山道が付けられてるようだけど、最初はそれには気付かず、延々と導水管の管理路を歩いた。途中急坂があり、導水管に沿ったコンクリートの急な階段を登る。ヤレヤレ、登り切ったゾ…と先を見ると、もっと急な階段が目の前に待ち構えてた…(汗)。2つ目の急な階段を上り切ったところでようやく管理路とは別に登山道があることに気づいたけど、そのままコンクリートの管理路を上る。やがて地形図にあるとおり、登山道は導水管の上を跨いで三枚滝のほうに逸れていく。この導水管を跨ぐ箇所で登山道に復帰し、三枚滝のほうへ進む。
三枚滝への道も、実は発電所の管理路。三枚滝のほうには取水口があるので、そこへのアクセス路。三枚滝分岐には標識があるけど、パッと見「←→」にみえる。しかし、よくみると右向きの矢印は消してあるので、ここは左折と見当がつく。間違って三枚滝に行かないよう注意が必要だ(苦笑)。三枚滝分岐からは鬱蒼とした林のなかの急坂で、足場も湿気が多くて滑りやすい。尾根の上に乗って傾斜が緩むまでは注意が必要だ。ここで早くも下山中の登山者とすれ違った。クルマは4台あったからあと3組居ることになる。このほぼ視界も無い林のなかで登山口から1時間が経過。朝の冷え込みで着込んでたため、これだけ晴れると暑くなって来たので、座るだけのスペースがある場所で休憩を取り、ウール入りの長袖を脱いだ。休憩を終えてから行動を再開すると、後方からラジオの音が聞こえ始める。後ろから物凄いスピードで男性登山者が登ってくる。とてもこのペースには付き合えないので、先に行ってもらった。その後で、高齢の男性登山者とすれ違い、なおも登ってく。高度が上がったせいか、ササが多くなって来て、視界がいくらか復活したため、前ほどの窮屈さは感じない。さらに登山者1人とすれ違った。
頂上が近づいてくると傾斜が緩くなってきて、稜線歩きのような感じになってくると、もう頂上に行ってきたのか、例の物凄いスピードの登山者がラジオを鳴らしながら下りてきて、その後ろから男女ペアの登山者が下りてきた。計算上全ての登山者とすれ違ったことになり、これより上には誰も居ないハズ。もう少しで頂上だ!…という感じになってから、一旦少し下っての登り返しがある。林のなかに切り開きがあり、頂上?…と思って覗き込むとそこには三角点があった。さらに少し進んだ先に鎮座する高頭山の標識に11:08に到着。計算どおり他の登山者の姿は無く、木々に囲まれ全く展望の効かない頂上。ここで弁当を食べて、15分休んでから下山にかかった。
送水管を跨ぐ所に12:18に到着。上りでは気づかなかったけど、この場所からは立山連峰の一角の雪を頂いた高峰がみえた。コンクリートの送水管管理路を下って面白いように高度を下げていく。「No.13/15」で送水管と別れ、登山道を下り、12:55に登山口に戻った。クルマは私のモノしか残っていないハズなのに2台も残ってるのは、きっと2組の登山者は三枚滝に行かれてるんだろう。
(本来の登山道ではないが)コンクリートの導水管管理路は歩きやすいわ、登山者はそれなりに居るわ…「ヤブが多そうで、不人気」というイメージは大間違いだった(苦笑)。
登山を終えて、河内集落跡から熊野川ダムを経て西小俣への道の途中で、道路のド真ン中にカモシカが居て、こっちに気づいて逃げてった。さらに進むと、道端に動物が居たので「また、カモシカか…」と思ってたら、今度はサルだった。ここらへんは野生動物も豊富です(苦笑)。
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